おでんは白ひげやロジャーと旅してなにを学んだのか【おろちを信じる愚かさよ】

マンガの感想
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ワンピース96巻を読んで、思ったことがあります。「おでんは間抜けすぎじゃね?」ということです。ワンピース96巻は、おでんの過去について触れられています。

 

ワンピースで人物の過去編と言えばどれもこれも濃厚で、涙腺が緩んでしまうような内容が多いのですが、さすがにおでんの過去については「おいおい、それはないだろ」と突っ込んでしまいました😅

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おでんが仲間に相談していれば変わっていたはず

好き勝手やっているオロチを討つべく、おでんは刀を握り1人オロチのもとへ向かいます。そこでオロチと対峙し、なぜオロチが国の実権を握っているのかを知ります。

  • オロチの部下の1人がマネマネの身でおでんの父に化けて、オロチに将軍の座を譲っていた

しかもなぜかオロチらは、おでんの目の前でマネマネの能力を明かします。隠しておけばいいのに。

 

そしてオロチはこう提案します。

  • 毎週定時刻に裸踊りをすれば、人さらいを止める。
  • そして造ってる船が完成したら5年後に国を出ていく。

おでんはオロチの提案を受け入れ、5年間、裸踊りを続けることにしました。誰にも相談することなく

 

そして5年後。オロチの提案が嘘であったことを、オロチ本人の口から告げられます。これに激怒したおでんは、再びオロチを討つことを決意したのでした。ですが5年の間、オロチとカイドウは力を蓄え、逆に和の国の勢力をそいでいました。そのため苦しい戦いとなることが予想されました。

 

しかしおでんの驚異的な強さで、大将であるカイドウに一太刀を浴びせます。ここから追撃し、カイドウを国から追い出そうとするその瞬間、マネマネの実で化けたモモ(おでんの息子)に気を取られ、カイドウの一撃でおでんは身を沈めます。そこからおでんの一味は総崩れし、和の国はオロチとカイドウの支配下に置かれることになったのでした。

 

言いたいことは2つ。

  • なんでオロチを信じるの?白ひげとロジャーの船に乗ったんだから、あくどい海賊がいることを知らないわけないよね?
  • なんでマネマネの実の対策してないの?敵がわざわざ見せてくれたのに。

 

「1人で5年間耐え忍び、誰にも相談していない男の姿」が美談のように描かれていますが、個人的には残念すぎます。仲間に相談していれば、現状を変えることも、対策も打てていたでしょう。おでんがアホすぎて、怖いです。おでんの奥さんは、こんなところに惹かれたの?部下もなに5年間、のんべんだらりと過ごしてるの?と、ツッコミが止まりません。

 

ワンピースも最終話へと向かっているはずです。それなのに、重要な和の国の話がこんなにも残念だったとは…正直がっかりです。おでんの魅力さが全然伝わらない過去編なのでした。読まれた方はどう思われましたでしょうか?

 

参考までに。それでは!

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