Amazon商品取得エラーが大量発生し、ConoHa WINGのメール送信を止められた話

商品リンク切れを疑いながら、警告メールを見て戸惑う運営者の場面のイラスト ブログ運営
本サイトはプロモーションが含まれています

先日、WordPressから「Amazon商品取得エラー」というメールがやたら届くようになりました。

最初はAmazonの商品リンクが切れたのかな、くらいに思っていたのですが、メールをよく見ると少し違います。

書かれていたのは、こんな内容でした。

TooManyRequests
Amazonへのリクエストが制限されています。約5分後に再度お試しください。

Amazonの商品情報を取得しようとしたところ、リクエスト数の制限に引っかかったようです。

そして、このメールが何通も届いたあと、今度はConoHa WINGからメールが届きました。

ConoHaからは、私の利用領域から大量のメール送信を確認したため、フォームメール機能を制限したと連絡がありました。心当たりがなければ不正なプログラムが動いていないか確認し、解除についてはメールで問い合わせてほしいとのことです。

Amazonの商品取得エラーが出ること自体はまだ分かります。でも、そのエラー通知が大量に送信された結果、レンタルサーバー側からメール送信を止められるとは思っていませんでした。

今回はこのとき何が起きたのか、私が確認したことと対処したことを残しておきます。

最初は「Amazonの商品リンクが壊れた?」と思った

WordPressから届いていたメールの件名は「Amazon 商品取得エラー」。本文には対象ページのURLやASINと一緒に、「アイテムを取得できませんでした」「TooManyRequests」と表示されていました。

つまり、商品そのものが消えたというより、Amazonから商品情報を取得しようとしたときにAPI側から制限されたようです。

Amazon Creators APIの公式ドキュメントでも、429 Too Many Requestsはレート制限時に返されるエラーとして説明されています。1秒あたりのリクエスト数など、アカウントに認められた利用枠を超えるとリクエストが制限されます。

実は、このエラーには見覚えがありました。

以前、Amazon Creators APIのAPI Ratesについて調べて、こんな記事を書いています。
→Amazon Creators API / PA-API の API Rates とは? 1 TPS・8640 TPD・31日目以降・429/503 の見方を整理

そのときに429 TooManyRequestsについても調べていました。

まさか自分で調べて記事まで書いた429を、その後自分のサイトで実際に踏んで、さらにConoHa WINGの制限まで食らうとは。

APIの仕様として調べていたときと、実際に自分のサイトで起きるのとでは、やっぱり見え方が違います。

ConoHa WINGから「大量送信を確認した」と連絡が来た

大量の通知メールとサーバー制限の連絡を同時に確認する場面のイラスト

Amazon商品取得エラーのメールが大量に届いたあと、ConoHaお客様センターから連絡が来ました。

お客様にてご利用いただいておりますConoHa WINGにおきまして、
このたびお客様のご利用領域よりフォームメール機能を使用した
メールの大量送信を確認いたしました。
ご利用サービスのWINGにおきましては共用型のサービスとなり、
他のご利用者様への影響が及ぶ、または及ぼす恐れがある行為は
ご遠慮いただいております。 
つきましては、まことに恐れ入りますが、フォームメール動作の
制限を実施させていただきましたこと、ご案内申しあげます。

そこで初めて、単に私の受信箱がエラーメールで埋まっているだけではなく、サーバーから大量のメールが実際に送信されている問題なんだと分かりました。

ここで、さっきまで大量に届いていたCocoonのAmazon商品取得エラー通知とつながります。

今回確認できた範囲では、おそらく流れはこうです。

Amazonの商品情報を取得する

Amazon Creators APIからTooManyRequestsが返る

CocoonがAmazon商品取得エラーの通知メールを送る

これが大量に発生する

ConoHa WINGが大量メール送信を検知する

フォームメール機能を制限

かなりきれいにつながります。

ただし、これは私が確認できた状況から考えた流れです。ConoHa側のサーバーログまで確認したわけではなく、ConoHaからも心当たりがない場合は不正なプログラムの有無を確認するよう案内されていました。

まずCocoonのエラー通知をOFFにした

設定画面でエラー通知メールを停止する操作を表した分かりやすい場面のイラスト

最初にやったのは、CocoonのAmazon商品リンクに関するエラー通知メールをOFFにすることでした。

やり方↓

  1. Cocoon設定をクリック
  2. APIタブをクリック
  3. 下の方にある「商品リンク切れ情報をメールで送信する」のチェックを外す

これはAmazon APIのエラーそのものを止める対処ではありません。

でも、今回ConoHa WINGが問題にしたのは大量のメール送信です。原因と思われるメールを送信し続ける設定のまま制限解除をお願いするのもおかしいので、まず通知を止めました。

これで少なくとも、同じAmazon商品取得エラーが発生したときに、そのたび大量の通知メールが飛ぶ状況は避けられるはずです。

CocoonとCreators APIのバージョンも確認した

次に気になったのが、Amazon Creators APIの設定です。

2026年はCreators APIの認証情報について変更があり、Cocoon側でも対応が進んでいます。もし古い認証情報を使っているなら、今回のエラーと関係している可能性も考えました。

確認すると、私が使っていた環境は次のとおりでした。

  • Cocoon 2.9.5
  • Amazon Creators API Version 3.3

2026年9月現在では最新の状態でしたので、少なくとも「Cocoonが古すぎた」「Creators APIの古い認証情報を使い続けていた」という話ではなさそうです。

それでもTooManyRequestsが出るのがちょっと不思議

売上の動きとAPI制限の表示を見比べて疑問を持つ様子のイラスト

ここで私が不思議に思ったことがあります。

私はAmazonアソシエイト経由で、月に10件以上は商品が売れ続けています。

それなのに、なんでこんなにTooManyRequestsが来るんだろう?

調べ直してみると、AmazonのAPI Ratesは単純に「Amazonで何件売れたか」だけで決まるものではありませんでした。Amazon公式では、Creators APIで作ったリンク経由の直近30日間の発送済み売上に応じて利用枠が調整され、TPS(1秒あたりのAPI呼び出し数)やTPD(1日あたりのAPI呼び出し数)の上限を超えるとリクエストが制限されると説明されています。

なので、「Amazonで毎月それなりに売れている=429は絶対に出ない」とはならないようです。

ここをさらに追うなら、Creators API経由として正しく帰属している発送済み売上がどれくらいあるのか、どのタイミングでリクエストが集中したのかまで見る必要があります。

今回はそこまでは調べていません。

Creators APIはVersion 3.3で、Cocoonも2.9.5。Amazon商品取得エラーの通知も止めました。まずは大量メール送信の再発を防ぎ、ConoHa WINGの制限を解除してもらうことを優先することにしました。

ConoHa WINGには原因と対処を伝えて制限解除を依頼する

対処内容を整理しながらサポートへ制限解除を依頼する場面のイラスト

ConoHaからのメールには、制限解除については問い合わせるよう書かれていました。

本件に関する制限の解除については、お手数ではございますが
本メールにてお問い合わせくださいますようお願い申しあげます。

そこで、

  • CocoonのAmazon商品リンク取得時にTooManyRequestsが発生していたこと
  • そのエラー通知メールが多数送信されていたこと
  • Amazon商品取得エラーのメール通知を停止したこと
  • Cocoon 2.9.5を利用していること
  • Creators APIはVersion 3.3であること

を伝えたうえで、「今回の大量送信はこのエラー通知によるものと考えています」と説明し、フォームメール機能の制限解除をお願いすることにしました。

2日後くらいに、「フォームメールの制限を解除しました」とConoHaお客様センターから返信がありました。ありがたや。

Amazon APIの429だけ見ていたら、まさかサーバーのメール制限まで行くとは思わなかった

APIエラーが通知メールの増加と送信制限へ連鎖する流れを示したイラスト

今回おもしろかったのは、Amazon Creators APIの429 TooManyRequests自体は、以前から知っていたことです。

APIには利用制限がある。リクエストが多ければ429が返ってくる。そこまでは以前の記事を書くときに調べていました。

でも実際には、その先がありました。

429が返ってくるだけならAmazonの商品情報が一時的に取れないだけですが、WordPress側がそのエラーをメールで知らせる設定になっていると、エラーの数だけメール送信が増える可能性があります。そして今度はレンタルサーバー側から「大量送信」と判断される。

一つのエラーが別の仕組みに伝わって、思ってもいなかった場所で制限される。

今回、自分で経験するまでそこまでは考えていませんでした。

もしCocoonを使っていて「Amazon商品取得エラー」「TooManyRequests」というメールが突然大量に届くようになったら、Amazonの商品リンクだけを見るのではなく、そのエラー通知メール自体が大量送信されていないかも確認した方がよさそうです。

そしてレンタルサーバーから大量メール送信について連絡が来た場合は、何も確認せず制限解除だけをお願いするのではなく、まず大量送信の原因と思われる処理を止めてから問い合わせるのがよいと思います。

参考までに。それでは!

参考

Amazon Creators API「API Rates and Limits」
https://affiliate-program.amazon.com/creatorsapi/docs/en-us/concepts/api-rates
アクセス日:2026年9月6日

Amazon Creators API「Error Codes and Messages」
https://affiliate-program.amazon.com/creatorsapi/docs/en-us/troubleshooting/error-codes-and-messages
アクセス日:2026年9月6日

Cocoon「Cocoon 2.9.5公開。アクセス集計の高速化とWordPress 7系への対応」
https://wp-cocoon.com/2-9-5/
アクセス日:2026年9月6日

Cocoon「Amazon Creators API 認証情報の差し替え手順」
https://wp-cocoon.com/creators-api-v3/
アクセス日:2026年9月6日

コメント