私がWordPressの記事管理でNotionを使うのをやめた理由

WordPressの記事管理でNotionへの転記をやめたことを表したフラットデザインのアイキャッチ画像 ブログ運営
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WordPressでどんどん記事を作成していくと、その管理が難しくなってきませんか?

私はなっていました。150記事を超えたあたりから、「どの記事がどこにあるのか」が頭の中だけでは追えなくなってきたのです。

そこで私が始めたのが、Notionでの記事管理でした(旧世代AIのGemini2.5 Proと相談しながら決めた)。記事を書いたら、タイトル、URL、カテゴリー、タグ、公開日、更新日をNotionのデータベースにメモしていく。これで一覧性はバッチリ。管理している感もバッチリ。

でも正直、めんどくさかった。

先に結論だけ言っておくと、この運用、まるごとやめました。今はWordPressが持っているデータを、Notionに手で転記していません。

なぜそうなったのか、順番に書きます。

きっかけは、めんどくさいなーと思いながら続けていたある日、2026年7月時点での最強AI、Fable 5に、いやFable 5先生に「なにかいい方法ないかな?」と相談したことでした。(工数Maxで)

そしたら・・・

真顔でこう言われました。

「その運用そのものをやめるのが一番です」

は??

(…心の中では納得…やっぱりね…🥺)

Notionへの転記は「二重管理」だった

記事数が増えてWordPressの記事管理が難しくなっている様子を表したイラスト

AIの言い分はこうです。

タイトルもURLもカテゴリーもタグも公開日も更新日も、全部WordPress本体がすでにデータベースとして持っている。そしてそのデータは取り出せる。だからわざわざNotionに書き写すのは二重管理で、リライトするたびに更新日がズレて、いずれ「どっちが正しいんだっけ」となる未来がほぼ確定している。

要は、WordPressが最初から持っているデータを、私は手作業で写経していたわけです。

まじか・・・なんて無駄なことをやっていたんだ…

確かにWordPressでちょっとリライトするたびにNotion側も手直しがいるので、めんどいんですわ。

悔しいから反論してみた

とはいえ、素直に負けを認めるのも悔しい。なので反論しました。

「Notionだと『記事を書いて積み上げた感』があるよ笑」

「どのカテゴリーやタグの記事が多いとかも、ちょっと操作したらすぐに見えるよ!」

我ながらどうせ反論されるだろうと思いながら、頑張ってFable 5先生に言い返してみました。

案の定、両方とも崩されました。

まず「積み上げた感」。積み上げた感の正体は「増えていく一覧を眺めること」であって、「タイトルやURLを手で転記すること」ではない。眺めるだけなら、WordPressの投稿一覧が最初から件数を出してくれています。

つまり、積み上げた感は手入力しなくても勝手に積み上がっている。

そして私自身が「正直めんどくさい」と言っている時点で、転記を儀式として楽しめてすらいない。

ぐうの音も出ません。

次に「カテゴリーごとの記事数がすぐ見える」問題。これはむしろWordPressの方が速いのです。管理画面で「投稿 → カテゴリー」を開くと、カテゴリーごとの記事数が「カウント」列に最初から表示されています。タグも同じです。

「ちょっと操作したら見える」ではなく「開いたら見えている」。

しかもNotionで同じ集計を成立させるには、全記事を転記し続けるという前提コストを払い続ける必要があります。比較として成立していませんでした笑。

じゃあ、なんでNotionで管理する人が多かったの?

ここで疑問が湧きました。

データを取り出す口がWordPressに最初からあるなら、賢い人は昔からそうしていたの?と。

調べてもらった答えは、「AIツールで変わったのはAPIの便利さではなく、アクセスコスト」でした。

WordPressのREST APIは以前からあります。それ以前にもXML-RPCという古い仕組みがありました。つまり「WordPressは全部データベースに持っているんだから、そこから引けばいい」という理屈自体は、昔から成立していたのです。

ただし、使うコストが高かった。

認証を通して、JSONを読んで、CSVに整形するスクリプトを自分で書く必要がある。エンジニアなら短時間でできることでも、非エンジニアにとっては週末が潰れる調べ物です。

だからAPIは「書ける人には昔から便利、書けない人には存在しないのと同じ」だった。

そこにCodexやClaude CodeのようなAIコーディングツールが登場して、この「書けない人」の壁がかなり低くなりました。私のような非エンジニアでも、「WordPressの全記事一覧をCSVで出したい」と頼めば、必要なスクリプトのたたき台が手に入る時代になったのです。

もちろん、パスワードなどの認証情報をそのままAIに貼り付けたり、中身を確認せずに実行したりするのは避けた方がいいです。

ちなみにXML-RPCは、現在ではセキュリティ上の理由から無効化されることもある仕組みです。今から記事管理のために使うなら、基本的にはREST APIやエクスポート系プラグインを考えた方が分かりやすいと思います。

つまり、Notionでの記事管理は、当時の環境なら普通に合理的だったのです。

転記という無駄は当時から無駄だったけれど、代替手段が高価すぎたので、無駄が相対的に最適解に見えていた。

環境が変わったから、最適解が変わった。

それだけの話でした。

今の私の管理方法

というわけで、現在の運用はこうなっています。

メタデータ、つまりタイトル、URL、カテゴリー、タグ、公開日、更新日などは、一覧が欲しくなったらWordPressから取り出す。手入力はゼロ。常に最新。

WordPressにはREST APIがあるので、自分のサイトの記事データを外から取得できます。ただし、実際に使うには件数制限やページ送り、カテゴリー名やタグ名の扱いなど、少し整える必要があります。

なので私は、「URL、タイトル、公開日、更新日、カテゴリー、タグをCSVにしたい」という形でAIに頼むのが現実的だと思いました。

自分でゼロからコードを書くのではなく、欲しい項目を指定して、WordPressから取り出してもらう。これなら、Notionに1記事ずつ手で転記するよりずっとラクです。

そして外部のノートに残すのは、WordPressが知らない情報だけ。

たとえば、

「この記事はリライト対象」
「これとこれは統合したい」
「この記事はこのカテゴリの入口にしたい」
「この記事からこっちの記事に内部リンクを送りたい」

こういう、自分の判断やメモの部分です。

データはWordPressから引く。外には判断だけ置く。

管理場所が二箇所あると、必ずどちらかが腐ります。私のNotionの手動データベースは、畳みました。

非エンジニアからすると、「どうやってWordPressのデータを取り出すんや?」と思うかもしれませんが、AIに聞けば簡単です。WordPress REST APIを使いたい、みたいなことを言えばOKです。

ただ、これで全部解決したわけじゃない

記事同士の内部リンクや役割の関係を考えている様子を表したイラスト

正直に書いておくと、この方法で片づくのは「属性」の管理だけです。

タイトル、URL、日付、カテゴリー、タグ。1記事にぶら下がっている情報は、これで十分に見えるようになりました。

でも、記事が増えて本当に困りだすのは、そこだけじゃないんですよね。

「この記事、前に書いたあの記事とリンクでつないだっけ?」

「同じテーマの記事、いくつか散らばってないか?」

「どこからもリンクされていない、ひとりぼっちの記事はないか?」

こういう「記事と記事の関係」は、属性ではありません。記事のあいだに引かれた線の話です。

そしてこの線は、WordPressの管理画面には一枚も表示されません。

面白いのは、データ自体はちゃんとあることです。内部リンクは本文の中にリンクとして全部埋まっています。持っているのに、見る画面がないのです。

じゃあこれもNotionに書けばいいのかというと、違います。

同じ轍を踏むだけです。

線もまた、本文から機械的に取り出せる情報だからです。手で管理しはじめた瞬間に、また更新が追いつかなくなって腐ります。

外のノートに書くべきなのは、そこから一歩進んだ判断のほうです。

「この記事を軸にする」
「これとこれは一本に統合する」
「このかたまりで一つのテーマを作る」

こういう設計は、WordPressのどこにも書いていません。私が決めることだからです。

……と、ここまで書いて気づきました。

これ、結局さっきと同じ結論ですね。

データはWordPressから引く。外には判断だけ置く。

ちなみに内部リンク整理も、CodexやClaude Codeを使えばできます!
ただここはまだ私の言語化力が足りないせいで文章にできないので、またの機会に!

まとめ:悔しいけど、転記はもう要らない

Notionが悪いツールだという話ではありません。手作業が前提の時代には、Notionはその手作業を一番快適にしてくれるツールでした。

ただ、AIツールが「転記」そのものを倒してしまった。

WordPressの記事管理がめんどくさいなーと悩んでいたあなた、まずはWordPressの管理画面を開いてみてください。

それでも足りなければ、REST APIやエクスポート系のプラグインという選択肢もあります。データはもう、そこに全部あります。(ちなみに私はほしいデータをいい感じに出してくれるプラグインがなかったので、REST APIを使うことにしました)

外部のノートに書くべきなのは、WordPressがすでに持っているデータではありません。

自分がどう判断したか。
これからどう直したいか。
どの記事をどの記事につなげたいか。

そこだけでよかったのです。

「え?ブログ何年もやっててそんなことも知らずに手で写してたの?」

うるさいヨーーーーー!!笑

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