『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』を読んで

本の感想
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落合陽一さんの『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』を読みました。中学生の頃に学んだ社会の知識がアップデートされました。ファクトフルネスとおなじく、眼から鱗が落ちる情報ばかりかと思います。

SDGs、GAFAM、中国、サードウェーブの世界を俯瞰しわかりやすく解説。小・中学生から大人まで、それぞれの2030年に向けてのビジョンを作るために必要なデジタル地政学の考え方とは。地図で「世界」の行方が見えてくる!

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SDGsというヨーロッパのゲームルールに世界が参加している

個人的におもしろかったのが、「SDGsというヨーロッパが得意なゲームに世界各国が参加している」というところです。SDGsのランキングを見てみると、上位に来ているのはヨーロッパの国々。つまり、そもそもSDGsはヨーロッパに有利なゲームなわけですね。

 

今の世界はヨーロッパの価値観に支配されています。ヨーロッパが植民地争奪戦を始めたのを皮切りに、日本も西洋を取り入れ西洋化し、国を強化してきました。国家やら選挙やら民主主義やらはすべてヨーロッパから持ち込まれた概念です。

 

で、これからの世界も、ヨーロッパがつくりあげた概念の『SDGs』に向かって走り続けていくことが予想されます。ルールメイキングがうまいことうまいこと。いつの間に誘導されてるんでしょう🤔

日本はヨーロピアン・デジタルを真似できるのか

ヨーロピアン・デジタルの話もおもしろかったです。

2020年代を牽引する4つのテクノロジーがあります。

  • アメリカン・デジタル
  • チャイニーズ・デジタル
  • ヨーロピアン・デジタル
  • サードウェーブ・デジタル

 

アメリカン・デジタルとチャイニーズ・デジタルはGAFAMとBATHに代表されるようなIT企業が牽引するイデオロギーです。サードウェーブ・デジタルはインドやアフリカ諸国などの『近代』を経由せずに『現代』に至った国々のイデオロギーです。

 

で、ヨーロピアン・デジタルとは、伝統と文化を背景にしたヨーロッパだからこそのイデオロギーです。落合さんは、日本が真似るべきイデオロギーはここだと指摘しております。日本もヨーロッパと同じく独自の文化があります。これにデジタル的な価値を組み合わせればいいわけです。残念ながら今は日本は失敗していますけれど。

 

デジタルな今だからこそ、伝統や文化に新たな価値をくっつければ日本ならではのおもしろいものができるのですね。チームラボの猪子さんがやりたいのもこういうことなのかも、と思いました。

 

読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓

2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望【読書メモ】

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