終末期医療問題はどうするべきなのか?落合さんと古市さんの記事を見て

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終末期医療はお金がかかります。実費なら「どうぞどうぞ」という話で片付けられるかもしれませんが、税金がたっぷり投入されるので話がややこしくなります。

ですから、

  • お年寄りの最後にそこまでお金かけるの?どうせ治らないんだよ?
  • 日本の財政が潤っていたらいいのだけれど、財政問題がやばいよ?
  • 子どもの6人に1人は貧困状態にあるんだから、そっちにかけるべきじゃない?

などなどの話が出てくるんですな。

 

終末期医療の話について、落合陽一さんと古市憲寿さんの見解が書いてある記事が興味深かったです。

古市憲寿と落合陽一「高齢者の終末医療をうち切れ」論で曝け出した差別性と無知! 背後に財務省の入れ知恵が - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
2018年、注目を集めた男性若手論客といえば、やはり古市憲寿と落合陽一の二人だろう。古市は、テレビのコメンテーターとして...

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最後の1ヶ月の延命治療はやめればいいんじゃない?

2人の見解によりますと、最後の1ヶ月の延命治療はやめるか、実費にすればいいとのことです。合理的に考えたらそりゃそうなるでしょうな。

古市〈財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者の医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の一ヶ月。だから、高齢者に「十年早く死んでくれ」と言うわけじゃなくて、「最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい。胃ろうを作ったり、ベットでただ眠ったり、その一ヶ月は必要ないんじゃないですか、と。順番を追って説明すれば大したことない話のはずなんだけど、なかなか話が前に進まない〉

落合〈終末期医療の延命治療を保険適用外にするだけで話が終わるような気もするんですけどね。たとえば、災害時のトリアージで、黒いタグをつけられると治療してもらえないでしょう。それと同じようにあといくばくかで死んでしまうほど重度の段階になった人も同様に考える、治療をしてもらえない――というのはさすがに問題なので、保険の対象外にすれば解決するんじゃないか。延命治療をして欲しい人は自分でお金を払えばいいし、子供世代が延命を望むなら子供世代が払えばいい。こういう議論はされてきましたよね〉

まー、そう言う状態にある人が「分かった!最後の1ヶ月は延命治療やらないわ!」と言う選択ができない状況にあるので、難しいですよねぇ。医師か家族が選択しないといけないのですけれど、身内の死をそう簡単には受け入れることはできません。

ということで、早くからの延命治療の希望かどうかを取っておかないといけないですな。加えて、安楽死やら尊厳死の制度をとっとと進めるべきかと。

安楽死と尊厳死について>

安楽死は認められていく風潮にあります。以下に許可している国を列挙。

  • スイス:1942年
  • アメリカ(オレゴン州):1994年
  • オランダ:2001年
  • ベルギー:2002年
  • ルクセンブルク:2008年
  • アメリカ(ワシントン州、モンタナ州):2009年
  • アメリカ(バーモンド州):2013年
  • アメリカ(ニューメキシコ州):2014年
  • アメリカ(カリフォルニア州):2015年
  • カナダ:2016年
  • オーストラリア(ビクトリア州):2017年
  • 韓国:2017年

んで、ベルギーにいたっては子どもの安楽死も認めております。(不治の病を抱えている場合)

終末期医療費を科学的に見てみよう

さてここで津川友介さんのツイートを紹介したいと思います。終末期医療問題を考えるには外せない視点だと思います。(津川友介さんの著書、原因と結果の経済学、世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事、のどちらも超良書なのでご一読を!)

 

終末期医療費がどれくらい大きいのかはまだ決着がついていないのですな。知らなかったです。「終末期医療費は高い!」と思い込んでいただけに、危ない前提条件を自分の頭の中に作っていました。今後の調査が気になるところ。

この一連のツイートやばすぎます。こんな情報が無料で流れているのですなぁ。有用すぎる情報なので、気になるツイートがあり次第、この記事にペタペタ貼っていきます。

 

おわりに:医療費を下げるためには健康や!

医療費を下げるためには、できるだけ健康に生きることですな!個人ができるもっとも簡単な社会貢かと思っております。ということで、津川さんのこちらの本を読んで実践してもらえたら、日本はいい方向に向かうはずです。(私は本気でそう信じております)

津川さんの本を読んだ後は、私のこちらのサイトもちょこっとのぞいてみてもらえたらなと思っております。健康に生きるための情報についてまとめております。

健康情報をまとめるサイト>

それでは!

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