いまさら聞けないプラスチックの種類一覧|PET・PP・PE・PVC・PSの違いを身近なものでわかりやすく解説

PET・PP・PE・PVC・PSなどプラスチックの種類を身近な製品で示したアイキャッチ画像 科学・歴史・文化
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プラスチックの種類って、名前だけ見ると少しややこしいですよね。

PET、PP、PE、PVC、PS。
食品容器の裏側やペットボトルのラベルで見かけることはあっても、「それぞれ何が違うの?」と聞かれると、意外と説明しにくいと思います。

ただ、難しく考えすぎなくても大丈夫です。

ものすごくざっくり言うと、プラスチックはひとつの素材名ではなく、いろいろな性質を持つ素材のグループです。ペットボトルに向いているもの、レジ袋に向いているもの、弁当容器に向いているもの、発泡スチロールに向いているものが、それぞれあります。

今日は、PET・PP・PE・PVC・PSの違いを、ペットボトル、食品トレー、レジ袋、ラップ、弁当容器、消しゴム、歯ブラシ、発泡スチロールなど、身近なものと結びつけながら整理していきます。

まずはざっくり一覧

PET・PP・PE・PVC・PSの代表例を一覧で示した図解

最初に、代表的なプラスチックの違いを一覧で見ておきます。

種類正式名称性質のイメージ身近なもの
PETポリエチレンテレフタレート透明で、軽く、割れにくいペットボトル本体、透明容器、卵パックなど
PPポリプロピレン軽く、熱に比較的強い弁当容器、保存容器、キャップ、日用品など
PEポリエチレンやわらかく、袋やフィルムにしやすいレジ袋、ポリ袋、包装フィルム、洗剤ボトルなど
PVCポリ塩化ビニル硬くもやわらかくもできる水道管、ホース、電線の被覆、床材、消しゴムなど
PSポリスチレン硬く透明にでき、発泡させると軽い食品トレー、発泡スチロール、CDケースなど

この表だけを見ると、「なるほど、だいたいわかった」と思えるかもしれません。

ただし、実際の製品はもう少し複雑です。同じ食品容器でも、商品によって素材が違うことがあります。ラップもすべて同じ素材ではありません。歯ブラシのように、柄と毛で素材が違うものもあります。

なので、この表は「完全な分類表」というより、身近なものからプラスチックの違いをつかむための地図だと思ってください。

プラスチックはひとつの素材名ではない

プラスチックがひとつの素材名ではなく大きな分類であることを示した図解

プラスチックという言葉は、かなり便利です。

でも、便利すぎるぶん、少し大ざっぱでもあります。

たとえば、金属にも鉄、アルミ、銅、ステンレスなどがあります。どれも金属ですが、重さや硬さ、さびやすさ、加工のしやすさは違います。鉄のフライパンとアルミ缶を同じ「金属」でまとめることはできますが、使い道はまったく同じではありません。

プラスチックもこれに近いです。

ペットボトルには、中身が見えやすくて軽い素材が向いています。レジ袋には、薄くてしなやかな素材が向いています。弁当容器では、ある程度の熱への強さが必要になります。発泡スチロールでは、軽さや断熱性が役に立ちます。

つまり、「プラスチック」とひとまとめにするより、「どんな性質を持つプラスチックなのか」を見ると、一気にわかりやすくなります。

ナフサから作られるプラスチックにも種類がある

石油からナフサを経てプラスチック素材が作られる流れを示した図解

プラスチックは、石油から取り出されるナフサなどをもとに作られることが多いです。

ナフサからエチレンやプロピレンなどの原料が作られ、それらが反応して、ポリエチレンやポリプロピレンなどの材料になります。

ここだけ聞くと少し化学っぽくて身構えてしまいますが、この記事では細かい化学構造までは追いかけません。

大事なのは、「ナフサからプラスチックができる」と言っても、そこから生まれるプラスチックにはいろいろな種類がある、ということです。

ナフサについては、別記事「ナフサとは何か?価格上昇・不足の原因と生活への影響をわかりやすく解説」で詳しく解説しています。

PETとは:ペットボトル本体でおなじみの透明なプラスチック

PETは「ポリエチレンテレフタレート」の略です。

名前は長いですが、まずは「ペットボトル本体に使われる、透明で割れにくいプラスチック」と考えるとわかりやすいです。

ちなみに、ペットボトルの「ペット」は、動物のペットではありません。このPETという素材名から来ています。ここ、知らないとちょっとややこしいですよね。

PETの大きな特徴は、透明で中身が見えやすく、ガラスより軽く、落としても割れにくいことです。

飲み物のボトルでは、中身が見えることが大切です。水なのか、お茶なのか、ジュースなのかが外から見える方が、買う側も使う側も安心できます。さらに、ガラスびんより軽くて持ち運びしやすいので、飲料ボトルとの相性がよい素材です。

PETは、ペットボトル本体のほか、透明な食品容器、卵パック、一部の包装材などに使われることがあります。

ただし、PETは万能ではありません。

一般的なペットボトルに熱湯を入れたり、電子レンジにかけたりするのは避けた方が安全です。耐熱用の容器もありますが、使えるかどうかは必ず製品の表示を確認する必要があります。

もうひとつ大事なのは、ペットボトルのすべての部分がPETとは限らないことです。

ペットボトルの本体・キャップ・ラベルで素材が違うことを示した図解

多くの場合、ボトル本体はPETですが、キャップやラベルは別のプラスチックでできています。そのため、分別するときにキャップやラベルを外すように案内されることがあります。

このあたりは、次の記事で扱う「ペットボトルはどうやってリサイクルされる?」にもつながる話です。

PPとは:弁当容器や保存容器でよく見る、熱に比較的強いプラスチック

PPとPEの違いを弁当容器とレジ袋で比較した図解

PPは「ポリプロピレン」の略です。

コンビニ弁当の容器や、家にある食品保存容器の裏側を見ると、「PP」と書かれていることがあります。容器の裏側を見る習慣なんて普段あまりないかもしれませんが、一度気にし始めると、意外と見つかります。

PPは、生活の中でかなりよく使われているプラスチックです。食品容器、弁当容器、保存容器、ストロー、日用品、自動車部品など、使い道はとても広いです。

特徴は、軽くて、熱に比較的強いことです。そのため、温かい食品を入れる容器や、食品保存容器などでよく見かけます。

ただし、「PPだから必ず電子レンジで使える」とは言えません。

PPは熱に比較的強いプラスチックですが、電子レンジで使えるかどうかは素材だけで決まりません。容器の形や厚み、耐熱温度、フタの素材、食品の油分などによっても変わります。

たとえば、本体は電子レンジ対応でも、フタは外す必要がある容器もあります。油分の多い食品は温度が上がりやすく、容器に負担がかかることもあります。

なので、実際に使うときは「電子レンジ使用可」「耐熱温度」など、製品の表示を確認するのが安心です。

PPは熱に強い傾向がある。
でも、電子レンジで使えるかどうかは表示を見る。

このくらいで覚えておくと、実生活でも役に立ちます。

PEとは:レジ袋や包装フィルムに使われる、やわらかいプラスチック

PEは「ポリエチレン」の略です。

名前だけ見ると少し難しそうですが、実物にはかなり頻繁に触れています。レジ袋、ポリ袋、包装フィルム、洗剤ボトル、シャンプーボトル、バケツなど、生活のあちこちに出てくる素材です。

PEの特徴は、やわらかく加工しやすいことです。薄いフィルムや袋にしやすく、水にも強い性質があります。

特にイメージしやすいのは、袋やフィルムです。レジ袋のように薄くて軽いもの、食品を包むフィルムのように曲げたり巻いたりしやすいもの、ごみ袋のように大きく広げて使うものには、PEがよく使われます。

一方で、PEは袋だけの素材ではありません。洗剤やシャンプーの容器、バケツのように、もう少ししっかりした形のものにも使われます。

これは、PEの中にも種類があるからです。細かく見ると、低密度ポリエチレンや高密度ポリエチレンなどに分かれます。やわらかい袋に向いているものもあれば、少しかためのボトルや容器に向いているものもあります。

ただ、この記事ではそこまで深く覚えなくても大丈夫です。

まずは、PEは「袋やフィルムでよく見る、やわらかいプラスチック」と考えると理解しやすいです。

なお、ラップの素材は商品によって違います。PE製のラップもありますが、PVCやPVDCなどが使われているラップもあります。どの素材か知りたいときは、商品のパッケージにある材質表示を見るのが確実です。

「ラップ=必ずPE」と決めつけない方が安全です。

PVCとは:水道管にもホースにも使われる、硬さを変えられるプラスチック

PVCは「ポリ塩化ビニル」の略です。一般には「塩ビ」と呼ばれることもあります。

PVCのおもしろいところは、硬くも、やわらかくも使えることです。

たとえば、水道管のように硬いものに使われます。一方で、ホースや床材、プラスチック消しゴムのように、やわらかさが必要なものにも使われます。

同じPVCなのに、なぜこんなに違うのかと思うかもしれません。

理由は、加工の仕方や、加える材料によって性質を変えられるからです。やわらかくする材料を加えることで、しなやかなPVCにすることができます。

PVCは、薬品に比較的強く、燃え広がりにくい性質もあります。そのため、水道管、ホース、電線の被覆、床材、プラスチック消しゴムなど、建材から日用品まで幅広く使われています。

ただし、「燃えにくい」は「燃やしても安全」という意味ではありません。

PVCを自分で燃やすようなことは避け、処分するときは自治体のルールに従うことが大切です。このあたりは、プラスチックの便利さと扱い方の注意が同時に出てくるところだと思います。

ここからわかるのは、プラスチックの性質は「素材名だけ」で決まるわけではないということです。どんなふうに作るか、何を加えるか、どんな形にするかによって、同じ種類のプラスチックでも使い道が広がります。

PSとは:食品トレーや発泡スチロールにつながるプラスチック

PSは「ポリスチレン」の略です。

PSは、硬くて透明なものに使われることがあります。たとえば、CDケースや透明な容器などをイメージするとわかりやすいです。硬さがある一方で、製品によってはパキッと割れやすいこともあります。

そして、PSで特に身近なのが発泡スチロールです。

発泡スチロールは、ざっくり言えば、PSを発泡させて、空気をたくさん含ませたものです。空気を含むことで、とても軽くなり、熱を伝えにくくなります。

だから、食品トレー、保冷箱、梱包材などに使われます。

スーパーで見る白い食品トレー、家電を買ったときに箱の中に入っている白い緩衝材、魚や野菜の保冷箱などを思い浮かべると、かなり身近に感じられるはずです。

PSそのものは、硬くて透明なプラスチックとして使われることがあります。そこに空気を含ませると、発泡スチロールのように軽くて断熱性のある素材になります。

同じ素材でも、加工の仕方で手ざわりや役割が大きく変わる。PSは、そのことがわかりやすいプラスチックです。

なお、PS製品は熱に弱いものも多いです。食品トレーや発泡スチロール容器を電子レンジで使えるかどうかは、必ず表示を確認してください。

国内ではPEやPPが多く作られている

身近な印象だけで見ると、ペットボトルのPETがいちばん目立つかもしれません。

ただ、国内の生産量で見ると、PEやPPの存在感はかなり大きいです。

塩ビ工業・環境協会がまとめている統計では、2024年の国内生産量は、PEが1,938千トン、PPが1,935千トン、PVCが1,464千トン、スチレン系樹脂が902千トン、PETが192千トンとされています。

PEとPPは、どちらも約190万トン規模で作られていることになります。

PEは袋やフィルム、容器などに使われます。PPは食品容器、日用品、自動車部品など、さらに幅広い場面で使われます。そのため、生活の中では目立ちにくくても、量としてはかなり大きな存在です。

ただし、統計を見るときには少し注意も必要です。

ここで出てくる「スチレン系樹脂」は、PSだけを指す言葉ではありません。PSのほか、AS樹脂やABS樹脂なども含むグループ名です。また、PETの国内生産量も「ペットボトルの使用量そのもの」と同じ意味ではありません。

数字を見るときは、統計上の分類と、この記事で説明している素材名が完全に一致しない場合があることも知っておくと安心です。

「プラ」マークは素材名ではない

プラマークとPP・PE・PS・PETなどの材質表示の違いを示した図解

食品の袋や容器を見ていると、「プラ」と書かれたマークを見ることがあります。

この「プラ」マークを見ると、「これはプラスチックという素材なんだな」と思うかもしれません。大きく見れば間違いではありません。

ただし、もう少し正確に言うと、「プラ」マークは素材名ではなく、分別のための目印です。

つまり、「プラ」と書いてあるからといって、それがPETなのか、PPなのか、PEなのか、PSなのかまではわかりません。

素材を知りたいときは、「プラ」マークの近くにある材質表示を見ると手がかりになります。たとえば、食品容器の裏側や袋の端に、PP、PE、PS、PETなどの表示があることがあります。

ただし、すべての製品にわかりやすく書かれているとは限りません。また、複数の素材を組み合わせた容器包装もあります。

材質表示は「完全な答え」というより、「素材を知るための手がかり」と考えるとよいです。

もうひとつややこしいのは、PET素材だからといって、いつもPETマークになるとは限らないことです。

飲料用などのペットボトル本体には、PETマークが付いていることがあります。一方で、PET製の食品容器や卵パックなどは、「プラ」マークの対象になることがあります。

マークは分別のための目印で、材質表示は素材を知るための手がかりです。このように分けて考えると、混乱しにくくなります。

ペットボトルは「本体・キャップ・ラベル」で素材が違うことがある

ペットボトルのラベルを見ると、PETマークとプラマークの両方が書かれていることがあります。

これは、ボトル本体と、キャップやラベルで、素材やリサイクルの扱いが違うからです。

多くの場合、ペットボトル本体はPETです。一方で、キャップはPPやPEなど、ラベルはPSやPPなど、別のプラスチックで作られていることがあります。そのため、リサイクルの流れも分かれます。

ここを知っておくと、「なぜキャップとラベルを外すのか」が少しわかりやすくなります。

分別は、ただ面倒な作業としてあるわけではありません。素材の違いと関係しているのです。

もちろん、自治体や回収方法によって細かいルールは違います。実際にごみ出しをするときは、住んでいる地域のルールに従ってください。

身近な製品は、ひとつの素材だけでできているとは限らない

ここまでPET、PP、PE、PVC、PSをひとつずつ見てきました。

ただし、身近な製品は、必ずしも一種類のプラスチックだけでできているとは限りません。

たとえば、歯ブラシは柄と毛で素材が違うことがあります。柄にはPP、毛にはナイロンなどが使われることがあります。

食品の包装も同じです。中身を守るために、複数の素材を組み合わせている場合があります。

理由は、製品に求められる役割がひとつではないからです。

破れにくくしたい、中身を見せたい、酸素を通しにくくしたい、水分を逃がしたくない、軽くしたい、熱に強くしたい、印刷しやすくしたい。こうした目的に合わせて、素材や加工方法が選ばれています。

だからこそ、プラスチックの種類を知ると、身近なものの見え方が少し変わります。

「これは何でできているんだろう」と思ったら、容器の裏側や袋の端にある表示を見てみてください。PP、PE、PS、PETなどの文字が見つかるかもしれません。

ちょっとした宝探しみたいで、見始めると意外とおもしろいです。

同じプラスチックでも、使い道が違う理由

プラスチックの種類を理解するときに大事なのは、名前を丸暗記することではありません。

大事なのは、「どんな性質があるから、その使い道に向いているのか」を考えることです。

透明さが大事なら、ペットボトルや透明容器のような使い道に向きます。やわらかさが大事なら、袋やフィルムに向きます。熱への強さが大事なら、食品容器や保存容器に向きます。燃え広がりにくさや丈夫さが大事なら、建材や電線の被覆に向きます。軽さや断熱性が大事なら、発泡スチロールのような使い道に向きます。

こうして見ると、プラスチックはただ「安くて便利だから使われている」だけではないことがわかります。

プラスチックには、軽いこと、割れにくいこと、成形しやすいこと、透明にできること、やわらかくできること、熱に強くできることなど、さまざまな特徴があります。

そうした特徴があるから、生活のいろいろな場所で使われています。

もちろん、プラスチックには、ごみやリサイクル、環境への影響といった課題もあります。

ただ、その話を考えるためにも、まずは「プラスチックには種類がある」と知っておくことが大切です。全部をひとまとめにしてしまうより、少し分けて見た方が、便利さも課題も考えやすくなります。

まとめ:プラスチックの種類は、身近なものから見るとわかりやすい

プラスチックは、ひとつの素材名ではありません。PET、PP、PE、PVC、PSなど、さまざまな種類があります。

PETは、透明で軽く、割れにくい素材として、ペットボトル本体によく使われます。PPは、軽くて熱に比較的強く、食品容器や保存容器でよく見かけます。PEは、やわらかく加工しやすく、袋やフィルムに使われやすい素材です。PVCは、硬くもやわらかくも使える素材で、水道管、ホース、床材、消しゴムなどに使われます。PSは、硬く透明な製品にも使われ、発泡させると食品トレーや発泡スチロールになります。

大切なのは、名前を暗記することではありません。

「透明だから中身を見せやすい」「やわらかいから袋にしやすい」「熱に比較的強いから容器に向いている」「空気を含ませると軽くて断熱性が出る」というように、性質と使い道をセットで見ると、プラスチックの種類はぐっと理解しやすくなります。

そして、素材の違いがわかると、リサイクルの話も見えやすくなります。

特にペットボトルは、ボトル本体、キャップ、ラベルで素材が違うことがあります。次は、ペットボトルが回収されたあと、どのようにリサイクルされていくのかを見ていきます。

というわけで、プラスチックの種類は、難しい化学の話というより、毎日の買い物やごみ出しの中にある身近な知識です。名前を全部覚えようとしなくても、「この素材は何に向いているのかな」と見るだけで、身の回りのものが少し違って見えてくると思います。

よくある質問

PETとプラスチックは別物ですか?

PETはプラスチックの一種です。

プラスチックという大きなグループの中に、PET、PP、PE、PVC、PSなど、さまざまな種類があります。ペットボトル本体に使われるPETも、その中のひとつです。

PPとPEは何が違いますか?

PPはポリプロピレン、PEはポリエチレンです。

ざっくり言うと、PPは比較的熱に強く、食品容器や保存容器などでよく見かけます。PEはやわらかく加工しやすく、袋やフィルムなどでよく使われます。

ただし、実際の製品では、厚みや形、加工方法によって性質が変わります。素材名だけですべてを判断するのではなく、製品の表示も確認すると安心です。

電子レンジで使えるプラスチックはどれですか?

PPは比較的熱に強いため、電子レンジ対応の食品容器に使われることがあります。

ただし、PPなら何でも電子レンジOKというわけではありません。容器の耐熱温度、フタの素材、食品の油分などによって変わります。

電子レンジで使うときは、「電子レンジ使用可」「耐熱温度」などの表示を必ず確認してください。

発泡スチロールは何のプラスチックですか?

発泡スチロールは、主にPS、つまりポリスチレンを発泡させたものです。

PSに空気をたくさん含ませることで、軽く、熱を伝えにくい素材になります。そのため、食品トレー、保冷箱、梱包材などに使われます。

ラップは何のプラスチックですか?

ラップの素材は商品によって違います。

PE、PVC、PVDCなどが使われることがあります。どの素材が使われているか知りたい場合は、商品のパッケージにある材質表示を見るのが確実です。

「ラップは必ずこの素材」と決めつけず、商品ごとの表示を見るとよいです。

プラマークがあれば、全部同じ素材ですか?

同じ素材とは限りません。

「プラ」マークは、主に分別のための目印です。それだけでは、PETなのか、PPなのか、PEなのか、PSなのかまではわかりません。

素材を知りたいときは、PP、PE、PSなどの材質表示が手がかりになります。

ペットボトルは全部PETでできていますか?

ボトル本体はPETでできていることが多いです。

ただし、キャップやラベルは別のプラスチックでできていることがあります。そのため、リサイクルのときにキャップやラベルを外すように案内されることがあります。

ただし、分別ルールは自治体によって異なる場合があります。実際に出すときは、住んでいる地域のルールを確認してください。

参考サイト

一般社団法人 プラスチック循環利用協会「プラスチックの種類」
https://www.pwmi.jp/library/library-104/
アクセス日:2026年7月2日

日本プラスチック工業連盟「プラスチックってなに?」
https://www.jpif.gr.jp/learn/about/
アクセス日:2026年7月2日

一般社団法人 プラスチック循環利用協会「プラスチックリサイクルの基礎知識」
https://www.pwmi.or.jp/pdf/panf1.pdf
アクセス日:2026年7月2日

塩ビ工業・環境協会「プラスチックの種類別生産量」
https://www.vec.gr.jp/statistics/statistics_4.html
アクセス日:2026年7月2日

公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会「容リ法と識別表示の関係」
https://www.jcpra.or.jp/law/display.html
アクセス日:2026年7月2日

経済産業省「容器包装の識別表示に関するQ&A」
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/admin_info/law/02/faq.html
アクセス日:2026年7月2日

プラスチック容器包装リサイクル推進協議会「プラマークとは」
https://www.pprc.gr.jp/pla-mark/about.html
アクセス日:2026年7月2日

PETボトルリサイクル推進協議会「PETボトルリサイクル年次報告書2025」
https://www.petbottle-rec.gr.jp/nenji/2025/2025.pdf
アクセス日:2026年7月2日

消費者庁「歯ブラシ」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/guide/zakka/zakka_25.html
アクセス日:2026年7月2日

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