フランスでは知性が評価される・・・文化の違いですね

知性を評価する 社会にしていきたい 哲学・宗教
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前回の記事に引き続き、『フランス人は10着しか服を持たない〜パリで学んだ暮らしの質を高める秘訣〜』を読んで思ったことを書こうと思います。

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教養を身につけようとするフランス

フランスでは知性が高く評価されるそうです。

この作者はフランスに留学する前のアメリカに住んでおり、テレビやゴシップ雑誌が大好きだったのですが、留学をしてからガラッと変わります。

美術館に行ったり、本を読んだり、留学生仲間と人生について語り合うようになり、文化的なものに触れるようになりました。
そしてその生活で心がデトックスされているような気持ちになり、充実感を味わっていたそうです。

難しい話をすると気取っていると言われる日本

この作者はアメリカでは哲学とかクラッシック音楽とか詩とか、知的な話題を持ち出そうとすると気取っていると思われると書いています。

これは日本もそうですよね。
バカを評価するようなテレビ番組もありましたし、そんな時代もありました。

しかし、フランスでは違います。
教養を持っていることは魅力であり、人々はあなた自身の意見を聞きたがるのです。
そしてあなたの意見が素晴らしいほど、尊敬を集めるのです。

美人なだけでは通用しない

フランスでは美人なだけでは高く評価されないようです。

知性の優れた女性は高く評価され、知性の感じられない美人よりも魅力的だと思われるのです!
これってなんだか素敵な価値観ですよね。

日本人はこの価値観をあまり持ってないような気がします。

勉強の哲学が売れてる理由

最近、千葉雅也さんの『勉強の哲学 来たるべきバカのために』という本がバカ売れしています。
こういう系の本では異例の4万部突破だとか。

この本では「キモくなってないなら、まだ勉強が足りない」というような表現がありますが、これはつまり勉強することを肯定しています。
フランスのような、知性を評価していく社会にしていこうと千葉さんが考えているような気がします。

しかし、そんな社会には急にはなりません。
だからこそ、周りからキモがられても全然OKだぜ〜!むしろキモがられてないなら勉強が足りないぜ〜!というポジティブな言葉を使っているのです。

ちなみに、この本は日本の最高峰の大学、東京大学と京都大学で売れているのだとか笑。
日本を代表する知識集団は正直な話キモいぐらいがいいですよね。

一般人の知性ではついていけないような素晴らしい知性を兼ね備えている彼らだからこそ、社会に大きな貢献ができるのです。
日本をプラスの方向に導いてくれる可能性が高い彼らには優しい言葉、「キモいって最高だよな!」って言ってあげましょう(`・ω・´)”

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