【読書メモ:シングルタスク】マルチタスクが良いと思っていた時期があった僕は反省した

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デボラ・ザックさんの『シングルタスク』という本を読みました。

私がまだ学生だったとき、「マルチタスクができないやつは、仕事ができないやつ」という考えを持っていました・・・。
そのころはちょうど“効率”ばかりを重視している時期でした・・・。

今はそんなことないのですが、当時を思い出すと恥ずかしい限りです。
そして、今やマルチタスクは科学的にもダメということがわかっています。

いつものように気になったところをメモしていきます“φ(・ω・。*)カキカキ

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マルチタスクは能率を下げる

ハーバード大学の研究によると、能率の高い社員はタスクを切り替える回数が少ないことがわかりました。
また、マルチタスカーはシングルタスカーより、“外部から邪魔が入ると影響を受けやすい”ということもわかりました。

ちなみに、能率の低い社員は1日に500回もタスクを変えているそうな・・・(´・ω・)

ちょっと考えてみてください。
今までの人生で、本当にマルチタスクが役に立ったことはありますか?

マルチタスクはなぜ良くないのか?

マルチタスクはなぜ良くないのでしょうか?

スタンフォード大学の神経科学者エヤル・オフィル博士は「人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである」と、説明している。p40

つまり、シングルタスクを複数やっているだけとのことです。

脳は一度に2つのことに集中することはできません。
だからタスクスイッチングを繰り返すことは、集中力を散漫にさせることであり、結局のところ1つのことにも集中できず、生産性が上がらないというわけです。

若い世代は「自分は1度に複数のものに注意を向けられる」と、過剰な自信を持っている。だが一度に2つの複雑なタスクをこなそうとする若者は、大きな勘違いをしている。というのも、複雑な2つの作業を同時に行おうとすると、脳の中で同じ部位–前頭前野–の取り合いが生じるのだ。p49

ハーバード大学の研究によれば、注意力を分散させていると、情報を記号化しにくくし、記憶力が低下するとのことです(´・ω・)
マルチタスクの弊害が恐ろしいですね。

効率を下げずにできるマルチタスクもある

ですが、効率を下げずにできるマルチタスクもあります。

それは、

とはいえ、意識的な努力を必要としない活動は、メインの作業と同時におこなうことができる。
よって、これはマルチタスクにはあたらない。p42

つまり、簡単な仕事だったらマルチタスクはできるってことです。

「俺はマルチタスクが得意だぜ!仕事できるぜ!」

っていう人に会ったら、「あぁこの人は、集中しなくてもできる仕事ばかりやってるんだな・・・」と心の中で思っておいてください笑。

マルチタスクの弊害

簡単にマルチタスクの弊害をまとめると次のようになります。

  • タスクの切り替えばかりで、すべてのタスクが混乱し、能率が落ちる
  • 複数のことに集中しようとすると前頭前野の取合いが起こり、どちらも集中できなくなる
  • マルチタスクばかりをしていると、集中力がなくなる

前頭前野は過剰なストレスにつねにされられていると、縮んでしまう。
扁桃体も萎縮し、恐怖、攻撃、不安といったネガティブな感情が脳に氾濫する。

すると脳の灰白質が縮み、認知機能がうまく働かなくなる。p77

マルチタスクは本当にやめましょうね・・・・。

脳が萎縮すると、マルチタスクしかできないような脳になってしまいます><

マルチタスクをやめるために

本書の後半では、マルチタスクをやめシングルタスクにする方法について書かれていました。
まぁこの辺りはよくある話で、

  • スマホを遠ざける
  • 仕事用パソコンと娯楽用パソコンを分ける
  • 仕事に優先順位をつける
  • 瞑想をして集中できる脳を作る
  • 不必要な情報はカットする

こんな感じでした。

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まとめ

この記事では『シングルタスク』についてメモしてきました。

「オレ、マルチタスクで切るんだぜー!すげーだろ!」って思い込んでる人はとりあえずこの本を手にとってみてください!
参考文献に論文もしっかりと載っている本でしたので、かなり信頼性は高いかと思います(`・ω・´)”

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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