駆け付け警護について簡単に理解

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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

BSフジLIVEプライムニュースより、『稲田朋美防衛相に問う 新任務・駆け付け警護』を放送してました。備忘録的に記事に残します。

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南スーダンの情勢

日本が国連平和維持活動のために自衛隊を派遣するためには、PKO参加5原則が維持されることが前提となります。

PKO参加5原則

  1. 紛争当事者間で停戦合意が成立
  2. 紛争当事者の受け入れ同意
  3. 中立的立場の厳守
  4. 原則が満たされたくなった場合の部隊の撤収
  5. 武器使用は必要な最小限のものに限られる

1の停戦が合意されたかというと、微妙なのです。7月には政府軍と反政府勢力の衝突で270人が死亡しました。10月にも計81人が死亡しています。

これで停戦合意が成立されたとは言えないと思います。

スーダンと南スーダンでは停戦合意がされています。しかし、それに反する巨大な組織ができあがったならば、合意とは見かけ上のものとなります。

駆け付け警護

駆け付け警護とは

PKOの部民職員やPKOに関わるNGO等が暴徒や難民に取り囲まれるといった危険が生じた時に自衛隊の舞台が安全を確保しつつ対応できる範囲内で応急的、一時的に警護するもの 防衛省「防衛白書」(2016年)

です。

この問題としては、政府軍が攻めてきた時です。政府軍がNGO等を攻めてきた場合、駆け付け警護を適用するのであれば、自衛隊vs政府軍となってしまいます。こうなった時に大規模な戦いが起こるのではないかと危険視されています。

日本に住んでる私たちからすれば、なんで政府軍が攻めてくるの?と思うかもしれません。

しかし、荒れてる国では政府が正しいことをするとは限りません。

政府軍「俺たちは国連は嫌いだ。NGOの人たちは反政府軍に肩入れしてんじゃないの?反政府軍をPKOがかくまってんじゃないの?」

という考え方だってあるのです。

ある意味、駆け付け警護があるからこそ、NGOの人たちは危険にさらされるわけです。だって、武器を持った人がNGOの職員を守ろうとするわけですよね。平和維持活動のためにNGOの人たちは武器を所持していないのに、それに反して武器を持った自衛隊員が守りにくるって、気持ちはわかりますけど、何か矛盾してますよね。と言っても綺麗事だけじゃダメだしね。難しい・・・。

 

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