ドラム式から縦型洗濯機に戻した理由【ヒートポンプ式とヒーター式の違いなど】

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ドラム式洗濯機と縦型洗濯機ってどっちがいいんだろう。ヒートポンプ式とか色々あって分かりづらいなー。

そんな疑問に答えます。

結論から言いますと、ほぼ毎日乾燥機を使うつもりであれば、ヒートポンプ式のドラム式洗濯機を購入すればいいと思います。逆に、毎日乾燥機を回さないのであれば、縦型洗濯機でいいかと思います。

ヒートポンプ式洗濯機(ドラム型)とヒーター式洗濯機(縦型)の違いを簡単に表にしますと以下の通り。

  ヒートポンプ式(ドラム型) ヒーター式(縦型)
乾燥にかかる電気代 安い 高い
乾燥時の温度 60度程度 熱風
乾燥の衣類のダメージ 弱い 強い
乾燥中のドアの開閉 できる できない
本体代 高い 安い
乾燥方法 乾いた風を当てる 熱風を当てる
洗い方 叩き洗い かくはん洗い
洗濯よる衣類へのダメージ 強い 弱い

以下ではもう少し詳しく、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いについて書いていきます。

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ヒートポンプ式洗濯機とヒーター式洗濯機の違い

ヒートポン式洗濯機 仕組み

サイト:https://panasonic.jp/wash/product/vx/heatpump.html

ヒートポンプはいろいろものに使われている技術になります。これを洗濯機に応用したのがヒートポンプ式の洗濯機になります。(乾いた空気を当てることにより乾燥させる

ドラム式の乾燥には3つの方法があります。

  1. ヒートポンプ乾燥
  2. 低温風パワフル乾燥
  3. ヒーター乾燥(水冷除湿式)

このページではドラム型洗濯機=ヒートポンプ乾燥としています

 

ヒート式洗濯機 仕組み

サイト:https://panasonic.jp/wash/select/dry.html

ヒーター式の洗濯機はイメージの通り、熱風を当てて乾燥させるものになります。また、ヒーター式は除湿の方式によって2種類に分けられます。

  1. 水冷除湿方式→乾燥中に水道水を使う
  2. 空冷除湿方式→乾燥中に水道水を使わない(湿気が出やすいというデメリットがある)

このページでは水冷除湿方式も空冷除湿方式もまとめて『ヒーター式=縦型洗濯機』としています。

 

それではここから、ヒートポンプ式洗濯機(ドラム型)とヒーター式洗濯機(縦型)の違いについて書いていきます。

違い1:乾燥にかかる電気代

  • ヒートポンプ式→安い
  • ヒーター式→高い

違い2:温度が違うため衣類の痛み具合も変わる

  • ヒートポンプ式→60度ほどで乾燥するため衣類が痛みづらい
  • ヒーター式→高温の熱風で乾かすため衣類が痛みやすい

違い3:乾燥中のドアの開閉

  • ヒートポンプ式→熱くなりすぎないため一時停止すれば乾燥中でもドアを開けれる
  • ヒーター式→高温のため乾燥中にはドアを開けれない

違い4:本体の値段が違う

  • ヒートポンプ式→複雑になるため値段が高い
  • ヒーター式→安い

という感じになります。

違い5:洗浄力の違い

  • ヒートポンプ式(ドラム型)→少ない水で洗うためやや劣る
  • ヒーター式(縦型)→従来の洗濯機通りの強さ

違い6:洗い方の違い

  • ヒートポンプ式(ドラム型)→叩き洗いするため衣類は痛みやすい
  • ヒーター式(縦型)→かくはん洗浄のため衣類に優しい

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらがいいのか?

結局のところ、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機のどちらがいいのでしょうか?以下のポイントで選べばいいかと思います。

  • ほぼ毎日乾燥する人→ヒートポンプ式のドラム型洗濯機
  • たまにしか乾燥しない人→ヒート式の縦型洗濯機

ようは、乾燥するかしないかで選べばいいかと思います。洗浄力やら容量はそこまで違いませんので。

乾燥にかかる電気代を比べてみる

一番気になるのが、

 

乾燥に使う電気代

 

だと思います。

1回の運転にかかる電気代の目安は、

 

消費電力量(kWh)×電気代単価

 

で分かります。これを縦型洗濯機に当てはめてみます。パナソニックの公式サイトが計算しているのを引用します。

 ・洗濯乾燥運転を行った場合
   2.29kWh(2,290Wh)×27円(全国平均の電気代単価)=61.83円 となります。

 ・洗濯のみを行った場合
   0.06kWh(60wh)×27円(全国平均の電気代単価)=1.62円 となります。

引用:https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/34/~/【タテ型洗濯機】%E3%80%80洗濯機の消費電力を教えてください

同様に、ドラム式洗濯機の電気代の計算も引用します。

 ・洗濯乾燥運転を標準コースで行った場合
   0.89kWh(890Wh)×27円(全国平均の電気代単価)=24.03円 となります。

 ・洗濯のみを行った場合
   0.07kWh(70wh)×27円(全国平均の電気代単価)=1.89円 となります。

引用:https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/26941/related/1/session/L2F2LzEvdGltZS8xNTUyMDMwODQ2L3NpZC9mVU5vV0JxZUxjQkFRc1Nwb3pHMEZDVW43c1NjTmtrckxFcG4xU2J0SlZBeVNQdGQ5djh2NHd3Vkc2X08yUnc2WHpGUllTR2hSV1k5engzRnBERXdmQjdYMm8xV1NCTm1kcTZqQkZTamNnXzJUXzdHN3JFeThpd0ElMjElMjE%3D

乾燥まで行った場合の差額を計算すると、

 

61.83円−24.03円=37.80円

 

になります。1年間のうち100日乾燥させたとしましょう。そうすると、ヒートポン式とヒーター式では3780円の差が生まれます。(ヒートポンプ式の方が安い)

 

これを安いとみるか高いとみるか・・・

 

それはあなた次第。本体代の値段の差と乾燥にかかる値段の差を比べて、どちらがお得かを考えてみてください。そういうことで、私は縦型洗濯機を選びました

繰り返しになりますが、

 

ほぼ毎日乾燥する人はヒートポンプのドラム式

 

がいいかと思います。

コスパを考えて縦型洗濯機へ

  • 本体代が安い方がいい
  • そんなに乾燥しない

という2点を満たした私は縦型洗濯機を選びました。

次のポイントは以下の理由から全く考慮していません。

  • 洗浄力→そんなに変わらないでしょ
  • 衣類の痛み具合→高い服はクリーニングに出す
  • 容量→どちらも変わらない
  • 水道代→日本は水に恵まれた国

私と同じような考え方の人は、縦型でいいかと。

子育て大変&仕事もバリバリこなしている忙しいお父さん・お母さんはド、洗濯物を干す時間も惜しいでしょうから、ドラム式一択ですね。それでは!

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