三橋貴明さんの『移民受け入れ大国』を読んで

今や世界5位 「移民受け入れ大国」日本の末路: 「移民政策のトリレンマ」が自由と安全を破壊する
スポンサーリンク

三橋貴明さんの『今や世界5位「受け入れ大国」日本の末路』を読みました。

日本ってこんなに移民を受け入れてるんだーと、気づきの多い内容でした。
気になったところを備忘録的にメモに残します。

スポンサーリンク

なぜ移民を受け入れるのか?

個人的には移民を受け入れないと、日本は労働力不足でやばいのかなぁと思っていました。
しかし、移民を受け入れてもやばいんじゃね?ってことがわかりました(´・ω・)

そもそもなぜ移民を受け入れるのだと思いますか?
それは、人件費を上げたくないからです。

だから「俺、もっと安い価格でやるよー」と外国の方が日本に来てくれたら、企業としても大助かりなんですね。
そうして、賃金の切り下げ競争が始まって企業は次々にブラック化していくのでした(´・ω・)

では、なぜ人件費を上げたくないのだと思いますか?
それは、グローバリストの投資家が自分の利益を最大化したいからです。

労働力不足を補うベストの解は『生産性向上』のための投資なのです。
例えばロボットとかAIですね。

それができてこそ初めて経済が成長するのですが、今は付け焼き刃的に人件費の抑制&長時間労働という形で経済を維持しています(´・ω・)

移民の定義

  • 国連「出生あるいは市民権のある国の外に12ヶ月以上いる人」
  • OECD「国内に1年以上滞在する外国人」

国連とOECDで違いがあるものの、移民の定義はこんな感じです。
この2つの定義を合わせて、この本では次のように移民の定義をしています。

外国人技能実習生だろうが、外国人留学生だろうが、高度外国人材だろうが、日本国内に1年以上滞在する外国人は移民である。

日本はすでに世界第5位の移民受け入れ大国

この移民の定義に従うと、日本はすでに世界第5位の移民受け入れ大国なんですって。
その数なんと・・・『24万人』になります。

「え?そんなにいるの???」

そう思わずにはいられない数でした。
もう二桁万人もいたんですね。

移民国家ではビザの制限が始まっている

  • オーストラリア(移民人口比率28.21%)
  • ニュージランド(移民人口比率22.95%)
  • シンガポール(移民人口比率45.39%)

移民国家がビザを制限し、自国民の雇用を優先する動きが始まっています。(〇〇ファーストってやつですね)

ちなみに日本の移民人口比率は1.61%と、現在は超少ない割合です。
しかし、移民をどんどん受け入れているので、この割合が増加すると思われます。

スポンサーリンク

移民を受け入れる弊害

移民をたくさん受け入れると何がやばいのか?
他の国々と比較しながら見ていきます。

スウェーデンの犯罪率

「北欧の国って福祉がしっかりしていて、安全だよね( ´∀`)」

というイメージがあるかもしれませんが、実を言うとそんなことありません(´・ω・)
外務省の『海外安全ホームページ』によると、2015年にスウェーデン国内では約150万件の犯罪が報告されています。

日本の人口はスウェーデンの約13倍ですが、日本の犯罪認知件数は150万件を下回っています。
つまり、スウェーデンは日本と比べ物にならないくらい犯罪が多いのです。

ちなみにスウェーデンは性犯罪が多く、人口10万人あたりのレイプ発生件数は世界第3位なのだとか・・・。
んで、このレイプ犯罪の77%が移民によるものだったそうです。

シンガポールはいい国なのか?

外国の企業をガンガン受け入れて急成長した国、シンガポール。
成長という言葉だけを聞くと「素晴らしい!」と思いますが、実を言うと裏の実情があるようです。

と言っても、シンガポールは移民が増え続け、移民人口比率が40%を超えているにも関わらず、治安が日本並みに良い国です。
「成長もしているし、治安もいい、なら移民を受け入れてもいいんじゃね?」と言う話になりそうですが、安全な移民国家として1つの代償を払っています。

それが『国民の自由』です。

国民の自由とは、

  • 表現の耳痛
  • 集会の自由
  • 組合結社の自由
  • 政治的自由
  • 人生の自由
  • 選択の自由

などのことです。

言語が強制される

シンガポールの公用語は次の4つがあります。

  • 英語
  • 中国語
  • マレー語
  • タミル語

です。
しかし、現実的には英語を学ばなければ職を得ることができないのです。

日本は幸いなことに移民が少ないので、『日本語』を使いさえすれば職を得ることができます。
ですが、移民が増えていき公用語が複数になると、言語にも強制力が働いてくるんですね。

階級社会がうまれる

また、小学校6年生の時に『PSLE』という試験を受け、この成績次第で人生が確定します。
その後もテストが繰り返され、勝ち抜いた子供だけが大学に行くことができるのです。

制限が多い

  • 出稼ぎメイドは6ヶ月ごとに医師の診断を受ける必要がある
  • 出稼ぎメイドが妊娠すれば国外追放
  • 飼っていいペットの数に制限
  • ガムは持ち込み禁止
  • 無許可で五人以上が集まって抗議活動を行うと逮捕

移民が多いとどうしても治安が悪くなります。
その治安を守るために、厳しい制限を課し、国の治安を守っているのがシンガポールなのです。

GDPは高いけど幸福度は低い

シンガポールの一人当たりのGDPは日本を抜き去っています。
しかし、アメリカの調査会社ギャラップが2012年に発表した日常生活の幸福度調査においては、シンガポールは148カ国中、最下位でした。

日本で移民の話になれば、「シンガポールを見習おう!」的な言葉をよく聞きますが、幸福度はあんまり高くないみたいよ?ということを知っておかなくてはなりませんね。

格差社会

ヒト・モノ・カネの移動が自由になるグローバリズムでは『格差社会』がつきものです(´・ω・)
大量に移民を受け入れているシンガポールも例外ではなく、激しい格差社会になっています。

日本より一人当たりのGDPが高いといえど、それ以上に勝ち組と負け組が別れており、それが幸福度の低下につながっているんでしょうね。

スポンサーリンク

移民政策のトリレンマ

移民を受け入れると次の2つまでは満たすことができますが、3つを満たすことができません。

  1. 移民受け入れ
  2. 安全な国家
  3. 国民の自由
  • 移民を受け入れ、安全な国家を目指そうとすると、国民の自由が失われます(シンガポールのように)。
  • 移民を受け入れ、国民の自由を保とうとすると、安全な国家ではなくなります(ヨーロッパのテロ問題)。
  • 国民の自由を保ちつつ、安全な国家を目指そうとするならば、移民を受け入れることはできません。(今の日本)

移民政策のトリレンマからは、いかなる国も逃れることはできない。わが国が今後、移民を受け入れて言った場合、日本国民は自由か安全のいずれかをあきらめなければならなくなるだろう。逆にいえば、安全で自由な国を維持したいのであれば、移民を受け入れてはならない。 p61

日本の移民受け入れ状況

日本では単純労働の外国人受け入れを公式には認めていません。
しかし、留学生や技能実習生の肩書で、低賃金の単純労働をアジア人にさせています。

今日本で働く外国人ってどれくらいだと思いますか?
108万人を超えています!(→高齢労働省 「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成28年10月末現在) http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000148933.html)

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか?
この記事では『今や世界5位「受け入れ大国」日本の末路』について気になったところについて書いてきました。

面白い本だったので、是非ともてにとって読んでみてください。
結論として、これからの日本がやらなくてはいけないことは『生産性を上げること』です。

生産性、最近よく聞く言葉ですよね。
生産性の向上なくして、日本のGDPを上げることは不可能なのでしょう。

付け焼き刃的に労働力確保のため移民を受け入れることは、低賃金争いの始まりであって、格差を広げるだけです。

それに移民を受け入れていくと

  • 犯罪率が高くなる可能性UP
  • 犯罪を抑止しようとすれば国民の自由に制限がかかる可能性UP

ということなのです。

幸いにして日本は、『日本語』という外国人からしたら難しい言語で国が統一されているため、急速な移民国家への防壁となっているみたいです。
日本語に感謝ですね〜。

もし英語が公用語になっていたら、外人だらけの国になっていたことでしょう。
日本人が英語苦手というのも、ある意味良いことなのかもしれませんね(`・ω・´)”

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

こちらの記事もどうぞ

1.アマゾンプライムがお得すぎる→【最新版】超お得なプライム会員11のメリット!デメリットあるの?


2.僕が使ってるクレジットカードとポイント還元サイト→毎日のお買い物がちょっとお得になるクレジットカードとポイント還元サイト


3.スマホ代に月々8000円はもったいないです。他のことに使いましょ!→本を買うお金がない?ちゃんと格安SIMにしてスマホ代削ってる?


4.人生の糧になったもの→オススメの本・漫画・映画・音楽・ガジェットなど


メルマガも始めたので、僕と絡みたい方はぜひご登録を!


メルマガ登録はこちら

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*