子どもの声がうるさい?ドイツに学びたい人間性

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子どもの声がうるさいと 思い出したら、心が病んでる証拠かもね

「子どもの声がうるさい!」

といった理由で、保育園を新しく作ろうとすると、住民からの反対の声が上がったりするみたいです・・・。

子どもがうるさいのって当たり前じゃないですか・・・。
それに、子どもが増えることって必要なことで、生物学的には受け入れなくてはならないことです。

それなのに「うるさい!!」と一辺倒な人を見ると「やばいなこいつ」としか思えません。

この問題、どうするべきだと思いますか?

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ドイツは法律を作った

前に読んだ、『世界一子どもを育てやすい国にしよう』を参考にしています。→→→

子どものうるさい問題に個人でできる対策としては、

  • 子どもの声が聞こえるって幸せだな〜、と受け入れる
  • 窓を二重にする
  • 引っ越す

くらいになります。

個人的には明るい子どもの声が聞こえてくるのは、嬉しいことだと思うんですけどねぇ。

さて、この問題についてドイツではこんなことをしています。

ドイツでは騒音が原因で、ある幼稚園が閉鎖に追い込まれました。
それに抗議した親たちの活動が実を結び、まずはベルリンで条例化、そして全ドイツにおいて「子ども施設の騒音への特権付与法」が成立しています。

これによって、子どもの声は騒音規定から除外されたのです。p157

いや〜、ドイツすごいですね。

仲裁機関を作ることも大切

「子どもがうるさい!」というクレームは、当然のことながら幼稚園やら保育園に直接行きます。
クレーマーとの直接のやり取りを、保育施設ができるわけでもないので、仲裁機関を設けることも大切だとか。

仲裁機関は行政自らがやらずともよく、法律事務所等に委託する形で運営すれば、専門性も担保されます。p158

子どもを増やすのが国家的に必要になってきてるんですから、「保育園を増やせ!」だけじゃなくて、こういう緩衝材的な役割ができる機関も作らなきゃですね。

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子どもが泣く問題

保育施設ならともかく、公共交通機関などで子どもが泣いていると、「うるさいな・・・」とは思ってしまうと思います。
でもそれって我慢が必要ですよね(`・ω・´)”

だって、公共交通機関は“誰でも利用できるもの”なのですから。
それは子どもだって例外じゃありません。

それで、子どもは泣くのが当たり前。

子どもの声が嫌なら、

「飛行機なら自分でチャーターするか、ファーストクラスでどうぞ!」となります。

泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんに「すみません」を言わせるような社会は、絶対によくない。
赤ちゃんが泣くことは、当たり前じゃないですか。

「よく泣く、元気な赤ちゃんで良かったですね」と普通に笑っていうことができない社会は、どこかおかしくなっていると思います。p159

出口さんの意見ですが、その通りですね。
やっぱりみんな疲れすぎてるんだと思います。

疲れすぎてるから、少々のことでイライラしちゃって、自分のことしか考えれなくなるんでしょうね(´・ω・)

迷惑をかけることの強迫観念の同調圧力が強い

「人に迷惑をかけてはいけません!」

という迷惑をかけちゃダメですよの同調圧力が強すぎる文化なのが問題なのだと思います。
でもここでいう“迷惑”っていうのは、ちゃんとした思考ができる大人の話であって、子どものことではありません。

子どもが泣くのって仕方がないことで、それが“自然”のことです。

雨が降っていて「雨、このクソヤローーーー!!」っていう人って頭おかしいでしょ?
それと一緒。

子どもが少数派な時代だから

いつの時代も多数派の意見が強くなります。
そして少数派は肩身の狭い思いをします。

今は選挙でもそうですが、年齢が上の人が多数派になる時代です。
子どもを持つお母さんや、子どもの数はどうしても少数派になってしまいます。

だからこそ「うるさいんだよ!」てな意見が強くなります。
もし、電車の中で何人もの赤ちゃんが泣いてたら誰も気にしないと思うんですよね。

でも今は少子化だからそんなに赤ちゃんの声に出会いません。
だからたまたま出会った赤ちゃんの泣き声に敏感に反応してしまいます。

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まとめ

「子どもが泣くのは普通!」

その声をうるさく感じ、イライラが爆発になりそうになったら、自分がおかしくなっていることに気がつきましょう!

良識ある人間として、私たちは他人の子供でも“大切に”しなければなりません。
社会的な動物として、未来を考えて行動していきましょう(`・ω・´)”

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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