フィンランドのベーシックインカム1年目の調査結果

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2年前、フィンランドでベーシックインカムの社会実験が世界で初めて開始されました。そして、1年目の調査結果が発表されました。2年目の結果は来年に発表される予定だそうです。

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ベーシックインカム支給の条件は以下の通り。

実験は2017年1月から2年間にわたって実施されました。25~58歳の失業者の中からランダムに2000人、性別では男性52%、女性48%、年齢別では25~34歳30%、35~44歳30%、45~58歳40%を選びました。

従来の基礎失業給付や労働市場補助金を停止する代わりに月額560ユーロ(約7万円)のベーシックインカムを支給しました。

一年間の調査の結果、

  • 健康状態は良くなった
  • ストレスは減った
  • 就労状況は改善されなかった

とのことでした。大方、予想通りといったところではないでしょうか。2年目の調査結果が待たれますねぇ。

 

ベーシックインカムで期待できることは、

  • 健康状況が良くなる→医療費の削減
  • 福祉系を一元化できる→行政コストの削減→公務員がそんなにいらなくなる
  • 生産性が低い社員をクビにできる→市場の流動化

ということですので、この実験だけではまだまだ分からないこともあるでしょうが、ベーシックインカムに向けて動きがあるので期待できます。それでは!

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