GDPって社会の何を表しているの?理解しにくいGDPを簡単にまとめてみた

理解しにくいGDPを分かりやすく説明! 政治・経済
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みなさんGDPとは何?

と言われてすぐ答えることができますか?
答えれたら素晴らしいです。
GDPは経済の大きさを測るための指標ですよね。
ちなみにGDPは国内総生産という意味です。
ということで、今回はGDPについて簡単に理解していきましょう!

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GDPについて理解

GDPと似た言葉にGNPやらGNIがあり、これらが余計にGDPの理解を邪魔していたりします。

GDPとGNP(GNI)の違い

GDPを理解しようと思ったらGNPやGNIという言葉が出てきてややこしい!ってなると思うのでまずはここから学びましょう。

  • GDP:国内総生産(一定期間に国内で生産された財サービスの価値の合計)
  • GNP=GNI:国民総生産(一国において一年間に生産された財貨サービスを市場価格によって評価したもの)

GNPとGNIは同じ意味ということを覚えておいてください。もともとはGNPでしたがGNIという名称に変更されたようです。
それで国内総生産(GDP)と国民総生産(GNP)の何が違うのってことですね。
これを簡単な式にすると分かりやすいと思います。

GDP=GNP−海外からの純所得

つまりGDPは国民総生産から海外で得た純所得を差し引いたものです。
これでもすんなり頭に入ってこないと思うので、もっと噛み砕いて説明すると、GDPは一年間に国全体でどれだけものが作られて売られたかってことです。
海外にものを売って得た利益+GDPがGNPになるのです。
どうでしょう?わかりました?

GDPと実質GDPの違い

実質GDPとはGDPをインフレ率で調整した数値です。

例えば、GDPが10%上がったとします。
それで、その年の物価をみると前年より7%上がっています。去年までは100円だったアイスが107円になるようなものです。
つまりGDPの増加のうち7%は物価の上昇によるものだとわかるので、実質のGDPの増加は3%ということです。

GDPやGNPにうまく反映されないもの

残念ながらGDPを見ればその国の経済状態がすべてわかるかというと、そうではありません。

例えば以下にあげるようなものはGDPにうまく反映されません。

  • 家事:市場での取引なし
  • ボランティア活動:無償奉仕
  • 中古品:新たに生産されたものではない

などなど、特に家事なんかはGDPに反映されないということは覚えておいてください。
今までは専業主婦として働いていた女性が社会進出したとします。
当然、女性が働いて価値を生産していけばGDPの増加につながります。
しかし、家庭内の事情(育児、食事、掃除など)は以前よりできなくなります。
GDPだけを見たらGDPの増加により経済が豊かになったように見えますが、家庭内はボロボロになってるかもしれません。

他の例を出すと、工場を乱立させ、どんどん製品を作っていけば当然GDPは上がります。
しかし工場によって出た被害(公害など)によってGDPはマイナスにはなりません。

さらに他の例を出すと、大規模な自然災害により大きな被害が出ると、街の修復などが必要になるためGDPが上がります。
人々は困っているのに、GDPだけを見ると経済が成長したように見えるのです。

つまりGDPはどれだけ生産して、どれだけ売れたかを見るだけの指標だと覚えておいてください。
GDPだけ見ても人々が幸せかどうかは測ることができないのです。

GDPは最終生成物だけを見ている

GDPについてもう一つ覚えておく必要があることがあります。
それはGDPは最終生成物だけを見ているといことです。
例えば、パソコンはGDPに含まれますが、パソコンに使われている部品はGDPに含まれないのです。
また、新品のものを買えばGDPは上がりますが、中古のものを売ったり買ったりしてもGDPは上がりません。

GDPで何がわかるのか?

GDPでは人々の幸福度を測ることはできないと言いましたが、GDPが高い国はやはり暮らしの質も高いです。
GDPが高いということは売るもの多いし、買うものも多いし、つまりものやサービスがたくさんあるのです。
1人あたりのGDPをみてみても、GDPが高い国の方が治安もいいし、水も空気もきれいで、安心して暮らせる傾向にあります。

端的に経済を見ようと思うなら、GDPを見るということは有用なんですねぇ。
でもそれだけじゃないってことは覚えておいてください(`・ω・´)”