Magic Trackpadを何年も使ってきました。もう10年以上使ってきました。
でもとうとう乗り換えちゃいました。トラックボールマウス使い始めちゃいました。
トラックボールマウスを使い始めると、トラックボールの良さに気がつき、さらにこだわるようになっちゃって、ついに「え?何これ?気持ち悪い形のマウス」と初見では誰もが思っちゃいそうなSlimBlade Proの購入にまで行き着いてしまいました😅
そして気に入ってしまったので2台目も購入しちゃいました。
SlimBlade Pro、スッゲーいいです。もちろんMagic Trackpadが悪いわけではありませんが、SlimBlade ProはMagic Trackpadを超える良さがあります。Magic Trackpadの方が使いやすい場面もありますが、総合するとSlimBlade Proの方がメリットが多いと思います。
Magic TrackpadからSlimBlade Proを使うようになった話
では以下に具体的にMagic TrackpadからSlimBlade Proを使うようになって感じたことを書いていきます。
SlimBlade ProはMagic Trackpadより省スペースでデスクバイクに置ける
いきなりですが、健康が何よりも優先するべき価値だと私は思っています。健康が一番!おばあちゃんも言ってた!
ですから座りすぎって体によくないんですよね。デスクワーカーはここが問題です。
ってことでスタンディングデスクが流行りまして、私もスタンディングデスク環境にしていたわけなのですが、やっぱり毎日長時間立ち続けるのきついです。それに「立ちっぱなしも体によくない!」となってきたのが昨今なので、スタンディングデスクもやめてしまいました。
座りっぱなしにしろ、立ちっぱなしにしろ、結局は長時間同じ姿勢でいることが体に悪いのです。血流が巡りませんから。
そこで導入したのがデスクバイク>FlexiSpotデスクバイクV9を8ヶ月使ったのでレビュー【問題なく作業できるが痩せはしない】
作業する時はずっとデスクバイクの上でバイクを漕ぎながら作業をしています。これで血流が巡りまくります。体が暖かくなるので、真冬でも暖房の温度設定は一番下でよくなります。省エネです。
こんなに最高なデスクバイクもデメリットがありまして、デスクが小さいんですよね。

写真のように配置しちゃうと、右側に置いてあるMagic Trackpadがはみ出しちゃうんですよ。

拡大することんな感じ。普通に使う分には落ちませんが、デスク周りを掃除している時なんかにふいにあたって落ちそうになるのが怖いのです(((( ;゚д゚)))アワワワワ

2部屋で色違いの同じような環境を整えていますので、こちらも同様にMagic Trackpadが落ちそうになっています。

落ちて割れてしまったら泣きたくなります。だってMagic Trackpadって1万6千円くらいするじゃないですか。
そこでMagic Trackpadではないマウスを考えるようになりました。
結論からいうと、普通のトラックボールマウスやSlimBlade Proは横幅がMagic Trackpadより狭いので、デスクバイクのデスクに置いても落ちそうになることはありません。

こんな感じです。

右端は若干はみ出ていますが、これくらいなら少々当たってもデスクバイクから落ちることはありません。
気に入ったので、もう一部屋でも揃えました。

白色で統一すると気持ちえーですのー。

SlimBlade Proはしばらく黒色のみでして、白色は発売されていませんでしたが、最近発売されたのですよ!ありがたい!
親指トラックボールでトラックボールの使いやすさに驚く
SlimBlade Proを使う前は、SlimBlade Proと同じブランド(ケンジントン)から発売されている安めのトラックボールを購入しトラックボールを試すことにしました。

Magic Trackpadを長らく使っていたのでトラックボールに慣れるまでに数日は必要でしたが、慣れちゃうと「トラックボールは使いやすい」という評判にもうなづけるようになりました。
「トラックボールええやん!」と思うようになったので、よりボタン数が多いSlimBlade Proの導入に踏み切りました。
親指トラックボールよりSlimBlade Proの方が疲れづらい
親指トラックボールも使いやすいのですが欠点がありまして、やっぱり親指ばっかり親指が使っちゃって疲れちゃうんですよね。
その点SlimBlade Proのボールは、人差し指でも中指でも薬指でも操作ができます。指への負担を分散できるため、疲れづらいです。
Magic Trackpadを使っていた人間からすると、人差し指や中指はよく使っていたので、親指トラックボールよりSlimBlade Proの方が使いやすいなとも感じました。
大玉だからこそのメリット
SlimBlade Proは誰がどうみても「玉がでかい」じゃないですか。なんでそんなにでかいのよ?っと思いますよね。
でもこの玉のデカさ、使ってみると利点が分かりました。
細かい操作もダイナミックな操作も大玉だからこそできるんですよね。細かい操作をしたいときは、大玉をゆっくりなぞればいいし、大きくカーソルを動かしたいときは指を大玉の端から端まで動かせばいいわけです。
大玉の特性を利用するために、カーソル速度は気持ち遅めに設定しておきましょう。
大玉ではないトラックボールだと、玉を動かせる範囲が小さいです。となると、カーソル速度を遅めに設定しておくと細かい操作はできるけれど、カーソルを大きく移動させたい時には指をめっちゃ動かさなくてはなりません。
逆に、カーソル速度を速めに設定しておくと、カーソルの大きな移動は楽ですが、細かい操作が難しくなります。
大玉はどちらもできます。なぜなら指で動かせる範囲が大きいからです。カーソル速度を気持ち遅めに設定しておけば、細かい作業も、大きな移動も楽にできます。
SlimBlade Proのこの大玉サイズには意味があるんです。
カースル速度の設定は、後述しますがケンジントンが出しているアプリで変更可能です。Windows/Macのどちらにも対応しています。
Magic TrackpadとSlimBlade Proを比較
Magic TrackpadとSlimBlade Proを使ってみて感じたことを、表にして比較してみたいと思います。
Magic Trackpad | SlimBlade Pro | |
直感的な使いやすさ | ◎ | ○ |
拡大縮小のしやすさ | ◎ | △ |
縦スクロールのしやすさ | ○ | ◎ |
横スクロールのしやすさ | ○ | △ |
ドラッグのしやすさ | ◎ | ○ |
ボタンのカスタマイズ | × | ◎ |
手首の疲れにくさ | ○ | ◎ |
SlimBlade Proは縦スクロールはめちゃくちゃやりやすいのですが、横スクロールはキーを押しながらしなければならないので(つまり両手が必要)、使いやすさを△にしています。
表にした通り、Magic TrackpadとSlimBlade Proはどちらも一長一短があります。
普通に使う分にはMagic Trackpadでいいと思います。
でもデスクワークの時間が多くなっていくにつれて、SlimBlade Proの方が優位になるはずです。特に縦スクロールのしやすさ、ボタンのカスタマイができるところ、手首が疲れにくいところがじわじわと効いてきます。
ボタンのカスタマイズ性もMagic Trackpadよりグッド
SlimBlade ProにはKensingtonWorksというアプリが提供されていますので、それを使えばボタンも色々とカスタマイズできます。(Windows/Macで利用可能)

私は上の画像のように設定しています。
- 左上:ContolLeft
- 右上:Backspace
- 左下:左クリック
- 右下:Return
- 左上と右上同時押し:フォルダを開く
- 右上と右下同時押し:Mission Control
- 左下と右下同時押し:右クリック
- 左上と左下同時押し:バック
という設定にいまのところ落ち着いています。
ボタンのカスタマイズ性があるところは、Magic Trackpadより便利ですね。
カチカチ音は気になる人は気になるかも
SlimBlade Proは静音性はありません。
クリック音はカチカチと鳴りますし、スクロールする時もカチカチカチと音が鳴ります。
私的には好みな音なのですが、「音がうるさい!」と気になる方もいるでしょう。
SlimBlade ProはHHKBとも高さという点で相性がいい
SlimBlade ProはHHKBとも相性がいいです。使ってみてそう思いました。
というか、HHKBがMagic Trackpadと相性が悪いんですよね。というのも、HHKBは高さがあるからです。
HHKBは高さがあるため、パームレストを基本的には用意した方が使いやすいです。でもパームレストを使っちゃうと、高さがないMagic Trackpadは使いづらくなっちゃうんですよね😱
その点、SlimBlade Proは高さがあります。パームレスを用意した方が使いやすいです。パームレストを用意すれば、HHKBもSlimBlade Proも使いやすくなります。相性がいいです👍
以上、SlimBlade Proのレビューでした。参考までに。それでは!
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