橋下徹さんと玉木雄一郎さんのやりとりがおもしろかったのでメモ。
#67 ゲストに国民民主党代表の玉木雄一郎氏を迎えてコロナ対応への疑問をぶつける!
コロナウィルス対策としての『10万円給付』でお二方の意見が食い違っておりました。
二人の考えて一致しているのは、「迅速に配るための一律給付はOK」というところです。二人ともここは同意しています。
で、橋下さんは、
- コロナウィルスの影響を受けない政治家や公務員やお金持ちの人は、受け取らないでくださいということを政府がメッセージしていくべきだ
と考えています。そもそも一律給付の前は、低所得者向けに30万円の給付を考えていました。ですからコロナ対策のベースにある考えは、『困っている人向け』なのですね。だから橋下さんとしては、困っていない人は受け取らないでもらって、余った分は困っている人にさらに給付できるようにしていこうぜ!とのお考えです。困っている人に向けて、2回、3回と給付するのが「政府がやるべきことだよね」とのことです。
対して玉木さんは、
- みんな受け取って使っていけばいい。困っている人にはさらに政府が国債を発行すればいいんだ
とのことでした。橋下さんの「政府がメッセージをしていくべきだ」との考えについては、全然理解していませんでした。
で、この2人の話を聞いて、私的には橋下さん派です。政府はもっとメッセージを強くしていくべきでしょう。「困っている人に多く配りたいので、生活に余裕のある方は受け取らないでください。」というメッセージを強く発言していけばいいだけです。なぜ玉木さんがこれに理解を示さないのかが、理解不能でした。
あと、玉木さんは困っている人向けに追加に国債を発行すればいいというわけですけれど、そんなのできるの?という話なのです。もっと簡単に国債を発行できるのであれば、30万円給付にしろ、一律10万円給付にしろ、もっと早くにできたはずです。困っている人に向けて国債をさらに発行できるという保証がないのであれば、橋下さんの考えに賛成なのです。野党の悪いところなのか、どうも地に足がついていない政策を掲げますよね😅
ちなみに橋下さんは公務員はお金を受け取るな!というわけではなくて、現場でガシガシ働いている人には別に特別手当をあげればいいだけとのお考えです。
感染のリスクの中で奔走している現場の公務員たちには、たっぷりと特別手当を支給すればいいだけ。それ以外の公務員は給料もボーナスも満額支給で生活は安泰なんだから10万円給付なんて要らんやろ。議員は特に要らんやろ!
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
https://t.co/I54tdCwSD6
➡議員・公務員・生活に困っていない人が受け取らなかったことによって余った予算は、申請者に「2度目の」配分をするというルールを作ればよかっただけ。12兆円のお金を使うのに政府や国会議員に明確な意図がない。地元での消費とか寄付とか政治的意図があいまいになった— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 24, 2020
もともとこの10万円の給付は、生活に困っている人への緊急補償。だけど事前に全国民の収入状況・生活状況を確認することは時間がかかるので、スピード重視で全国民(全世帯)に申請書を一律配布しただけ。 https://t.co/BX5orp6S0L
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 23, 2020
この10万円は生活保障。給料、ボーナスがびた一文減らないことが確実な人には給付する必要はありません。生活保護受給権者も。スピード実務のために全世帯に申請用紙を配布するにしても、受給禁止とルール設定するのが政治の役割。高額所得者には税で事後的に回収すればいい。 https://t.co/eqXGcypS3J
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
支援策を列挙して満足している国会議員たちよ!現場に出て現実を確認せよ!雇用調整助成金の窓口も融資の窓口もパンク状態やぞ!数千万円の収入が保障され、事務所家賃も秘書人件費も100%税金で保障される中、家でのゆったりしたライフスタイルを自慢げにツイートしている場合じゃない。現場に出向け!
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 21, 2020
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