『未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか』を読んで

未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか本の感想
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大野和基氏の『未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか』を読みました。

  • 銃・病原菌・鉄の著者、ジャレド・ダイアモンド先生
  • サピエンス全史・ホモデウスの著者、ユヴァル・ノア・ハラリ先生
  • ワークシフト・ライフシフトの著者、リンダ・グラットン先生

のインタビュー形式の内容でして、まぁエッセンスが詰め込まれていること。読みやすいし、分かりやすいし、エッセンスが詰め込まれているしで、忙しい人には最適の1冊なのではないでしょうか。

気になったところをメモしていきます“φ(・ω・。*)カキカキ

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ジャレド・ダイアモンド先生のメモ

まずはジャレド・ダイアモンド先生から。

高齢者を活用せよ

日本の人口減少については「別に問題なくね?」という考えでした。というのも「高齢者が働けばいいやん」ということだからです。

 

日本では定年退職がありますが、アメリカではありません。アメリカでもかつては定年退職がありましたが、雇用における年齢差別禁止法(ADEA)が制定された1960年代に廃止されたそうです。

 

1960年代にそういうことが議論されていたなんて、さすが移民国家であり、多様性を認めている国です。

 

人口減少についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓↓↓

日本の人口減少がヤバイ?いやそもそも人口多すぎなのでは?
初の人口減少で日本がヤバイなんて言われています。これが日本沈没の前兆であるなんてマスメディアが報道していたりしますが、果...

格差がもたらす3つの脅威

これからの格差がもたらす脅威には3つの種類があるとのこと。

  1. 貧しい国の病気が裕福な国も簡単に広がる
  2. 貧しい国の人が富める国をうらやむテロリズム
  3. 他国への移住が止められないこと

3つ目が面白いですね。「この国やばいんだから、裕福な国に行こうぜ!」ということです。移動の自由が簡単になりましたから、引越し感覚で国を移動する人も出てくるかと。翻訳アプリもグーグルさんに任せておけば安心ですし。

ユヴァル・ノア・ハラリ先生のメモ

続いてユヴァル・ノア・ハラリ先生について。

虚構を利用せよ

ユヴァル・ノア・ハラリ先生はサピエンス全史で“虚構”について書いておりました。

虚構とは私たちが何気なく信じている実態のないものになります。

  • 国家
  • お金
  • 会社
  • ブランド

なのがそうですね。

 

例えば「会社のため!」とか言って、私たちはブラック労働者になったりします。でも会社なんて所詮は虚構であって、自分を傷つけてまで守り続けるものではないんですな。

役立たず階級の大量発生

AIやロボットの出現により、経済的な視点からは価値がない役立たず階級が大量に発生するとのことです。

現に軍事分野ではそうなっていて、今日の軍隊では高度な兵士とドローンやロボット、サイバー攻撃に精通したテクノロジストが必要になっており、どんどんと自動化が進んでいます。

AIやロボットに代替されない能力

よく言われているように、これから必要な能力はAIロボットに代替されない能力です。しかしそんな能力があるのかどうかはまだわかっていないし、存在するのかどうかすら不明とのことです。

ベーシックインカムの3つの問題

役立たず階級が出現するなら、その人たちを養うという意味でベーシックインカムに注目せざるを得ません。ここに3つの問題点があると指摘します。

  1. だれが基準の金額を決めるの?国民はすぐに不満を感じるようになる
  2. 他国の労働者にもお金を払うのか?
  3. 働かなくていい人生に生きる意味はあるのか?という哲学的な問題

リンダ・グラットン先生のメモ

続いて、リンダ・グラットン先生について。

これから必要な資産とは?

人生100年時代。60歳で定年という時代は終わりました。だったらどうするべきなのか?

 

→もっと長い期間働けるようにする

 

しかありません。そのために必要な資産が3つあります。

  • 生産性資産:仕事を成功させるための資産→人間関係が大切
  • 活力資産:肉体的・精神的を良好にしておくこと→人間関係が大切
  • 変身資産:変化に柔軟に適応すること→人間関係が影響する

この3つの資産は無形資産になります。今までの人生では有形資産(カネ・イエ・トチなど)が大切とされていましたが、これからは無形資産の方が大切になるということです。

 

無形資産の3つの全てに影響与えてくるものが人間関係になります。多様性のあるネットワークを構築したり、異なる種類の友人を持ったりすることが大切だと指摘しています。

おわりに

さくっと読めるわりにすごく密度の濃い素晴らしい本だと思います。勉強家の方からしたら「知ってるわー」という内容だと思いますが、あまり本に触れる機会がない人にとっては多くのきっかけを与えてくれる本だと思います。ですからオススメ!!

それでは!

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