【読書メモ:DEEP WORK】1日に1時間は深い集中力を!

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ジョージタウン大学准教授、カル・ニューポートさんの『DEEP WORK 大事なことに集中する』を読みましたので、いつものごとく気になったところをメモしていきます“φ(・ω・。*)カキカキ

ちなみに、著者は『Study Hacks』というブログを運営しており、そこに生産性アップの方法も書いているらしいので、英語の読める方は参考にしてみてください。私は読んでいません笑

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集中するための環境を作るしかないね。#読書 #DEEPWORK #カルニューポート #仕事効率アップ

福山和寿さん(@fukuyama_kazutoshi)がシェアした投稿 –

DEEP WORKを読んで

皆さんどうでしょうか、最近仕事で深い集中をしていますでしょうか?

もしかしたら集中しなくていいような、正直に言えば誰がやってもいいような、自分がやらなくてもいいような、なんならやる必要あるの?というような簡単な仕事ばかりをこなしないでしょうか?

「そんな仕事ばかりしていたら成功できませんよ!」と言うのが著者の主張になります。成功している人の多くは、大切なことに集中して取り組んでいます

例えば、心理学者のカール・ユングはボリゲン・タワーという集中するための隠れ家をスイスのボリゲンという村に作りました。ユングはそこで午前7時に起床し、朝食を食べた後、専用のオフィスで2時間執筆活動をしました。

午後は瞑想するか周辺を長時間散歩したようです。この隠れ家には電気が引かれていないので、夜になると石油ランプで明かりを灯し、暖炉で暖かさを得て、午後10時には床についていました。

ユングはボリゲン・タワーでディープワークを行ったからこそ、20世紀でもっとも影響力のある思想家になりました。

DEEP WORK(ディープ・ワーク)とは?

ディープワークとは筆者が考えた言葉になります。

ディープ・ワーク:あなたの認識能力を限界まで高める、注意散漫のない集中した状態でなされる職業上の活動。こうした努力は、新たな価値を生み、スキルを向上させ、容易に真似ることができない。p3

有名人のディープワークの例

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは年に2度“考える週(Think Weeks)を設け、その間は引きこもり、本を読んだり大きな構想を練ったりしています。

ハリーポッターで有名な JK ローリングは、シリーズの完結編を書き上げるために苦労していました。気分を変えるためにスイートホテルにチェックインし、そこで死の秘宝を書き上げました。もともと長く滞在するつもりはなかったそうですが、執筆が捗ったそうです。

起業家でソーシャルメディアのパイオニアのピーター・シャンクマンは、自分が最も集中できる場所は高度3万フィートだということがわかりました。そこで、東京までの往復便のチケットを購入し、日本への飛行中ずっと原稿書き続け、到着したら空港ラウンジでエスプレッソを飲み、それから引き返してアメリカまで執筆活動を続けたそうです。

シャロー・ワークとは?

ディープワークの反対の意味である『シャロー・ワーク』という概念も著者は提示しています。

シャロー・ワーク:あまり知的思考を必要としない、補助的な仕事で、注意散漫な状態でなされることが多い。こうした作業はあまり新しい価値を生み出さず、誰にでも容易に再現することができる。p8

これからの時代に必要なのはディープ・ワーク

これからの時代に必要なのは、シャローワークではなく、ディープワークです。

いうまでもないことですが、これからはAIやロボットがどんどん発達してくる時代なので、「誰でもできるような仕事」は、人ではなく、AIやロボットが代替する時代になります。

だからこそ、私たちはユングが隠れ家として作った『ボリゲン・タワー』のような、深く集中できる環境を求める必要があります。

今の時代、ネットやスマホ、SNSという魅力あるものが多すぎ、意識しなかったら集中力をガンガン削られ、“集中するための能力”を失いがちなのです。

これから必要な2つ能力

筆者は「これからの時代に必要な能力が二つある」と主張します。

ひとつ目が『難しいことを素早く習得する』で、二つ目が『品質も速度も一流レベルの生産能力』になります。この二つの能力を身につける鍵となるのが「ディープワークできるかどうか」なのです。

成果を最大にする働き方=費やした時間×集中度 p38

マルチタスクはやめるべき!

“マルチタスク”はディープワークの妨げになるから、やめなさいとのことです。これについては、『SINGLE TASK(シングルタスク)』という本にも書いていました。

ミネソタ大学のビジネス教授ソフィー・ルロアは、2009年の論文『なぜ私の仕事はそれほど困難なのか』で“注意残余”の影響を紹介しています。

これはマルチタスクが及ぼす悪影響のことで、例えばタスクAからタスクBへ移行する時に、人の注意力はすぐに切り替えられません。

タスクAが気になるな気になるほど、“残余”が強くなりタスクBの成果が悪くなるということです。

軽い気持ちのメールチェックで、メールの内容に引っ張られすぎて仕事に集中できなくなる可能性があるということですから、仕事の生産性を高めたいのであればマルチタスクではなく集中して一気に仕事をやる必要があります。

つまり、ディープワークなのです。

ディープワークは幸福に繋がる

「ディープワーク?深く集中するなんてめんどくさそう!」

と思うかもしれませんが、深く集中することは、それ自体が『幸せ』を感じる行為になります。

そして、ESMの研究データ確かめられたように、フロー体験が多いほど、それだけ人生の満足度は高くなる。人間が最高の状態にあるのは、何かやりがいのあることに深く没頭しているときなのだ。p80

ESMとは、『生活サンプリング法』と呼ぶ研究手法のことで、心理学者ミハイ・チクセントミハイとリード・ラーソンがESMを使い“フロー”という概念を提唱しました。

ディープ・ワークをするために必要な2つのこと

じゃあどうやってディープワークをやればいいんだ?って話ですが、ディープワークをするためにやっておきたい2つのことがあります。

  • ルーティーン
  • 儀式

の2つになります。

ルーティーンの必要性

なぜルーティーンが必要かと言うと、習慣付けてしまえばディープワークをするために迷わなくなるからです。先ほど紹介したユングも、生活をルーティーン化し、同じような生活を続けました。

その理由は、ルーティン化することで『ディープワーク』を習慣的にしたからです。

「今日は集中して仕事しようかな?どうしようかな?」なんていう迷いは、無駄なのです笑

ディープ・ワークに取り掛かる最も容易い方法は、それを単純な一定の習慣にすることだ。言い換えれば、ディープ・ワークに取り掛かる時と場合を決めることに、“リズム”を作り出すことだ。p101

『種の起源』で有名な、チャールズ・ダーウィンも厳格なスケジュールの元に生活していました。

毎朝7時に起きて軽く散歩をし、朝食を食べた後、8時から9時半まで研究に勤しみました。その後1時間は前日の手紙に目を通り、10時から正午まで研究を続けました。

午後は、興味をそそる難題に考えをめぐらせ、熟考していたそうです。

ディープワークに入るための自分なりの儀式を作る

ルーティーンと同じようなことですが、ディープワークに入るための“自分なりの儀式”を作ってあげます。言い換えれば、仕事モードのスイッチです。

  • コーヒーを飲む
  • 軽い運動をする
  • シャワーを浴びる
  • 仕事着に着替える

などなど、自分なりのディープワークに入るための儀式を決めちゃいます。

まずは1時間のディープワークから始めよう

ディープワークは限られた時間しかできません。

1993年のアンダース・エリクソンの論文『熟練能力の習得における、意図的な練習の役割』によると、“初心者の極度の集中は一日1時間ほどが限度で、熟達者は4時間まで伸ばすことができる“そうです。

ということで、私たちはまずは1時間からディープワークを始めるべきなのです。というか、それ以上は無理ってことですね。

いきなり腕立て伏せが100回できないように、ディープワークも鍛えないと長時間は無理です(´・ω・)

しっかりと休もう!

どんなに頑張ってもディープワークできる時間は4時間までです。だから8時間とか12時間とかは集中して仕事をすることができません。

4時間しっかりと集中できるようになったら、それ以外の時間は軽い作業だったり、頭と体を休めるべきです。

シャットダウンの儀式を行おう

だらだらと仕事をしても意味がないので、ディープワークを始める前の儀式と同じように、ディープワークを終わるためのシャットダウンの儀式も作りましょう。

「今日の仕事終わり!」としても、仕事のことが頭から離れないかもしれません。このことを『ツァイガルニック効果』と呼びますが、この効果を減らすことはできます。

その方法は、“計画を立てる”ことです。紙か何かに計画を立ててしまえば、頭のモヤモヤはかなり減るので、これをシャットダウンの儀式に取り入れてみてください。

頭のモヤモヤを消し、しっかりと頭を休めることは、次の日にディープワークをするために必要ですから(`・ω・´)”

まとめ

この記事では『DEEP WORK 大事なことに集中する』についてメモしてきました。

まとめると、

「しっかりと集中しろ!」

だけになります笑

まぁこういう系の本って、だいたい同じようなことしか言ってません。昔ながらの成功法則が、科学的手法で徐々に明らかになっているだけなんですよねー。

でも、大切なことですから、手を替え品を替え、多くの人たちが「集中することは大事なんだよー」ってことを伝えてくれています。

ということで、1日1時間でいいので、一緒に集中する時間を作っていきましょー!!!

ディープ・ワークに打ち込むことは、モラル上の立場でもなく哲学上のメッセージにもない−注意を集中する能力は“価値あることを成し遂げる”スキルである、ということを実際に認識することだ。p233

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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