就職活動の後ろ倒しとはなんだったのか。

就職活動

今年の大学生は就職活動が後ろ倒しになっていました。

どういうことかというと、去年までは就職活動が年始から開始し、面接が4月から始まるというものだったのに対して、今年からは4月から就職活動が開始し面接は8月からスタートという方針に切り替わっていたのです。

え?でも問題点が指摘されたから、来年からまた変えるって?なんやそれ。

採用活動の方針は来年見直しか!?

大学生の採用活動の面接の解禁時期を8月に後ろ倒しした指針について、経団連の榊原会長は活動が長期化したなどの問題点も指摘されていることから、実態を調査したうえで改善を求める意見が多ければ、来年見直すこともありうるという考えを明らかにしました。

参考:採用活動の指針来年見直しも 経団連会長

もともとは学業の影響を考えて、就職活動を遅めのスタートにしたのですが、就職活動の長期化が起こっており、結局学業に影響を与えているようです。

そもそも大学院の人は研究の追い込みがスタートするのが夏から秋にかけてだから、就職活動の後ろ倒しはそもそも失敗なのでは?という声も上がっていました。

どうやらその通りになったみたいです・゜・(ノД`)

就活「後ろ倒し」では、学生は勉強しない

就職活動後ろ倒しの問題点

さて、後ろ倒しにした結果なにが問題になったのかを見てみましょう。

日本の企業の採用は後ろ倒しになったけど、外資系はどうなったのだろか?

経団連加盟の大手企業は確かに後ろ倒しになりました。

しかし、経団連未加盟の外資系やIT系は経団連の要請に応じず、例年通りの採用を行いました。

さらに経団連加盟綺語でもこっそり採用をする場合もあったのです。

結局は例年通り就職活動は始まっていたのです。

つまり、就職活動の長期化ですね。

就職活動の期間を短くして学業に専念できるようにしよう!という目標だったはずですが、最悪なことに就職活動の長期化が起こってしまったのです。

卒業論文や修士論文はどうするの?

例年では6月頃に大体の人は就職活動が終わり、大学生が本来行うべき学業に専念し、その集大成として卒業論文や修士論文に取り組むことになっていました。

しかし、今年は9月,10月に大体の人が就職活動が終わるのです。

あれ?勉強や研究する時間が全然なくないですか?

精一杯時間をとったとしても半年も研究する時間がありません。

大学は既存のものを学ぶところではなく、未知のものを研究対象にしている機関です。

半年やそこらで成果が出るはずがないのです。

後ろ倒しにした結果

学会への参加者が減った。

多くの国際学会は7月から9月にかけてあるのですが(分野にもよると思いますが)、今年は学生の参加が減ったようです。

研究の素晴らしさや、技術力や、発想力をアピールする場である国際学会への参加が減ったというのは、技術大国日本としていかがなものでしょう。

 

優秀な学生は外資系に流れていった。

外資系が今まで通り採用活動を行った結果、優秀な学生は外資系にどんどん流れていった可能性があります。

それはそうですよね。

今までは外資系と内資系の大企業で比べてたはずですが、比べる選択肢がない状況だったのですから。

そのまま内定をもらって就職活動終了!という学生も多かったでしょう。

まとめ

例年通りの就職活動が正しいとは思いませんが、後ろ倒しは失敗に終わったようです。

そもそも利点があまりなさそうなのに、どうして後ろ倒しにしちゃったのでしょう。

運良く今年は景気も良く、内定率が高かったからよかったものの、もし景気が悪かったらとんでもないことになっていたでしょう。

追記

内定辞退に悩む中小企業 大手就活解禁の繰り下げ影響大

 大手企業が10月1日に来春入社予定者の内定式を控える中、中小企業で内定辞退者が相次いでいる。経団連の方針変更で今年から大手の面接解禁日が4カ月繰り下げられたあおりを受けた格好だ。兵庫県内では採用予定人数の確保を目指し、中小企業団体が10月に合同の就職説明会を急きょ開く。さらに、経団連は採用日程を見直す方針を明らかにしており、混乱は続きそうだ。(塩津あかね、中務庸子)参考 http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201509/0008427378.shtml

やっぱりと言いましょうか、予想通りになりましたね。

国内大手も中小企業も外資も一律で行動しないと、こういう問題は発生しますよね。

もう新卒一括採用なんてやめて企業側に任せてしまえばいいのではないかとも思ったりします。

 

有効求人倍率1.23倍に上昇、92年1月以来の高水準 失業率は3.4%

[東京 2日 ロイター] – 厚生労働省が2日発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.23倍と7月の1.21倍から上昇し、1992年1月以来の高水準となった。

総務省が同日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は3.4%と7月の3.3%から小幅上昇したものの、3%前半という18年ぶりの低水準で推移しており、雇用情勢は改善基調が続いている。

参考 https://newspicks.com/news/1184740/body/?ref=index

有効求人倍率は上がってるんですね。そりゃそうか、失業率も上がってるもんね。

それに、

中小企業は内定辞退された人たちの抜け穴を確保しないとだめだもんね。

まぁ求人倍率が高いって言っても業種によるんだけどねぇ。

いわゆる文系がいける一般総合職なんてのは求人倍率は高くない。

エンジニアや、建設、介護、福祉関係がやっぱり高いんだよね。

求人倍率や失業率ばっかりに目を向けるよりは、少しでも自分のスキルアッップにつながるように技術力を日々高めたほうが良い。

8月開始の採用活動 学生の8割が不満

企業の採用活動の開始が4か月遅くなったことしの就職活動のスケジュールについて、大学生の8割が「マイナスの影響が大きかった」と不満に感じていたことがインターネットのアンケート調査で分かりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151024/k10010281061000.html

8割が不満かぁ。

てことは2割の学生は希望通りの企業に内定をもらったってことかな。

 

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運営者:福山和寿

犬好きのアラサー男子。

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