冨山和彦さんのNEWS PICKSの記事を読んで

G型の終わり
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本日も「Gallagher Note」をお読みいただきありがとうございます。
こんにちは、福山です。

NEWS PICKSが取り上げていた、冨山和彦さんの「Gの時代」が終わり、「Lの時代」がやってきたがとても面白かったので、備忘録的に記事に残します。

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Gの時代とLの時代

G(グローバル)とL(ローカル))がこれからのキーワードになることは確実です。例えば大学でもこれが問われています。参考→スーパーグローバル大学に選ばれた母校の岡山大学!教育の大改革へ。

グローバル人材をどんどん輩出していくことを目標にしているのが今の大学だったりします。でも綺麗事を抜きにすると、ある特定のエリート大学だけじゃないとグローバル人材は生まれないし、育てることができません。予算が無限にあれば全ての大学でグローバル人材に向けた教育ができるかもしれませんが、そんなの夢のお話。ということで、あるレベルの大学までで線引きしていきましょうねってのがこれからの方針なわけです。

じゃあローカル認定されちゃった大学ってどうなるのでしょうか?

イメージとしては地元密着型、地方創生型、そんな人材を輩出するための大学って感じです。

まぁそれはともかく、ここで重要なことがG型だから素晴らしいってわけじゃありません。G型もL型もそれぞれの素晴らしさがあるので、この二つを同じ価値基準で評価はできません。

L型の反乱

今回のトランプの勝利は、ブレクジットと同じ構造であり、L(ローカル)の世界の人たちの反乱だ。右とか左とかは関係ない。
今の世の中は、グローバルエコノミーの中で急上昇していく人たち(Gの住民)と、ローカル経済の中に閉じ込められている人たち(Lの住民)の間で分断されてしまっている。それが格差の実相だ。
実は、どんな国でもLのほうが圧倒的多数派だ。少なくとも8,9割ぐらいがLであり、アメリカでは9割くらいがLだろう。
そのLの人たちが「政治もメディアも、俺達のことを全然見ていないじゃないか」と反乱を起こしたというだけの話だ。

少数のエリートより、多数のL型。

L型の反乱はこれからどんな国でも起こると予想されます。イギリスのEU脱退も同じようなものです。人工知能やロボット・AI、移民などに仕事を奪われるかもしれないと恐る人たちの反乱なのです。

グローバルの反動を見る

世の中って反動ばっかりなのです。例えば、株価のチャートを見ると上がり続けるなんてことはありません。上がったり下がったりです。心臓の鼓動だって同じで、動いたり動かなかったり。人生だって良いことがあったり悪いことがあったり。

インテリが間違っているのは、グローバリズムを進めることが進歩であって、ローカリズムが退行現象だと思っていることだ。西洋のインテリも日本のインテリもそう考える傾向がある。
100年前のヨーロッパは帝国の時代だった。帝国は、民族や国を超えようとする動きであり、ある種のグローバリズムと言える。
当時、帝国主義の反動として、民族自決主義の流れが生じ、それが第1次世界大戦の引き金となった。民族自決主義とはある種のローカリズムだが、当時はそれが進歩的な考え方だった。
つまり、長い歴史で見ると、グローバリズムが進歩であって、ローカリズムが退行現象というわけではない。グローバリズムとローカリズムの振り子が100、200年の周期で動いているだけだ。

地元に暮らすのがダメで、留学するのが最高!なんて考えがあるかもしれませんが、そんなことありませんよね。色々な景色が見たい人は留学すればいいし、田舎ののどかな雰囲気で暮らしたければ地元にいれば良いし。どっちかが善でどっちかが悪なんてことはありません。

先ほども言ったよにG型とL型は同じ価値観で判断できないのです。

僕たち文明人は科学技術が発展するのが善だと思い込んでますが、それだって本当に善かわかりませんよね。テレビ番組でよく取り上げられている、田舎で暮らしている人だったり、海外で自由気ままに好きなことをして暮らしている人だったり、そういう人を見ると「羨ましいな」って思ったりしますよね?

科学技術の発展が善だと思い込んで働き続ける僕たちは、その反動でそういう田舎とか自由さに対して「羨ましさ」を感じたりするのです。

逆に絶賛鎖国中だった江戸時代の人たちにとっては、のどかな生活の反動として外国の新しいものや技術に憧れを抱いたわけです。

ローカルでも良いの・・・?

そうはいってもグローバルな時代という言葉を心に染みつけられている僕たちは、ローカルないき方って大丈夫なの?と不安になったりします。

もう1つのインテリの間違いは、グローバリゼーションが後退すると、経済成長しなくなると思い込んでいることだ。それは完全な錯覚と言える。
先進国におけるグローバル経済圏の貢献度はかなり小さくなってきており、それほど成長に影響がない。むしろ、ローカル経済圏で生産性を上げたり、イノベーションを起こしたりするほうが成長にとってはるかに大事だ。だから、グローバル化が後退してもそんなに悲観する必要はない。

ふむふむ。ローカルに生きる分にはこれから日本の人口も減少してくるし、仕事がなくなるなんてのもなさそうだよね。ただし、ある一定以上の外貨獲得は必要なので、その辺は意識高い系のグローバル型の人に任せちゃいましょう。

そして事実として、世界の貿易量が減っている。
なぜそうなるかと言うと、私のようにグローバル企業で役員をしているとわかるが、今、猛烈に生産と消費の体制が地産地消型になってきている。グローバリゼーションが一回りすると、地産地消化が進んで、貿易量が減っていく。たとえば、今は日本国内で売る白物家電はほとんど日本でつくられている。
大きい白物家電を中国でつくって、日本に持ってきてもコストが合わない。コストの観点からも、マーケットレスボンシブネスの観点からも、地産地消が進んでいるのだ。
だから、自由貿易協定が大きな力を持っている時代はある意味終わってきている。すでに関税率は下がっているし、自動車ですら完成車を日本から米国に輸出しなくなってきている。エアコンでさえも輸出が厳しくなっている。

知らなかったことですが、日本国内で売る白物家電はほとんど日本で作られているんですね。中国の人件費が圧倒的に安かった頃は、中国で作って日本に送る方が安かったのでしょうが、今ではそれも変わってきたんですね〜。まさか家電までもが地産地消になっていたんですね〜。

世界で自分の力を試して存分に生まれてきた意味を問いたい人は、どうぞG型へ。争うよりは協調、まったり生きたいぜ!って人はL型へ。

どちらも対立するでもなく、価値観を押し付け合うでもなく、共存できる世の中へと進んで生きましょう!!(`・ω・´)”

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