事務職が危険っていうけれど、いつまでだったらAIに代替されないすむのだろうか?
その疑問に答えます。
経営者は合理的ものを考えれる人が多いです。そこを考えると、事務職がAIに代替されるのは、『人間を雇う方がコストが高くなった時』になります。つまり、今はまだAIを会社に導入するより、人間を雇った方が低コストなのです。
「かわいそう」で事務職のAI代替が止められない理由
堀江貴文さんと落合陽一さんの共著『10年後の仕事図鑑』ではこのように書かれています。
ホワイトカラーの事務作業をやっている人たちの半分はいらない。計算を主とする仕事は、わざわざ人間がやる必要もない。p96
わざわざ高いコストを払って人間に事務作業をやらせなくていいって話ですね。AIがプロの棋士に勝利する今、単純作業というものはAI1台で人間100人分くらいの処理はワケがないのです。
「そんなのかわいそうじゃん!ホワイトカラーの人たちだって生活があるんだよ!」というかもしれません。もちろんかわいそうだと思います。
しかし、ライバル企業のA社がAIを導入したとすると、B社も導入せざるを得ないのです。なぜかというと、A社がAIにより大幅なコストカットをし、それでA社の製品なりサービスなりが安くなったらB社は廃業に追い込まれてしまうからです。
そうなると、B社の全員が路頭に迷うことになります。それを避けるために、B社もAIを導入し、事務職をクビにし、コストカットをしていかなければならないのです・・・。それはある意味、絶望とも言える未来かもしれません。
だからこそ、ベーシックインカムの導入が大切になってくるのです。
それでは!
コメント