過去に書いた記事『自衛隊幹部候補生に合格した私だから話せる合格するための方法』』でよくある質問をまとめてみました。
自衛隊幹部候補生の試験を受けようかと考えている方は参考にしてください。
自衛隊幹部候補生の試験の質問
ありがたいことに、「日本の防衛のために自衛官を志そう思います!」と熱い想いを持ってメールをしてくれる人たちがいます。そんな人たちから寄せられた『よくある質問』をまとめてみましたので、参考にしてみてください。(ここに書いてある情報は変わる可能性があるので、詳しくは地本の広報官に聞くことをオススメします。きっと熱く、丁寧に教えていただけますよ笑)
自衛隊幹部候補生試験は併願は可能?
「併願はできるの?」という質問をよく受けます。この質問にお答えすると、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊をまたいでの併願はできません。
併願ができるのは、たとえば航空自衛隊の中での、
- 航空自衛隊一般幹部要員
- 航空自衛隊飛行要員
というような併願は可能です。
一般の公務員試験に比べて自衛隊色はあるの?
「試験に自衛隊色はあるの?」という質問もよく受けるので、お答えしておきます。一次試験では『自衛隊色』はありませんが、二次試験の『小論文』では国の安全保障関連の話題が多いと思います。(といっても普通に時事問題に気をつけていれば大丈夫です)
だから一次試験では他の公務員試験の対策で大丈夫だと思います。
面接で気をつけることは?
面接についてですが、「親の同意があるか?」というのがとても重要です。本人が自衛隊に入隊する気でも、親の強い反対で辞退をせざるを得ないケースが毎年あるそうです。ここは親と相談しておきましょうね。
読んでおくべき本はありますか?
本ならなんでも読めばいいと思います。自分の見聞を広めるような本であれば貪欲に読んでください。ちなみに、防衛省のサイトに『防衛白書』というものがあるので、これは絶対に印刷して何回も読んでください👍
一応参考図書をあげておきます。
地政学は勉強しておいて損はないでしょう。
国家とは何か?を考える上では、ベネディクト・アンダーソンの想像の共同体も外せませんね。
竹槍持って戦うぞー!の時代ではありません。これからますますテクノロジー頼みの防衛になっていくことは間違いなしです。そういう意味で未来を予測するために、レイ・カーツワイルさんの本は1冊読んでおくといいでしょう。
体力に自信がないのですが・・・
体力試験はないので、試験を受けること自体には全然問題はありませんが、入隊してからは必要になるので日頃の運動を心がけましょう👍
それに最近の脳科学によると、『脳と運動』には密接な関係性があるということが示されています。簡単にいっちゃえば、運動してると頭が良くなるってことです。ということで、勉強に疲れたらランニングでも気分転換しましょう。勉強効率が上がるはずです。
こちらの本を読めば、勉強の合間にでも走りに行きたくなるはずです。
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