西きょうじさんのポレポレ課外授業第1課「人の言葉を聞く・読書をする・変化する」を観て

ポレポレ課外授業第1課「人の言葉を聞く・読書をする・変化する」哲学・宗教
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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

元代ゼミ講師、今は東進ハイスクール講師である西きょうじ先生の、ポレポレ課外授業第1課「人の言葉を聞く・読書をする・変化する」を観ました。とても面白い話ばかりだったので、備忘録的に記事に残します。

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受動性の大切さ

人はまずは受動することから始まります。赤ちゃんも「自分から生まれてくる」というよりは「産み落とされる」、英語でいうとbe born。

今は人の話を聞く前に「私が!俺が!」と自己を主張する人が多いのも、受動性を失った人が多いことを表しています。

思考することは受動から始まります。自分から発する前にまず受動ですね。対象をしっかりと五感で感じることから始まります。

なぜ受動性を失うのか?

現代社会では自分の体の声を聞くことを無視しています。眠たいのに仕事があるから寝ない、お腹が減ってるのにダイエットだからと食べないなど、こうしたことが徐々に体が発しているSOSのサインをわからなくさせています。

マウスの実験で、高層階と低層階でマウスを飼うと、高層階で飼うマウスは低層階で飼うマウスより凶暴性が高くなります。他にも、毎日新幹線にマウスを乗せていると、同じよに凶暴性が増します。ここでいう凶暴性とは共食いのことです。

人間とマウスを単純に比較することはできませんが、科学の進化のスピードに体がついていけていません。だから、知らず知らずのうちに、体に負荷がかかっており人間も凶暴性が増しているのかもしれません。受動性を失いやすい環境にあるのかもしれませんね。

親を絶対化できない子供は不幸

子どもの頃に親を「絶対化」できない子供は不幸だと西先生は言います。実体験からで、西先生は小さい頃に本を読みすぎて全てを相対化するようになっていたようです。なぜかというと、本を読めば自分の親よりすごい人物がたくさんいたので、その人たちと親を相対化してしまったと。

親を絶対化できなくて、親が言うことに対して「まぁそう言う意見もあるな」とか返していたそうです笑。こんな子供嫌ですよね。

なぜ本を読むのか?

「人間は生まれながらに知ることを欲している」のである。by アリストテレス

なぜ読書をするのか?と言われても、「ただ楽しいから」としか言えません。なぜゲームをするのか?と同じ問いです。

では質問を変えて、

なぜ読書は必要なのか?

小さいうちに自分と住む世界とは全然違う世界がある、という体験を得ることはとっても重要で、それを手っ取り早く疑似体験ができるのが読書です。

ネットと読書

ネットの情報は断片化された情報だけど、1冊の本ならまとまった情報を得ることができます。まずは本で特定の分野の大枠を掴み、あとはネットの情報で断片化された情報で大枠を埋めていくのが良いです。

断片化された情報だけをつなぎ合わせても、その情報を抽象化レベルまで持っていくことができないので、時代が変われは使えない情報になってしまいます。大枠の情報をつかむことで、情報を抽象化し、いつでも具体レベルにまで情報を落とすことができるようになることが大切です。

読書の種類

  1. 情報獲得のための読書
  2. 自己形成のための読書

読書によって全く違う読み方があります。情報獲得のための読書であれば、本を道具と割り切り、欲しい情報だけを求めて読めばOKです。

自己形成のための読書は、飛ばし読みなんかダメでじっくりゆっくり読んでください。自己形成のための読書は文字どおり自分の血肉にする必要があります。1日2ぺージしか読めなくたっていいので、1行1行丁寧に読みましょう。

 

備忘録的にパラパラとまとめたので、汚い文章・・・・になりました。また時間があれば手直しをしたいと思います。すご〜くいい動画だと思うので是非ご覧になってください。

 

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