1万時間の法則というものがあります。
一流になるためには1万時間の練習が必要だというマルコム・グラッドウェル先生の有名なやつですね。でも1万時間だけでは一流になれません。真実でもあり嘘なのです。
その理由をこのページでは書いていきます。
1万時間の法則が嘘になる理由
1万時間を使うだけでは一流になれません。一流になるために必要なことは、時間以外に、「今の状態より良くしよう」という強い意志力が必要なのです。この意志力なくして1万時間を使ったとしても一流になることはできません。
- タクシー運転手がF1レーサーになれないように
- ブロガーが小説家になれないように
- インスタグラマーがプロのカメラマンになれないように
- 主婦がプロの料理人になれないように
- カラオケ好きがプロの歌手になれないように
時間だけでは一流になれない
時間をかけるだけでは一流になることはできません。
繰り返しになりますが大切なことは今の状態より良くしようと思う意思力になります。つまり改善の気持ちですね。
石の上にも三年も嘘
同じように、石の上にも3年と言う言葉も真実にもなりますし嘘にもなります。石の上にただただ座っているのは時間の無駄。
石の上に3年も座れるには理由があるのです。石の上に座ることが目的なのではなく、その向こうに大きな目的を持っているからこそ座り続けられるのです。
その理由を持たない限りは、座るのは時間の無駄。
コンフォートゾーンから出る
「より良くしよう」というのは言葉では簡単ですが、行動に移すとなると大変です。なぜなら『コンフォートゾーン(快適なゾーン)』から出るということだからです。
より良くするためには、
- ダメなところを見つける
- ダメなところを改善するための方法を考える
- できなかったことをできるようにするための行動は痛みを伴う
- 継続が必要
なのです。簡単に言ってしまえば「めんどくさい」のです。
「PDCAサイクルを回せ!」なんて言われますが、Pをするのも、Dをするのも、Cをするのも、Aをするのもめんどくさいんですよ。
コンフォートゾーンをでない限り一流にはなれない
コンフォートゾーンを出ない限り一流になることはできません。コンフォートゾーンを出るのは辛いことです。しかし、その辛さを乗り越えない限り、一流にはなれません。
そしてコンフォートゾーンを出て、できないことができるようになったとしても、またそのコンフォートゾーンを出るようにしなければなりません。歩みを止めてしまったら、簡単に三流のままで居続けることになるのです。
つまり、辛いの連続になります。
だからこそほとんどの人はコンフォートゾーンに留まることを選びます。コンフォートゾーンの永住を選ぶのです。三流のままの人生を選択するのです。それが悪いことではありません。
上を目指すために完璧主義を捨てる
「コンフォートゾーンをでてやるわー」と意気込んでも、なかなか行動に移せません。なぜなら私たちの心の奥底に『完璧主義』という人格が備わっているからです。
ど三流のステージでは改善点が死ぬほど見つかります。「あれもダメ、これもダメ、ほとんどダメ」と、改善できるところが嫌というほど見つかります。その全てを一度に効率よく改善する方法を見つけたくなってしまうのです。そうなるともう行動できません。永遠に考え続けることになります。だって、そんな方法ないのですから。
Done is better than perfect.
Facebook社の有名な言葉があります。
Done is better than perfect.「完璧を目指すよりまず終わらせろ」
とりあえず「やれ!」ということですな。改善点を1つ見つけたら、他のことを考えずにまずやってみることが大切です。そしてそのフィードバックを得て、次に活かすのです。その繰り返しこそがレベルアップに必要になります。
おわりに
今回のページでも当たり前のことを書いてきました。
ダラダラと時間を使っても、その時間を使って得る経験値はとても少ないです。学校の先生の授業をダラダラ聞いてても、大学に入ることができません。それと同じです。ダラダラとランニングしたって、足も速くならないし体力がアップすることもないんです。
『ちょっとキツイこと』を繰り返せる人のみが、次のステージに進むことができます。簡単な道ではありません。ストレスがかかり続ける道ですから。
そんなことより、横になってお菓子食べながらバラエティ番組を見る方が楽です。でもそんな楽を続けていれば、腹が出ているだけの老人になってしまいます。
あなたはどういう人生を選びたいですか?という話ですわ。ということで、一緒に頑張っていきましょう^^
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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