20歳を超えてくるとよーく分かることがあります。
「頭がいい大人って全然いないな・・・」ということに。
高校生くらいまで私は「大人は色々なことを知っている」と思っていました。周りの先生の影響なのか親の影響なのか、そのどちらもなのか、とりあえずそう思っていました。だから私もある程度の大人になればいろいろなことを知っている大人になれると思っていました。
でも・・・そんなことありません。知らないことだらけなのです。私は運よく自分の無知さに気がつくことができました。
しかし、私の周りの大人は自分が無知であることに気がついていませんでした。「自分はいろいろなことを知っている」と思い込んでいたのです。自分が無知であることを知らないのです。それゆえに無知無学。
「バカは自分がバカであることに気がつけないからバカのままなのだ」と誰かが言ってましたが、その通りなんですなー。
ということで、このページでは、バカと付き合いたくなければ気にした方がいい『バカの特徴』について書いていきます。
本を読まない人は頭が悪い
基本的に本を読まない人は頭が悪いです。
本を読まなくても頭がいい人がいますが、これは0.1%くらいの割合でしょう。私たちは先人の知恵を借りなければ、分からないことだらけなのです。
頭が悪い人は自分が無知だと知らないので本を読みません。もしくは頭が悪いと思っていなくても、本を読んだりしないので頭が悪いままなのです。
頭がいい人は自分が無知だと知っているので本を読みます。そして本を読めば読むだけ“もっと知らないこと”が出てくることに気がつけるのです。
本を読めば理解できることが増えるというのは幻想。本を読めば自分がいかに理解していないことが多いのか、まだまだ知らないことが多いのか、自分がいかに無知であるのか、に気がつけるのです。
本を読まない人はそれを理解していませんし、理解しようともしていません。彼らは自分の狭い世界を自覚することなく、主観だけで語ります。
違う意見を受け入れることができない人
自分とは違う意見を受け入れることができない人も頭が悪いです。
こういう人はやっぱり本を読みません。本を読むということは、自分とは違う意見を自分の中に取り入れようとする行為でもあるからです。
もしくは、本を読んでいたとしても、自分の好きな本ばかりを読んでいます。つまり、偏った考えがさらに偏っているのです。ただしこれは自分もそうなっている可能性が高いので、気をつけなくてはいけないところ^^;
伝えることができると思っている人
「なんで分からないんだ!」とか言っちゃう人は、自分が教え方がうまいと勘違いしている人です。さらに、自分が伝えれば、相手は理解できるという錯覚も起こしています。
残念ながら私たちは相手に100%正確に伝えることはできません。パソコンならばUSBにデータを保存して、別のパソコンに繋げばエラーなくデータを伝達できますが、ヒトにはそれは無理です。
非難と批判を理解できない人
非難と批判を理解できていない人もバカです。批判しているつもりでも非難していることは往々にしてあります。
また、批判しかしない人も要注意です。ただの水掛け論になってしまいますからね。自分の案を出しましょう。
相対主義者
相対主義者が一番厄介なことです。私を含めほとんどの人が相対主義者です。
本を読んでいけばいくほど、「世の中には絶対的なものなんてないんだな」という理解に至り、相対主義者になっていくんじゃないかなーと私は思っています。しかし、そこを越えていかないといけないんです。
そうしないとなにも生み出せないんです・・・。
ただ・・・ガチガチの相対主義者にはもう声が届くことはありません。「そういう考えもあるよね。いいね、いいね!!^^」で片付けられてしまうのです。
おわりに
バカの特徴なんてことを書いてきましたが、私はずっとバカでした。そして気を抜けばすぐにバカに戻ってしまうような人間です。
絶えず、自分の無知を自覚し、学び続け、学んだことを何かを通じて社会に貢献できたらなぁと思っております。難しいことです。茨の道です。
ということで、自分のレベルを高めたいと思う人は、この条件を満たす人と付き合わない方がいいですよーっと。付き合っても週に1回くらいまでですね。週3で飲みにいくようになっちゃうと、もう終了。自分が理想としているところにはいけなくなるでしょうな。
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