トリクルダウン理論とは一体なんだったのか?穴がありすぎてワロタ

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トリクルダウンって なんだったんですかねぇ。

トリクルダウン理論って聞いたことあります?

企業や高所得者が金融政策で豊かになると、お金が普通の人にも流れて行き、結果的に国民全体が豊かになるという理論のことです。
アベノミクスの大事なところです。

でもさ、ねぇねぇ、国民って豊かになったの??
この穴だらけな理論に私はもともと「マジで?」と思っていたのですが、案の定と言わざるを得ない結果になりました。

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トリクルダウン理論の仕組み

冒頭に書いた通り、トリクルダウンは、まずは企業等を豊かにさせるところ始まります。
例えば法人税を減税すると、大企業は純利益が増えます。

大企業がその増えた純利益で、国内の設備投資したり雇用者を増やせば、下の人にもお金が流れていき、国民全体が豊かになります。

つまり、トリクルダウンが成立するためには『利益を得た企業が国内に投資』する必要があるのです。

でもさでもさ、本当にそんなことするの??

  • 変動が激しい世の中だから、貯金するんじゃない?
  • 日本の人口は減るだけだし、外国に工場作るんじゃない?

などなど、疑問が出てくるわけです。

2012年12月の第二次安倍政権以降、日本政府は実際に法人製の引き下げを行いました。
2012年には30%だった法人税の基本税率は、25.5%、23.9%、23.4%と引き下げられました。

これで日本の経済状態は良くなったかというと、皆さんご存知の通り、全く変わらないです笑。
実際、大企業は国内より海外に投資を増やしたのでした。

今ってグローバルだもんね

今はグローバリズムの世界。
もっとも効果があるところで商品は作られ、売られていきます。

  • ヒト
  • モノ
  • カネ

の移動が自由になった今、日本企業だからといって、日本にいる必要はないんですね。
子供は減り、高齢者は増え、人口は減っていく日本。

そんな先行き不安な日本に、ガンガン投資するでしょうか?
「もっと人件費が安くて、人もたっぷりいて、製品を作ったら売れるようなところに工場作るよ」というのは企業の本音ですよね。

だってそうしないと、他の海外の企業に負けちゃうんだもん。
負けてしまったら、企業は倒産、従業員は無職・・・それだけは避けなくてはなりません。

だったら海外に投資しちゃうよね。

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まとめ

トリクルダウンってなんだったんですかね。

その辺、もっとメディアは取り上げて議論してくれないですかねぇ。
芸能人の不倫とか加計学園問題とか飽きたよ(´・ω・)

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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