新型コロナウィルスが猛威を奮っております。でもアジア系は感染にしても、死亡者にしても欧米圏と比べて圧倒的に低いです。欧米圏では都市封鎖が騒がれていますが、日本なんかはまだまだゆるゆるで、大学生がふつうに卒業旅行に行って帰ってきて、無自覚のままウィルスを保有していたりします。
【表面化した大学生の感染拡大】
卒業旅行や祝賀会に参加した京都産業大の学生らで相次いで確認された新型コロナウイルスの感染拡大は、クラスター発生に神経をとがらせてきた大学関係者に衝撃を与えました。https://t.co/br74jUwn6x— 産経ニュース (@Sankei_news) March 30, 2020
日本はなぜ感染者が爆発的に増えないんだ!という問いに対して、もしかして、「抗体持ってるんじゃね?」みたいな仮説が出ていて興味深かったです。
新型コロナウィルスはいつからあったのか?
2020/03/31で調べた各国の感染者数などはこちら↓

https://www.worldometers.info/coronavirus/
- アメリカ
- イタリア
- スペイン
- フランス
- イラン
は際立っていますね。
で、中国の合計死者数も多いのですけれど、新型コロナウィルス発祥の地とされているくせに少ないわけですよ。(中国のデータが正確かどうかはおいておいて)
最初の国ですから、対応も迅速にできなかったくせにです。
日本を見てみますと↓
感染者上位の国から比べると、日本や韓国は全然少ないです。ダイヤモンドプリンセス号で、(言い方は悪いですが)ウィルスを培養していたのにこの少なさです。当時は各国から日本の対応の悪さをバッシングされていたのに。そして発祥地とされている中国に近いのにです。
日本人は
- 靴を脱ぐ文化がある!
- 息をたくさん吐く言語ではない!
- 電車の中でスマホばっかりいじってる!
みたいな理由が重なって感染率を抑えられている、なんて言われております。確かにそれもあるでしょう。でもそれでも感染者が少なすぎるくない?と考えちゃいます。
で、こんな話が出てきております↓
インペリアル・カレッジはイギリスで死者が初めて出た3月上旬を感染の起点と想定しているが、オクスフォード大学は1月下旬を起点にしている。死者が出るのは、感染が始まってから1ヶ月以上後だからである。新型コロナの基本再生産数が2.25だとすると、この1ヶ月で感染が急速に拡大し、3月15日にはイギリス国民の50~60%が免疫をもっている計算になる。
引用:http://agora-web.jp/archives/2045060.html
もう「体の中に抗体ができてるんじゃね?」という話ですね。それを調べるためにイギリス政府は350万個の抗体キットを用意しました。抗体を持っていれば、自粛もそこまで必要なくなり、経済を回復させやすいのですね。イギリスのこの迅速な対応はすげーです。
イギリスが新型コロナウイルスの抗体検査キットをインターネットで販売すべく350万個用意したというニュース。日本でも早急に売り出した方がいい。抗体+の人で元気な人は免疫ができているのでもはや感染しないし、他人にうつすこともないです(治りかけの人で感染力があって抗体+の人もいますが極稀)
— 池田清彦 (@IkedaKiyohiko) March 27, 2020
PCR検査と抗体キットの違いについてはこちら↓
新型コロナウイルスのPCR検査は、鼻腔(びくう)や喉を綿棒でこすって採取した粘液を使ってウイルスの有無を検査する。粘液の採取は専門家が行う必要があり、感染の危険を伴う。これに対して抗体検査は指などから少量の血液を採取する。自分でも採血はできるので感染の危険は少ない。
PCR検査は、今この瞬間に体内にウイルスがあるかどうかを調べる。このため、今この瞬間に他人にうつしやすいかどうかはわかるが、過去にかかったどうかはわからない。これに対して、抗体検査は、症状が発生してから数日しないと陽性にならないが、症状がない場合であってもいったん感染すると陽性になるので、過去にかかったかどうかがわかる。
引用:https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0553.html
で、もっと言えば、新型コロナウィルスってもっと昔に登場していたんじゃない?という話があったりします。中国で最初に発見されたってだけで、ウィルス自体はもっと前からあった可能性があるのですね。
たとえば、昨年の秋からイタリアでは似たような症状があったそうな↓
疫学の専門家の間では、新型コロナウイルスによる肺炎に似た症状がイタリアで昨年秋から確認されており、欧州での感染がもっと早く始まっていたとの見方がある。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASN3V324QN3VUHBI009.html
新型コロナウィルスは、もっと昔から地球上に存在していた可能性があるのですね。
日本の話に戻ると、こちらの記事でも書きましたが日本では毎年10万人の方が肺炎で亡くなっております。
>新型コロナウィルスについて一般人でも知っておきたい情報を調べてまとめてみた
「高齢者は肺炎で亡くなるもんよね」となっていただけで、もしかしたらそのうちの何人かは新型コロナウィルスで亡くなっていたかもなのです。そこでウィルスが拡散されていて、日本人はすでに抗体を持っている可能性だってあるのですね。欧米諸国と比べてこれほど感染が低い理由を考えていくと・・・すでに抗体を持っている仮説でスッキリとしてしまいます。新型コロナウィルスはアジア系にかなり昔から存在していたかもなのですね。(そもそも遺伝子解析の結果、SARSに似てるって言われてますし、SARSが変異したものなのかも)
ということで、日本人こそが抗体検査をするべきなのではないでしょうか。すでに集団免疫を獲得できているのであれば、そこまで強い自粛は必要ありません。経済活動を止めなくていいのです。経済活動を止めた結果、失業からの自殺率増加の方が怖いのですよ。
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