ジョコビッチ執念の優勝、フルセットまでもつれ込んだが王者フェデラーを倒す。ウィンブルドン2014

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フェデラーとジョコビッチの世紀の対決が始まる

とうとう始まりますね。
どちらもグランドスラムの優勝も経験あり、なおかつ決勝での戦いも経験豊富な2人が戦うので最高の決勝戦になると思います。
ここでフェデラーが勝ったら前人未到のウィンブルドン歴代最高回数である8回目の優勝がかかっています。
またジョコビッチは2013年の全豪以来、グランドスラムに3回決勝戦に出場していますが、優勝はできていません。ここはなんとしても欲しいタイトルでしょう。
楽しみです!!

第1セット

両者とも譲らぬサービスゲームのキープ試合でタイブレークになりました。
ジョコビッチってここまでサーブ力強かったかな?というくらいサーブに力がありました。ジョコビッチのサービスゲームではラブゲームキープが2回もありましたからね。
さらにフェデラーのファーストサーブに対する反応もすごく、ジョコビッチの調子は最高に良いと言えます。
タイブレークでは先にフェデラーがミニブレークしたものの、ジョコビッチがすぐに実にブレークをし,4−4になりました。次はさきにジョコビッチがミニブレークしてセットポイントを得たものの、大事なポイントでフェデラーがミニブレークし6-6にしました。
両者接戦の9-7でフェデラーがタイブレークを制しました。

第2セット

第2セットは1ゲーム目からジョコビッチが2回ブレークポイントのチャンスをつかみましたが、フェデラーがなんとかキープしました。2ゲーム目はジョコビッチが余裕のキープで、3ゲーム目でとうとうジョコビッチが先にブレイクをしました。しかし4ゲーム目ではジョコビッチのサーブの安定さが欠け、3回もデュースがあったのですが、ジョコビッチがなんとかキープしました。3-5でジョコビッチがリードのなか、ジョコビッチのサービスゲームでフェデラーがブレークチャンスをつかみました。しかしジョコビッチがなんとかキープし、第2セットはジョコビッチがとりました。
ジョコビッチのストロークは本当に素晴らしい。

第3セット

お互いキープ合戦が続き4-4でフェデラーのサービスゲームでは、サービスエース4本を決めフェデラーがキープしました。サービスエース4本連続で決めるって初めて見ました。
キープは続き5-5-の11ゲームでフェデラーのサービスゲーム、ジョコビッチがブレイクのチャンスを掴みました。しかしフェデラーはなんとかファーストサーブを決め、苦しいゲームだったのですがキープしました。フェデラーのサーブの調子が悪かったと思うと本当に恐ろしいです。ストローク戦では確実にジョコビッチに負けているので、ジョコビッチのサービスゲームではほとんどブレイクチャンスにまでもっていくことができていません。
そうして第一セットと同じようにタイブレークへ。
フェデラーのサーブから始まり2-2でジョコビッチが先にミニブレークし2-3になりました。
フェデラーのネットプレーに対してのパッシングショットがきれきれでポイントを多くとっているイメージがあります。フェデラーのネットプレーをジョコビッチは読んでいるんでしょうね。相当フェデラーを研究されたのではないのでしょうか。
4-7でタイブレークをジョコビッチが取りました。
フェデラーのミスが目立ってしまいましたね。リスクを冒さないとポイントは取れないからしかたないんですが、ストロークの鬼であるジョコビッチにポイントを取る為にはリスクが大きすぎるのかもしれません。
フェデラーのセカンドサーブで取るポイントのパーセンテージが29%とかなり低く、いかにサーブに頼っているかが分かるデータです。

第4セット

両者キープで2-1
しかし4ゲーム目、フェデラーのサービスゲームで0-40とジョコビッチに3回のブレイクチャンス。フェデラーがねばりデュースにおいつくも、ポイントを先にジョコビッチが取り、またもやブレイクチャンスが訪れました。そしてジョコビッチがブレイク成功。
ジョコビッチのバック攻めが効いてます。片手バックの性質上どうしても近年のストローカーたちには打ち負けて、すこしでも弱い玉をだしたら強打されてしまいますからね。。。
だがしかし、第5ゲームでフェデラーがすかさずブレークバックをしました。ここでブレークできなかったらジョコビッチの流れのまま終わるかもしれませんでした。
一安心したかと思いきや、またフェデラーがブレイクされてしまいました・・・。セカンドサービスでポイントが取れないのです。ファーストサーブでポイントが取れなかったらジョコビッチのストロークの餌食にされてしまうのです。
そしてジョコビッチがキープして2-5でここでジョコビッチがブレークしたらジョコビッチの優勝です。フェデラーは絶対キープのセットとなりました。
フェデラーが40-15でキープしました。そして第9ゲーム、ここでジョコビッチのサービングフォーザチャンピオンシップです。
40-30でフェデラーのブレイクバックのチャンス。フェデラーの攻めの姿勢で素晴らしいバックハンドがチャンスを生みました。そしてブレークバックを成功させました!!!
だけどまだ次のゲームでジョコビッチのブレイクのチャンスが。。。すなわちチャンピオンシップポイントが訪れました。フェデラーがなんとがしのぎデュースへ。サーブがさえなんとかキープしました。
ゲームカウント5−5でとうとう並びました。
ジョコビッチのサービスゲームでフェデラーにトリプルブレイクチャンスのがきました。
40-30までジョコビッチが粘りましたが、とうとうフェデラーがブレイクに成功。
これでセンターコートにロジャーコールがながれました。
フェデラーはキープし第4セットを取りました!!!!

第5セット

とうとうファイナルセットに突入です。
ジョコビッチのサービスゲームから始まり、まずはジョコビッチがキープ。そしてフェデラーはラブゲームキープ。つぎのジョコビッチのサービスゲームですがキープしたあと、ジョコビッチがメディカルタイムアウトを取りました。試合中に何度か転んでいたので、足に負担がかかったのでしょう。ウィンブルドンの決勝戦といえば、芝もだいぶはげているのですべりやすくなっているんですかね。しかし、昔クレーで無敵を誇っていたビョン・ボルグ選手はウィンブルドンの決勝戦では芝がはげてクレーに近くなっており戦いやすいと評しておりました。ストロークを得意とする選手に取っては都合がいいのかとも思われます。
メディカルタイムアウトでできた3分間の時間で流れがどう変わるか心配していましたが、第4ゲームでもフェデラーがラブゲームキープしました。
第5ゲームもジョコビッチがキープ。ここで試合が始まってから3時間33分。32歳のフェデラーには体力が徐々に心配になってくる時間です。
ですがジョコビッチも徐々に疲れてきており、サーブも第4セット後半から調子が悪くなりフェデラーにとってチャンスがうまれつつあります。それをちゃんとものにしてジョコビッチの流れだった試合をフェデラーが引き戻しました。
第6ゲームですがまたフェデラーがラブゲームキープをしました。
そして第7ゲーム、40-30でフェデラーにブレイクチャンスが訪れました。だけど、ジョコビッチがなんとかしのぎキープをすることができました。ジョコビッチの精神力もここにきてまた高まってきているようです。自分を鼓舞するかのような咆哮もありました。
第8ゲーム、15-40でジョコビッチに2回のブレイクチャンス。しかしフェデラーが2本しのぎデュースへ。フェデラーはここで今日10回のブレイクチャンスをしのいでいます。
次のポイントはジョコビッチが取りまたもやジョコビッチのブレイクチャンス。
しかしここでフェデラーがセカンドサーブでサーブ&ボレーをし勝負をかけポイントをとりました。この精神力なんなんでしょう。フェデラーが粘ってキープしました。ここで4-4。
第9ゲームはジョコビッチがキープし4-5になりました。
第10ゲーム、15-40でジョコビッチのチャンピオンシップポイント。フェデラーのミスでこの素晴らしい試合は終わりを告げました。
最高の試合でしたね。
フェデラーはファイナルセットは調子が良かっただけに残念でした。ラブゲームキープを3回もしたのに、ブレイクされるときはあっという間にされてしまいました。
最後までファーストサーブの調子が良ければ試合の結果は変わっていたと思います。
フェデラーもジョコビッチもおつかれさまです。最高の試合だったと思います。

フェデラーのインタビュー

フェデラー「すべてをつくしました。ファイナルに入るとは思いませんでした。ジョコビッチ選手は本当に諦めない選手ですよね。非常に運動選手の多い選手で疲れ果てます。自分のすべてを出し尽くしました。」
とインタビューで言われておりました。ファイナルセットにいけないとフェデラーは思っていたんですね。そして最後に来年会いましょうとファンにうれしい言葉をかけてくれました。どんどん歳をとり思うような勝負が出来なくなっているフェデラーにとって来年のウィンブルドンは果てしない挑戦だと思います。しかし、今日の試合を見る限り、この2年間で一番素晴らしい試合をしたと思います。こんな試合ができればまだまだ優勝は可能です。ジョコビッチ相手でなければ優勝したでしょうから。

ジョコビッチの強さ

今回のウィンブルドンの優勝でジョコビッチは世界ランキングを2位から1位への復帰を決めました。ようやくという感じですね。
ここ最近はグランドスラムの決勝に3回も進出するも3連敗という屈辱を味わっていたので、この1勝は相当嬉しいでしょう。特に今年はとても調子の良かった芝の王者に勝てたんですからね。
これまでのフェデラーとの対戦成績は18勝16敗とジョコビッチが勝ち越しているんですね。最近の試合(2011年から)では10勝5敗と大きくリードしています。2011年くらいからフェデラーの圧倒的な強さにかげりが見え始めたころですしね。
試合を見て誰もが思ったかもしれませんが、ジョコビッチのストロークの安定感がすごすぎる。攻めのフェデラーに対して、守りのジョコビッチ。フェデラーのサーブ&ボレーでフェデラーがネット際に出てきたら何度もパッシングショットで抜いていましたね。ボールのコントロールが異常にうまいです。どんな玉にも追いつき、ぶれない体幹から力強いショットを繰り出すジョコビッチに死角はないんじゃないでしょうか。今回の試合ではサーブも冴えていましたね。
正直な話、よくファイナルセットまでいけたなと思います。フェデラーもファイナルセットまで行けると思わなかったと発言してましたが、やはりそう考えてたんですね。
全体の試合の流れを見れば、ゲームを支配してたのはジョコビッチだと思います。フェデラーは何度もブレイクされそうになってましたから。フェデラーのサービスゲームでもファーストサーブが入らず、セカンドサーブでストローク戦にもちこまれたら圧倒的にジョコビッチが有利でした。というのもフェデラーの唯一の弱点であるバックハンドを徹底的に狙いまくるという戦術が効果を表していました。フェデラーもバックハンドが特に苦手ではないですが、トップ選手のコントロール、ボールの回転量、威力が揃ったボールは片手バックハンドには不利ですね。高く跳ねるボールを片手バックハンドで力を込めて返すことは物理的に不可能であり、どうしてもスライスを使うなどして守りに入ってしまう。
フェデラーの攻めのテニスを封じる戦い方であり、相当理にかなってますね。
フェデラーもどうしようもないんじゃないでしょうか?
試合を見ながらフェデラーも相当いろんなことを試していましたね。回り込んだり、前に出たり、それでもなかなかいい結果はでていませんでした。
だけど、フェデラーに攻めのテニスをさせないジョコビッチがやっぱりすごいんです。
前に出てきたフェデラーのプレッシャーをはねのけ、パッシングショットをする技術。攻めの駆け引きを巧みに考え、先にフェデラーにミスをさせるための安定したショット。どんなボールにも追いつき、自在にコントロールする強さ。
まさに世界ランキング一位にふさわしい選手です。
試合後のスピーチも感動的でした。優勝おめでとうございます。

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