安倍首相が強行した学校の一斉休校。メリット・デメリットの判断で意見が分かれるところですが、橋下徹さんはこれに「賛成」とのこと。その理由について、こちらの動画でしゃべっておられます(#61 ゲストに乙武洋匡さんを迎えてコロナ対策の休校など熱論)↓

感染を止めるのではなくピークを抑える
感染症対策で重要なことは「感染を止めるのではなく、感染のピークを抑えること」だと、橋下さんは言います。感染を0にすることは、そもそも無理な話ですからね。
それで、感染症対策では、一気に感染が広がるのを防ぐことが重要です。なぜかというと、一気に増えると医療体制が追いつかなくなるからです。表現は悪いですが「なだからに感染させる」、ということが被害を最小限にするための方法なのです。じゃあ『なだらかに感染させる』ためにはどうしたらいいかと言うと、人の移動を制限することが肝心らしいです。
橋下さんが一斉休校を支持するもう1つの理由は、自身の経験からです。橋下さんが知事時代に新型インフルエンザがはやりました。そのとき、大阪府内で『2例目』が出た時に、休校の指令をかけたそうです。それが本当に正しい決断かどうかは分からないけれど、橋下さんは決断しました。
3年後、その決断が正しいかどうかの検証がされます。全国と大阪を比べたときに、明らかに大阪の感染率は低かったそうです。
とても勉強になる動画でした。
一斉休校は子供を守るためではない!国のために犠牲になってもらうもの。イベント自粛はイベント参加者を守るためではない。イベント参加者に犠牲になってもらうもの。それと同じ! https://t.co/2wIJgOU4kv
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 29, 2020
https://t.co/pRKKFWQNV2
学校の一斉休校も学校内の感染を止めるためのものではない。だから学校内にはまだ感染がないからというのは一斉休校を否定する理由にならない。学校現場だけの視点ではなく国全体のマクロの視点で感染のピークをなだらかにし、感染者すなわち抗体保有者をじわっと増やす措置。— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 28, 2020
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