『「医療・介護産業」のタブーに斬りこむ! 日本国・不安の研究』を読んで

本の感想
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猪瀬直樹さんの『「医療・介護産業」のタブーに斬りこむ! 日本国・不安の研究』を読みました。

人生100年時代、どんどん膨らんでいく社会保障費。とくに「医療・介護分野」への対応が待ったなしの日本の課題だ。じつは、日本の「医療・介護分野」は年間55兆円の経済規模に達し、トヨタなど自動車産業にも匹敵する重要な産業なのだ。ただ、産業として意識されることが少ないため、ムダがはびこり、生産性向上の意識が生まれていない。そこで、ムダを取り、生産性向上を実現し、経営体質の強化を図れれば、きちんと利益を取れるビジネスとしてのチャンスがどんどん拡大する。日本経済の発展にもっと貢献できる。本書ではまず、ジャーナリストである著者が「医療・介護分野」のお金に関わる“知られざる真実”を、白日の下にさらす。「なぜ、医療費は高止まりなのか」「クスリはなぜ多く出てくるのか」「医者や薬剤師はどれくらい儲かっているのか」「介護費用はもっと下がらないのか」などの疑問に答えていく。一方で、「国内最大級のリハビリ病院」「高収益のグループホーム・老人介護施設」「介護予算を大幅削減させた地方自治体」「暴利を貪らない地域密着の調剤薬局」「障害者と健常者を一体で戦力化したメーカー」などを徹底取材! 成功しているビジネスモデルの、リアルな状況をルポすることで、「医療・介護分野」の関係者へ、ビジネスヒントを提案する。日本人を不安に駆り立てている「社会保障費のさらなる負担増」とは正反対のシナリオを実現させるための、社会提言書!

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読んでみると、医療・介護って問題だらけだなーという現実が見えすぎてしまい、気持ちが重たくなります。どうやってこれらの問題を是正していけばいいのか・・・利権の争いなのですよ。

 

ぼくは20代前半の頃、「政治に関心を持つ人が増えれば、投票率が上がれば、日本は徐々に変わっていくんや!」みたいに思っていました。でももう諦めています。大衆は政治になんか興味を持たないのですよ。

  • 将来のことなんかしらねぇ!
  • 子どもが大人になった頃の社会なんてしらねぇ!

みたいな人のまぁ多いこと。

 

政治は、10年後・20年後の先を見据えるのものです。でも「そんなのどうだっていい!」という人が多すぎるのですね。確かにその通りですね。10年先の自分なんて想像つきませんし。

 

政治のことを考えるより、

  • だらだらとYouTubeをみること
  • スマホのゲームをすること

のほうが楽しくて時間が潰せます。

 

結局のところ、自分の好きな情報だけを集めていくのがヒトなのですね。「政治をよくして社会をもっと素晴らしいものにしたい!」というのだって、その人がたまたま社会的なことに興味関心がでただけで、優れているとかそういうわけではありません。ヒトの興味関心なんて無数にあるんですもん。

 

でも社会的な動物として『社会にもっと関心を示さなくては!』、という熱い想いを抱いた時期はぼくにもありました。だけれども、「社会的とは政治に興味を持つことなのか?」みたいな疑問が出てきますよね。ヒトが社会的を保てる範囲って、もっと狭くて、せいぜい200人未満の村社会とかでしょう。『国家規模』というとてつもない大きさは、ヒトの社会的な範囲を超えすぎてるんです。

 

と、この本を読み終わったあとにぼんやりと思っていました。医療・介護問題の具体的な数字を知って絶望したい人に、オススメの一冊。

 

読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓

『「医療・介護産業」のタブーに斬りこむ! 日本国・不安の研究』を読んで【読書メモ】

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