Mbpsとは?どれくらいであれば快適なのか?【データ通信の基礎知識】

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「Mbpsってよく聞くけど、結局どれくらいの数字があればいいの?」 格安SIMや光回線のプランを選ぶとき、必ず目にするこの言葉。なんとなく「大きい方が速そう」とは分かっていても、自分に必要な速度がどれくらいか判断するのは難しいですよね。

Mbpsとは、データ通信を行う際の速度の単位です。1秒間に送受信可能なデータ量を表しています。読み方は『メガビーピーエス』です。「Mega bit per second」の頭文字を取ったものですね。

それで、Mbpsがどれくらいあればいいかと言いますと、スマホでYouTubeなどの動画視聴をする場合、『3Mbps』があればSD画質程度でストレスなく視聴することができます 👍

とりあえずは3Mbpsを基準にしてもらえればいいかと思います。

以下ではもう少し具体的に『Mbps周りの話』について書いていきます。

*このページの内容は話が難しくなりそうなので、キャラクターを使いましょう。

質問担当がこちら↓↓↓

ぶたさん
ぶたさん

気になるところがあればワイが質問していくでー。

解説担当がこちら↓↓↓

ぞうさん
ぞうさん

できる限り分かりやすくなるような解説をするよ!

キャラクターを使うことで少しでも分かりやすくなれば幸いです。


1. Mbpsとは?

Mbps(メガビーピーエス) は、データ通信を行う際の速度の単位で、「Mega bit per second」の頭文字を取った略称です。

つまり、1秒間に送受信できるデータ量 を表しています。この数値が大きいほど、1秒あたりに多くのデータのやり取りが可能になるというわけです。

  • 数値が大きいほど: 1秒間に送れるデータが多い(=速い)
  • 数値が小さいほど: 1秒間に送れるデータが少ない(=遅い)

とりあえずは、「ネットの馬力」のようなものだと考えておけばOKです。


2. kbpsやGbpsとの違い

kbps、Mbps、Gbpsの3つのデータ速度レベルを比較したミニマルなフラットベクターイラスト。小さな自転車(kbps)、速い車(Mbps)、高速ジェット機(Gbps)を横に並べて表現。クリーンなライン、ソフトな色彩、プロフェッショナルなテック系スタイル、背景は白。
ぶたさん
ぶたさん

kbpsやGbpsとかいう言葉もあるけれど、Mbpsはこれとどう違うの?

これらはすべて「bits per second(ビット毎秒)」の派生単位で、接頭語の違いで単位の大きさが変わっているのです。

1,000 bps  = 1 kbps(キロビーピーエス)
1,000 kbps = 1 Mbps(メガビーピーエス)
1,000 Mbps = 1 Gbps(ギガビーピーエス)

つまり、大きさの関係は以下の通りです。

kbps < Mbps < Gbps

bpsの数値が大きくなるほど、多くのデータのやり取りが可能となります。

単位読み方意味
kbpsキロ・ビーピーエス小さな単位(制限時によく見る)
Mbpsメガ・ビーピーエス標準的な単位(一番よく見る)
Gbpsギガ・ビーピーエス大きな単位(光回線の最大速度など)
ぶたさん
ぶたさん

へえ、つまりGbpsが一番大きいのやな。なるほど。

ぞうさん
ぞうさん

最高の通信環境を求めたいなら、やっぱり光回線だね!


3. 「bit(ビット)」と「byte(バイト)」の違い

8つの小さなデジタルキューブ(ラベル:bit)が、1つの大きなキューブ(ラベル:Byte)に統合される様子を示すシンプルなインフォグラフィックイラスト。ソフトなブルーとグレーのカラーパレットを使用した3Dアイソメトリックスタイル。明確、教育的、高品質、背景は白。

少し技術的な話になりますが、Mbpsをきちんと理解するためには、bitとbyteの違いも理解しておきましょう。なぜかと言いますと、私たちが普段使う「10MB」は「10 Mega byte」でして、通信速度の「10Mbps」は「10 Mega bit Perplexity second」と単位がずれているからです 😅

ここがちょっと難しいところなのですね。私も最初にMbpsを見た時はこの違いで「あれ?」になりました。「1秒間にどれくらいのデータがダウンロードできるんだろう?」と考えるときは、少しだけ計算してあげなくてはなりません。でも計算は簡単です。

8 bit = 1 byte

なので、8で割ってあげると「1秒あたりにダウンロードできるデータ量(byte)」が分かる のです。

たとえば、回線の速度が 75 Mbps の場合:

75 Mbps ÷ 8 = 約 9.4 MB/s

つまり、1秒間に約9.4MBのデータをやり取りできるということです。

ぞうさん
ぞうさん

通信業界では「小文字のb(bit)」、ファイルサイズでは「大文字のB(Byte)」と書き分けるのがルールなんだ。覚えておくとちょっと通だよ。


4. 『上り』『下り』の意味とは?

ぶたさん
ぶたさん

上りとか下りとかあるけれど、これってどういう意味やの?

インターネットの通信には「上り(アップロード)」と「下り(ダウンロード)」の2つの方向があります。

  • 下り(ダウンロード): 動画視聴、サイト閲覧、SNSを見る
  • 上り(アップロード): 動画投稿、SNSへの写真アップ、メール送信

動画のアップロードなどをしない方は、基本的に 『下りの速度』を意識 しておくといいでしょう。下りの速度が遅いと、なかなかダウンロードできずにイライラしてしまいます 🤢

たとえば下り速度が 30Mbps の場合:

30 Mbps ÷ 8 = 約 3.75 MB/秒

スマホのカメラで写真を撮ると、1枚だと3MBくらいです。ですから30Mbpsの下り速度があれば、写真1枚は約1秒でダウンロード可能 なのです。

ぶたさん
ぶたさん

普段使う分には「下り」が大事なんやな?

ぞうさん
ぞうさん

その通り!ただ最近は、InstagramのリールやTikTokに動画を上げる人も多いよね。「動画を投稿する人」は上りの速さもチェックしておこう。


5. 通信速度の表記は理論上の最高速度

ぶたさん
ぶたさん

「最大100Mbps」とかあるけど、これって実際にそれくらい出るの?めっちゃ気になるな。

実は、これは理論上の最高速度なのです。実際の通信速度に影響を与えるのは、たとえば以下のような要因です:

  • 混雑時間帯 ——通勤・通学の時間帯や夜間など、多くの人がインターネットを使っている時間帯は速度が落ちてしまいます
  • 接続先のサーバーの状況 ——こちらの回線がいくつ高速でも、接続先が混んでいると遅くなることがあります
  • 電波環境(モバイルの場合) ——電波の障害や電波が届きにくい場所では速度が落ちます

回線を契約する際に重要なのは、最高速度よりも 「平均的に安定した速度」 です。私も昔は最高速度の数値だけで回線を選んでいたのですが、実際に「夜になると遅くなる」という経験をして、安定した速度の方がずっと大事だと気づきました。最高速度の100Mbpsなんて普通の人には必要ありませんから、安定した速度が出ている方が有用なのです。

安定した速度を保ちたいのであれば、格安SIMより、ドコモなどの3大キャリア の方がいいです。

ぶたさん
ぶたさん

へえ、最大値の数字だけ見るのじゃダメなのやな。なるほど。

ぞうさん
ぞうさん

オンラインゲームやライブ実況をしたいなら、有線接続の光回線を引くことをおすすめします。やっぱり光回線が最も信頼できるね!


6. 動画視聴・利用シーン別の必要速度

SD(ぼやけた)、フルHD(鮮明)、4K(鮮やか)の異なる解像度で動画再生を行っている3つのスマートフォン画面の概念図。各画面の下には、必要なMbpsを表すプログレスバー。鮮やかだがクリーンなベクターアート、背景は白。
ぶたさん
ぶたさん

写真や動画のデータ通信量の目安ってどのくらいやの?

では、実際に「いくつのMbpsがあればいいのか」を用途ごとにまとめてみましょう。

利用シーン必要な下り速度快適度備考
LINE・メール1 Mbps★★★★★テキスト中心なら全く問題なし
サイト閲覧・SNS3 Mbps★★★★☆写真が多いサイトは少し待つかも
YouTube(標準画質)3 Mbps★★★★☆止まらずに視聴できる最低ライン
YouTube(フルHD)5〜10 Mbps★★★★☆スマホで見るならこのくらいが理想
4K動画・クラウドゲーム25 Mbps〜★★★☆☆高画質を維持するには安定性が重要

という感じです。動画の解像度が上がるほど、必要なデータ量と速度がどんどん大きくなるのですね。

ぞうさん
ぞうさん

ちなみに、上の表の必要速度は「動画を視聴する(ダウンロードする)側」の目安です。YouTubeなどへの動画アップロードやライブ配信では、別途アップロード用のビットレートの検討が必要になりますよ。


7. 通信制限の速度『128kbps』でできること・できないこと

通信速度の遅さ(128kbps)のクリエイティブなメタファー。デジタルの砂時計アイコンと亀またはカタツムリを組み合わせ、読み込み中の円が止まっている様子。ミニマルなベクター、ソフトな赤とグレーのアクセント、背景は白。
ぶたさん
ぶたさん

データ通信量の上限に達したら速度がかなり遅くなるの?使えなくなるレベルなの?

はい、キャリアによっては通信速度が 『最大128kbps』に制限 されるところが多いです。これはかなり遅いです 😱

私も昔に通信制限に引っかかった時に「なぜこんなに遅いのだろう」と思ったのですが、この128kbpsの正体を知った時に「そりゃそうだな」と思いました。

さっそく8で割ってbyteに直してみましょう。

128 kbps ÷ 8 = 16 KB/秒

つまり、1秒間に16KBのデータのやり取りが可能です。スマホの写真の3MBで考えてみますと、3MBは3,000KBなので:

3,000 KB ÷ 16 KB/秒 = 約 187秒(約3分)

つまり、スマホの写真1枚をダウンロードしようと思えば約3分もかかってしまう ということです 🤢

これは絶望的な遅さですね。この速度では以下のような操作が難しくなります:

  • 動画視聴(バッファリングが激しい)
  • ビデオ通話
  • 重いウェブサイトの読み込み
  • アプリのダウンロード・アップデート

一方、以下のような操作であればまだなかなか使えます:

  • テキストベースのメッセージ送受信(LINEなど)
  • 軽いウェブサイトの閲覧
  • メールの送受信
ぶたさん
ぶたさん

写真1枚で3分か…めっちゃ遅いな。やっぱりこれは辛いな。

ぞうさん
ぞうさん

インターネットの黎明期には「ダイアルアップ」という接続方法があって、その最高速度は約56kbpsだったのです。つまり128kbpsは、その時代の「最高」よりもまだ少し速い数字なのですが、現代の感覚では非常に遅いということのですね。インターネットの進化がいかに大きかった、ということの証拠だね。


8. 余談:5Gとは?

最後に少し5Gの話をしておきましょう。

5G通信では、理論上の最高速度は 最大10Gbps と言われています。1Gbpsは1,000Mbpsに相当するため、理論的には非常に高速です。超高画質のデータ量であっても数秒でデータのやり取りができるというわけです。

ただし実際の速度は理論値よりも大幅に低いことが多いのです。日本における2025年時点の実測データを見ると、主要キャリアの5G通信の中央値は 約128〜170 Mbps の程度です。つまり現時点では「5G=すぐにGbps」という体験になるのは、特定の地域や環境に限られています。

でも主要都市では実測で150Mbps〜300Mbpsを超えることも珍しくなくなりました。かつての「最大速度詐欺」のような状態から、現在は「光回線がなくても5Gで十分」という時代に突入しています。ただし、建物の奥深くだと4Gに切り替わることもあるので、まだ過信は禁物です。

ですが、これからさらにインフラの整備が進むにつれて、高速・大容量・低遅延を活かした新しいサービス(IoTや自動運転、リアルタイムのAR体験など)が実現していくことが期待されます。楽しみな世界なのです。


おわりに

Mbpsについていろいろと書いてきました。

まとめると:

  • Mbpsは「1秒間に送れるデータ量」
  • 快適の基準は「下り3Mbps」
  • 動画視聴には「3〜25 Mbps以上」 が用途に応じて必要
  • 表記されている通信速度は理論上の最高値 なので、「平均的な安定した速度」の方を意識した方がよい
  • 計算は「8で割る」とファイルサイズになる
  • カタログスペックより「実測値」を信じよう
  • 通信制限後の128kbpsは実用的には非常に遅い速度 になる

この知識があれば、格安SIMや固定回線の選びの際にも、より自分に合った選択ができるようになると思います。

参考になれば幸いです。それでは!



参考:

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