「ギターの売り上げを上げたい」
このような問いに、どう答えればいいでしょうか?
- もっといいギターを作る
- 営業を頑張る
- 広告を作る
などなど、いろいろな方法があるとは思いますが、これからの時代に適した方法はこれなんじゃないかなーと思います。
こちらの記事が参考になりました↓↓↓
ズオラ・ジャパンの桑野順一郎社長に、世界中のメディアが注力する定額課金モデル「サブスクリプション」成功の秘訣を聞きました。https://t.co/1483XugGvI
— 週刊ダイヤモンド編集部 (@diamondweekly) 2018年10月22日
次の商品も買ってもらうために
ギターを1本買ってもらうだけでは、そこまで売り上げは伸びません。もっとたくさんギターを得るためにはギターを好きになってもらうことが大切なんです。ギターを好きになってもらえれば、生涯に渡って買い続けてもらえます。
ではギターを好きになってもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
フェンダーの悩みが何かというと、ギター購入者の約9割が3カ月で断念してしまうことです。その「3カ月の壁」をうまく乗り越えさせないと、生涯にわたって機会損失が起こっているという考えです。
やったことは今おっしゃった通り、トレーニング動画を作って、それをストリーミング配信して、サブスクリプションで課金をする。それによってフェンダーのユーザーだけじゃなくて、ギブソンなど他メーカーのユーザーも救えるし、そこから収益を上げることができるのです。
目から鱗な情報です。ギターを得るためにギターのトレーニング動画を作って挫折させないようにする。面白いですね。
少し前まではゲームの動画をYouTubeにアップする行為は禁止されていました。しかし今ではゲームユーチューバー登場しているほど、ゲームの動画をYouTubeにアップするのが当たり前になっています。これはなぜなのでしょうか?
ゲームの動画を見て「このゲームやってみよう!」と思いゲームを購入する人がいるので、ゲーム会社としてもユーチューブにアップされるのを許可し始めたからなんですね。
同様に、昔はYouTubeに音楽をアップするのは禁止されていました。しかし今では公式チャンネルができてそこにプロモーションビデオなどアップしています。そうすることによって音楽に興味を持ってもらい、ライブなどに足を運んでもらえる可能性を増やしているんです。
どうやって収益を得ていくか?というのがどんどん変わっている時代なんですね。モノだけを売るのではなく、『モノ+行動させるモチベーション』をセットで考える時代なんですなー。
一度だけ買ってもらうのではなく、次もその次も買ってもらう仕組みを考えなければいけません。そしてその作戦がもっとも成功しているのがアップルですな。
いやー、おもしろいですね〜。
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