生まれた瞬間借金800万円からのスタート!?

国民一人あたり800万円の借金という嘘政治・経済
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「子どもにツケを回すな!」というのが耳タコな言葉として出回っているようですが、実際にはなんの対策もされてないように思います。
年金暮らしの人は相変わらず長生きすることだけを目的として、医療費が1割負担だからと病院に通いまくっています。
介護保険料払ったんだから行かなきゃ損ってことで、デイケアなんてのも行きたがる現実があります。

まぁ別に良いんじゃないと思うのですが、そういう人たちは「子どもにツケを回すな!」なんて言わないでくださいね。
そもそもの話ですが「ツケを回すな!」ってことですから、子どもの借金ではなく、本来は大人の借金なのです。

それでもなぜか「国民1人あたり800万円の借金」なんて言葉が言われています・・・。
というかそもそも借金なんていつ作ったんだ?、疑問に思いませんか?
今回はそんなお話。

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国民1人あたり800万の借金という嘘

国民1人あたり800万円の借金という数字はどこから出てきたのでしょうか?

2013年に国の借金が初めて1000兆円を超えました。
この数字を日本人口で割ると、だいたい国民1人あたり800万円という数字がでてきます。

これを返済するために『増税』なんて話が出てきましたが、増税したら子どもにツケを回さないというよりは、痛み分けじゃんと思うのは私だけじゃないはず。

国から国民へのすり替わり

これも前提の話なのですが、国の借金を1000兆円にしたのは『国(政府)』なのです。
だから、国(政府)の借金を国民で割る必要はあるのでしょうか?

高度経済成長で日本人の生活は豊かになりました。
買いたいものも買えると、だんだんと懐に余裕が出てきて『貯金』をするようになりました。
つまりお金が余ってきたのです。(日本の家電や車の輸出というのは外国の企業を倒産させるくらいの勢いでしたからね。それくらいすごかったのです。)

余ってきたお金を国民は銀行に預金し、そのお金で銀行が国債を買うのです。
銀行という仲介役がいるのですが、結果的には国民が国(政府)にお金を貸しているのです。

このお金が2013年に1000兆円を超えたのです。
わかります?

国民が国(政府)に貸したお金が1000兆円なんです。
それをなぜか国民1人あたり800万円の借金と言われてるのです。

政府と呼ばれる返済能力が無い組織

普通に考えたらこの1000兆円は国民に返ってきて良いのです。
しかし、貸した人が悪かった・・・
国(政府)はこの1000兆円を使いきっているのです。

政府「使っちゃた(1000兆円)。テヘッ」
国民「仕方がない子だな〜。」

みたいな状態なんですね。
こんな莫大なお金返ってくるわけがありません。

そこで、子どもたちから800万円ぶん取れば、親世代には800万円返せるという結論に至ったのです。
そして子どもたちの子どもから800万円ぶん取れば、子どもの世代には800万円返し、その子どもたちの・・・・・という繰り返しになるのです。

「子どもたちから800万円ぶん取るのが嫌ならば増税に賛成しなさい!」という超一方的な論理が展開されました。

やっぱり変ですよね。
貸したお金なのに、それは返ってこず、その貸したお金に利子つけてそれまで国(政府)に献上しようぜ!ってなわけ。

どこへ行った1000兆円

困ったら国債発行ということで積もりに積もった金額1000兆円
いったいそれは何に使われたのでしょうか。

もちろん大部分は国民の生活に役立つとされているものに使われました。
しかし、ある一部分は無意味な補助金とか官僚の天下り資金に使われています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では『国民一人あたり800万円の借金』についての事実を書いてきました。

国民1人あたり800万円の借金という言葉は嘘で、本来なら返ってくるものです。
政府とマスメディアの巧妙な仕掛けによって、シンプルではなく複雑化され国民が騙されている状態なんですね。

私たちは何を信じたらいいの?

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。