社会保障に切り込む小泉進次郎さんがカッコイイ

社会保障改革 雑記
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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

日本が抱える時限爆弾の1つが社会保障です。とりあえず先送り先送りをやってきて政府の借金は1000兆円を突破しました。これどうするの?って話ですが、若い世代に負担が押し付けられます。これって無責任すぎやしない?と多くの人が思っていますが、誰も手をつけられない問題でした。

小泉進次郎さんがこの問題に真正面から向き合おうとしています。ほとんどの政治家が逃げてきた課題に立ち向かおうとしています。カッコイイ!

リンク→小泉進次郎ら自民若手はなぜ新しい社会保障を構想したのか

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若手議員による新たな社会保障改革案

小泉進次郎衆院議員ら自民党の若手議員たちが新たな社会保障改革案を発表した。2020年以降を見据え、これからの人生を100年と想定したうえで、新しい社会保険や年金の制度を構想した。議論を担ったのは30代を中心とした若手議員20人で、9カ月、約50時間をかけて議論し、まとめたのだという。

若手議員の動きに注目ですね。この改革案の主な柱は3つだそうで、以下になります。

  1. 正社員と非正規雇用を問わない「勤労者皆社会保険制度」の創設
  2. 人生100年型年金(年金受給年齢の柔軟化)
  3. 健康ゴールド免許(自助を促す自己負担割合の設定)

詳しく見ると、

1つ目は、「勤労者皆社会保険制度」。正社員と非正規を分けず、厚生年金、健康保険に加入するというもので、低所得の勤労者は社会保険料を免除・軽減する仕組みも取り入れた。財源は社会保険における労使の配分の見直しにより、事業主と高所得者が応分の負担をするとした。
2つ目には、年金を「人生100年型年金」として、年金保険料を70歳以上(現状は70歳未満)でも納められるように拡大。その一方で、現在65歳となっている受給開始年齢を希望によって70歳、75歳と引き上げられる柔軟性を取り入れる。
そして3つ目は「健康ゴールド免許」で、健康管理(定期検診、保健指導、禁煙など)に努力した人は「ゴールド免許」をもらえ、自己負担割合が一部下がるという仕組みだ。また、湿布薬やうがい薬といった医薬品の中でも重要度の低いものは公的保険の対象から外す。その分、重い医療や真に必要な薬剤を手厚くするという方針をとった。

健康ゴールド免許って今すぐやるべきだと思います。だって歯を全く磨かない人が、めちゃめちゃ虫歯になりました。だから3割負担で治療を受けますって・・・オイオイ。

お菓子が大好きでお菓子ばかり食べてたら糖尿病になりました。3割負担で治療受けますって・・・オイオイ。

お酒が好きでお酒ばかり飲んでたら腎臓が悪くなり、人工透析が必要になりました。高額医療負担を受けますって・・・オイオイ。

ちょっとは健康に気をつけようぜ!って話ですよね。これからは健康に気をつけている人には優遇しますってはの当然の流れだと思います。

若い世代にはお金は払えないが、高齢者には・・・

この小委員会が誕生したのは、理由があるそうです。

小泉進次郎衆院議員(以下、小泉):きっかけは昨年12月、官邸側から「一億総活躍社会」の緊急対策で、低年金受給者の高齢者に3万円を臨時給付するという案が出てきたことでした。高齢化していく日本では子育てなど若い世代の後押しをしなければならない。ちょうど待機児童の問題が出ていた時期でしたが、政府は若い世代向けにはお金がないと言い続けてきた。にもかかわらず、突然高齢者に3万円給付という話がポンと出てきた。補正予算と本予算で4000億円。若者にお金がないと言っていたのに、これはおかしいでしょうと。

高齢者は選挙に行く割合が高いってことで、高齢者優遇にしておけば、党としては安心して選挙に勝つことができます。ということで、若者より年寄りを優遇しよう!という風潮があります。

若者はどうせ選挙に来ないんだから、優遇したってねー・・・。

この流れを変えるために若者も選挙に行こうぜ!っていうのが最近の流れです。これは選挙に行かない若者にとっては説得力のある言葉だと思います。

でも、私のように選挙に行く若者からしたら、「何この政策?バカじゃないの?政治家ってアホなの?」と思わずにはいられません。

年寄りを優遇すれば確かに選挙に有利かもしれません。でも、選挙に行ってる若者側からしたら「見放されてる」っていう感覚を持ってないのでしょうか?気になりますね。

社会保障ってそもそも高齢者のためのもの?

日本の政治を見ていれば、社会保障って高齢者のためのものというイメージがつきそうです。でも、そうじゃないですよね。社会保障って本当に困っている人のための制度です。

まぁ、本当に困っている人って?困るって何?という永遠に解決しそうにないテーマを含んでいますが・・・。

小泉:自民党が行っている社会保障がどんなものかを確認したうえで、われわれの世代がやるべき社会保障とは何かを考えた。端的に言えば、それはバラマキではない。そこで根本的な議論をした。そもそも医療や年金において、年齢で区切っている今の制度は正しいのかと。年金の受給開始年齢は65歳、医療では1割負担になるのが後期高齢者医療制度で75歳と決まっている。年齢だけで社会保障の保険料の負担水準や自己負担割合が変わるわけです。でも、この区切り方のままでよいのだろうかと疑った。なぜなら、高齢でも元気な人はいるし、逆に、若くても困っている人はいる。低年金の高齢者もいますが、富裕層の高齢者もいる。要するに、年齢にかかわらず、真に困っている人が受け取るべきというのが、私らの目指す社会保障ではないかと。

当然のことだよね。

年金なんてのは50年以上前に作られた制度。その頃の日本の平均寿命は60歳くらいだったんだから、平均寿命より長生きした人には国から補助がありますよ〜的なものでした。

でも今の平均寿命は80は軽く超えてますし、これからは医療の発達で100歳が普通になるんじゃないかとも言われています。古くなった臓器を人工臓器に変えることができれば、普通に到達しそうな年齢な気がします。(脳は無理だから、みんなボケながら100歳になってるかもしれませんが)

昔作られた制度にいつまでしがみついてんの?

変化が激しい時代なんだから、制度も時代にあったものに変えていかないとねと思うのは私だけじゃないはずです。

小泉:年金は年金、医療は医療、介護は介護、子育ては子育てと縦割りで切り分けた議論ではない。全体がつながって一人ひとりの人生を支える社会保障を考えようと。

年金制度を変えて行こうと思えば、医療制度も変えなければならないし、それは介護にもつながり、子育てにもつながります。

どれか1つを解決するってのは無理で、全てが連動しています。ミクロに見るのではなく、マクロに見ることが大切です。

 

 

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