追記
試合後レビューしました。>ONE SAMURAI 1試合後レビュー|後半5試合の結果と勝敗予想の答え合わせ
2026年4月29日(水・祝)、東京・有明アリーナで「ONE SAMURAI 1」が開催されます。
ONEが日本で新たに展開する「ONE SAMURAI」シリーズの第1回大会です。上位カードとして発表されている後半5試合が、かなり濃い内容になっています。武尊の現役ラストマッチ、若松佑弥のMMA世界タイトルマッチ、吉成名高のムエタイ世界タイトルマッチ、与座優貴のキックボクシング世界タイトルマッチ、そして海人 vs マラット・グレゴリアン。この5試合だけで、十分すぎるラインナップです。
今回は、その後半5試合に絞って書きます。
この5試合には、「日本格闘技の現在地」が詰まっていると思います。武尊がロッタンにリベンジできるか。若松佑弥がONEの日本大会で王者として存在感を示せるか。吉成名高が初防衛を成功させるか。与座優貴がハガティーを倒して主役になれるか。海人がグレゴリアンという世界トップ級の相手に、自分の価値を証明できるか。
いや、後半5試合だけで普通にお腹いっぱいです。楽しみすぎます。
U-NEXTでは「ONE SAMURAI 1」が独占ライブ配信されます。U-NEXTヘルプセンターでは、ライブ配信は2026年4月29日12時30分から大会終了まで、見逃し配信は準備が整い次第から2026年6月17日23時59分までと案内されています。視聴料については、チケット購入不要で、月額プラン利用中であれば視聴可能、無料トライアル中の視聴も可能とされています。
なお、対戦カードや試合順は変更される可能性があるため、この記事では「現時点の発表」を前提に書いています。
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- ONE SAMURAI 1の後半5試合の見どころ
- 各カードの勝負の分かれ目
- 私の勝敗予想と、その理由
- 武尊ラストマッチだけではない今大会の見方
私の勝敗予想一覧
| 試合 | カード | 予想 |
|---|---|---|
| 第15試合 | ロッタン vs 武尊 | ロッタン 2R KO勝ち |
| 第14試合 | 若松佑弥 vs ホルミルザエフ | 若松 3R TKO勝ち |
| 第13試合 | 吉成名高 vs ソンチャイノーイ | 名高 判定勝ち |
| 第12試合 | ハガティー vs 与座優貴 | 与座 判定勝ち |
| 第11試合 | グレゴリアン vs 海人 | グレゴリアン 判定勝ち |
現時点のカード順では、ロッタン vs 武尊、若松 vs ホルミルザエフ、吉成名高 vs ソンチャイノーイ、ハガティー vs 与座、グレゴリアン vs 海人が後半5試合として並んでいます。国内メディアでも全15試合のカード順として整理されていますが、最終的な試合順は当日の公式情報を確認した方がよさそうです。
見どころ1 ロッタン vs 武尊
武尊が前回80秒KO負けの記憶を、最後にどう書き換えるか
メインイベントは、ロッタン・ジットムアンノン vs 武尊です。
これはもう、今大会最大の物語です。
武尊にとっては現役ラストマッチ。しかも相手は、前回わずか80秒で武尊を倒したロッタンです。この試合は、ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦として組まれています。
感情を脇に置いて予想するなら、私はロッタンを上に取ります。
理由はシンプルです。武尊が勝つには、「前回とは違う試合」を作る必要があるからです。前回と同じように近距離でパンチ交換に巻き込まれると、かなり危ない。ロッタンはただ前に出るだけの選手ではなく、相手が打ち返してくる瞬間に強い。圧力をかけながら、相手の反応を引き出し、そこに強いパンチを合わせてきます。
武尊が勝つなら、真正面の打ち合いをどれだけ減らせるかです。
1Rは前蹴り、ロー、ミドル、ジャブで距離を探りながら、ロッタンの踏み込みを鈍らせたい。ロッタンが強く入ってくる前に、先に触る。これができないと厳しいです。
ただ、それを続けるのは本当に難しいと思います。
武尊は気持ちの強い選手です。最後の試合で、しかも相手がロッタンなら、どこかで打ち合いたくなるはずです。そこが最大の魅力であり、最大のリスクでもあります。
私がもっともありそうだと思う展開は、1Rを武尊がかなり慎重に入る形です。蹴りで距離を作り、右ストレートや左フックを単発で返す。会場が「いけるぞ」という空気になる。そして2Rにロッタンが圧力を強め、武尊が下がりながら打ち返したところにパンチが入り、一気にまとめられる。そんな展開です。
もちろん、武尊に勝ってほしい気持ちはあります。ラストマッチでベルトを巻いて終わるなら、これ以上ない物語です。
ただ、勝敗予想としてはロッタンを上に取ります。
私の予想:ロッタンの2R KO勝ち
武尊が1Rにロッタンの入りを止められれば、試合は一気に面白くなります。前回80秒で終わった試合の続きを、どこまで見せてくれるのか。そこが一番の楽しみです。
ただ一つ気にになるのがロッタンの精神面かな。なにやら最近までONEと揉めていたようですし。練習ちゃんとできてたのかな…?
見どころ2 若松佑弥 vs アバズベク・ホルミルザエフ
若松が王者として、危険な挑戦者をさばき切れるか
セミファイナルは、若松佑弥 vs アバズベク・ホルミルザエフです。
これはONEフライ級MMA世界タイトルマッチです。若松は現ONEフライ級MMA世界王者として、ホルミルザエフの挑戦を受けます。
私は若松を上に取ります。
ただ、これはかなり怖い試合です。ホルミルザエフは単なる挑戦者ではなく、勢いとフィニッシュ力のある相手です。ONE公式の記事でも、ホルミルザエフはONEで9勝を挙げ、6連勝でタイトル戦に臨む選手として紹介されています。
若松の強みは、やっぱり打撃の爆発力です。
一発の威力もあるし、相手が入ってきた瞬間に合わせる感覚もある。特に右のタイミングは怖い。相手が雑に前へ出てくるなら、そこに若松のパンチが刺さる可能性はかなりあります。
ただ、王者になった若松に求められるのは、ただ倒すことではないと思います。危ない相手を相手に、どれだけ冷静に試合を作れるか。ここが問われる試合です。
ホルミルザエフは前に出てくるはずです。勢いもある。若松としては、序盤に打ち合いすぎないことが大事だと思います。真正面で付き合うと、相手の勢いを受けてしまう。だから最初は、ジャブとステップで距離を作りながら、相手の入り方を見る。そこからカウンターを合わせるか、組み際で潰して削る。そういう落ち着いた試合運びが必要です。
私が想定する展開は、1Rはホルミルザエフが前に出てくる。若松は慎重に入り、無理に倒しに行かない。2Rから右が合い始め、ホルミルザエフの前進が少し雑になったところで流れを変える。3Rに打撃で効かせて、パウンドかスタンドの連打で止める形です。
私の予想:若松佑弥の3R TKO勝ち
ここを勝てば、若松はONE SAMURAIの中心選手として見られるようになると思います。
見どころ3 吉成名高 vs ソンチャイノーイ・ゲッソンリット
名高が「期待される立場」で、どんな勝ち方をするか
第13試合は、吉成名高 vs ソンチャイノーイ・ゲッソンリットです。
これはONEアトム級ムエタイ世界タイトルマッチです。名高にとっては初防衛戦です。名高は40連勝中、ONEでは4戦無敗という状況でこの試合を迎えます。
私は名高の判定勝ちと予想します。
名高が勝つことを期待される立場だと思っています。スピード、距離感、カウンター、試合の組み立て。どれを見ても完成度が高いです。ONE公式の分析でも、名高のスピードやレンジコントロール、前蹴りなどが強みとして挙げられています。
ただ、ソンチャイノーイも軽く見ていい相手ではありません。
小柄ですが、近い距離での圧力とパンチの威力があります。4オンスグローブのムエタイでは、距離が一気に詰まった瞬間に流れが変わることもあります。しかもソンチャイノーイは、過去に名高に敗れている再戦相手です。リベンジに燃えてくるでしょう。
この試合のポイントは、名高が距離を支配し続けられるかです。
外から蹴って、前蹴りで止めて、相手が入ってきたところにカウンターを合わせる。そういう展開になれば、名高の試合になります。ただ、ソンチャイノーイが無理やり距離を詰めて、名高の足を止める場面が増えると、少し嫌な展開になります。
名高としては、そこで付き合いすぎないこと。打ち合いの時間を短くして、自分が先に動いて、自分が先に終わる。このリズムを崩さないことが大事だと思います。
私は、1〜2Rを名高が前蹴りとミドル、カウンターでポイントを取り、中盤以降もソンチャイノーイの圧力に大きく崩れることなく、5Rを通して技術差を示す展開を予想しています。
私の予想:吉成名高の判定勝ち
名高は「勝てるかどうか」ではなく、「どんな内容で勝つか」を見られる段階に入っていると思います。初防衛成功なら、日本人ムエタイ選手という枠を超えて、さらに評価が上がるはずです。
ま、普通に吉成名高が完封するでしょうね。
見どころ4 ジョナサン・ハガティー vs 与座優貴
与座がハガティーの距離を壊せるか
第12試合は、ジョナサン・ハガティー vs 与座優貴です。
これはONEバンタム級キックボクシング世界タイトルマッチです。
私はこの試合、後半5試合の中で一番「勝負論」として面白いかもしれないと思っています。物語の強さでいえばロッタン vs 武尊ですが、技術的な噛み合わせではハガティー vs 与座がかなり面白いです。
ハガティーは現ONEバンタム級キックボクシング世界王者。与座はONE参戦後に勝ちを重ね、直近でスーパーレックを攻略した選手として紹介されています。
普通に考えれば、ハガティーは手強い相手です。
距離の作り方がうまい。ジャブ、前蹴り、ワンツー、右の強打。長い距離から相手を止める技術があります。ONE公式の分析でも、ハガティーはリーチ差を活かし、ジャブや前蹴りで距離を支配することが鍵になるとされています。
それでも私は、与座を上に取ります。
理由は、与座のローキックがハガティーの強みを崩す可能性があるからです。ONE公式によると、与座のONEでの有効打の62%がローキックで、非常に高い割合です。しかも与座は、前足だけでなく奥足を狙う「与座キック」も使います。
ハガティーは前蹴りやジャブを使うために、前足を軽くして距離を作ります。そこに与座がローを入れていく。奥足まで蹴られると、ハガティーの前蹴りもジャブも少しずつ威力が落ちるはずです。
与座が勝つには、1Rの入り方が重要です。
いきなり近距離で打ち合いに行くのは危ない。まず足を削り、ハガティーに足を意識させる。その上で、前蹴りの戻りやジャブの打ち終わりに入って、ボディやフックをまとめる。これができれば与座の流れになります。
私が予想する展開は、序盤はハガティーが距離を取り、与座が入りづらい。1R後半からローが当たり始め、2〜3Rでハガティーの足が少し止まる。与座が近い距離でボディとフックを入れ、終盤のポイントを取る。そんな試合です。
私の予想:与座優貴の判定勝ち
期待込みの予想ではあります。ただ、スーパーレックを攻略した流れを見ると、ハガティー相手でもやってくれるんじゃないかと思っています。
見どころ5 マラット・グレゴリアン vs 海人
海人が世界トップ級の圧力を、技術でさばけるか
第11試合は、マラット・グレゴリアン vs 海人です。
タイトルマッチではありませんが、後半5試合の入口として相当重いカードです。
グレゴリアンは元GLORY世界王者で、ONEフェザー級キックボクシングのトップ戦線にいる選手です。この試合は、もともと2025年3月のONE 172で組まれていました。ただ、グレゴリアンが計量でフェザー級リミットを超過し、海人がキャッチウェイト戦を受けなかったため、試合は流れました。今回はその未決着に決着をつけるカードです。
海人に勝ってほしい気持ちはあります。
日本の立ち技で積み上げてきた選手が、ONEのトップ戦線でどこまで通用するのか。それは本当に見たいです。
ただ、グレゴリアンはやはり手強いです。
プレッシャーが重い。じわじわ距離を詰めて、相手の逃げ場を減らしながら、強いパンチと蹴りを当ててくるタイプです。相手が下がるだけになると、かなり苦しくなります。
海人が勝つなら、ただ下がるだけでは足りない。グレゴリアンの前進に対して横に動きながら、先に触る必要があります。ジャブ、前蹴り、ミドル、カーフで、グレゴリアンが気持ちよく前に出る前にリズムを崩したい。
そして絶対にやってはいけないのは、ロープ際で止まることです。
グレゴリアンは近い距離での圧力が強く、足が止まった瞬間に一気に削られます。海人としては、打ったあとに必ず角度を変える。これを3R続ける必要があります。
私が想定する展開は、1Rは海人がスピードとタイミングで先に触り、グレゴリアンの圧力を少し空転させる。ただ、2Rからグレゴリアンが距離を詰め始め、海人の移動先を読んでロープ際で強いパンチを当てる場面が増える。3Rも海人が打ち返すが、有効打と圧力でグレゴリアンが上回る。そんな試合です。
私の予想:グレゴリアンの判定勝ち
海人が勝つなら、1Rから明確にスピード差とタイミング差を示して、グレゴリアンに「追いかける展開」を強いること。それができれば、一気に面白くなります。
まとめ
ONE SAMURAI 1は、武尊のラストマッチだけを見る大会ではありません。
もちろん、ロッタン vs 武尊は最大の注目カードです。前回の再戦、現役ラストマッチ、暫定世界王座決定戦。これだけで十分に大きな試合です。
でも、この大会を武尊のラストマッチだけで見てしまうのは、少しもったいないと思います。
後半5試合全体を見ると、もっと豊かな構図があります。武尊が最後の試合を迎える一方で、与座優貴、若松佑弥、吉成名高、海人が、それぞれ世界戦線で日本格闘技の現在地を示す。そういう大会だと思っています。
個人的に一番見たいのは、やはりロッタン vs 武尊です。
ただ、勝負論として一番ワクワクしているのは、ハガティー vs 与座かもしれません。与座のローがハガティーの距離を壊せるのか。ここは本当に楽しみです。
そして若松と名高が王者として勝ち続けられるか。海人がグレゴリアン相手にどこまでやれるか。
後半5試合だけでも、十分見応えのある大会になりそうです。
大会概要と視聴情報
大会名
ONE SAMURAI 1
開催日
2026年4月29日(水・祝)
会場
有明アリーナ
主な後半カード
- ロッタン・ジットムアンノン vs 武尊
- 若松佑弥 vs アバズベク・ホルミルザエフ
- 吉成名高 vs ソンチャイノーイ・ゲッソンリット
- ジョナサン・ハガティー vs 与座優貴
- マラット・グレゴリアン vs 海人
視聴方法(U-NEXT)
U-NEXTで独占ライブ配信予定です。U-NEXTヘルプセンターでは、ライブ配信は2026年4月29日12時30分から大会終了まで、見逃し配信は準備が整い次第から2026年6月17日23時59分までと案内されています。視聴料については、チケット購入不要、月額プラン利用中であれば視聴可能、無料トライアル中の視聴も可能とされています。
地上波放送(フジテレビ系列)
フジテレビ系列では、2026年4月29日22時00分〜23時24分にディレイ放送予定です。放送予定カードには、ロッタン vs 武尊、若松 vs ホルミルザエフ、吉成名高 vs ソンチャイノーイ、ハガティー vs 与座の4大タイトル戦が含まれています。
参考サイト
ONE Championship公式「ONE SAMURAI 1」大会ページ
https://www.onefc.com/jp/events/one-samurai-1/
(ONE Championship)
U-NEXTヘルプセンター「格闘技イベント『ONE SAMURAI 1』のライブ配信について」
https://help.unext.jp/info-video/detail/info734b
(U-NEXTヘルプセンター)
ゴング格闘技「4・29『ONE SAMURAI 1』はロッタンvs.武尊をメインに4大タイトルマッチを含む全15試合、試合順が決定」
https://gonkaku.jp/articles/23502
(ゴング格闘技 – GONKAKU)
ONE Championship公式「ロッタン、武尊との再戦に勝敗を超えた想い」
https://www.onefc.com/jp/features/i-want-to-be-loved-by-everyone-rodtang-opens-up-on-pressure-weight-struggles-and-redemption-at-one-samurai-1/
(ONE Championship)
PR TIMES「日本格闘技界を長年牽引してきた武尊のラストマッチが地上波で!」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000132638.html
(プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES)
スポーティングニュース「武尊vsロッタンほか『ONE SAMURAI 1』の日程・放送配信・カード・チケットなど大会情報まとめ」
https://www.sportingnews.com/jp/mma/news/2026-4-20-one-samurai-1-schedule-ott-cards-jpn/83e878ad48a9eabb88e96343
(sportingnews.com)


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