転職サイトとエージェントってなにが違うんだろう?
そんな疑問に答えます。
まずは結論から言いますと、
- 転職サイト:いろんな求人が見える
- 転職エージェント:キャリアアドバイザーがつく
ということで、転職エージェントのほうが『転職やるぜ!』という感じです。以下ではもう少し具体的に転職サイトと転職エージェントの違いについて書いていきます。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの大きな違いは、専任のキャリアアドバイザーがつくかどうかです。エージェントを利用すると、求人を探したり面接対策や書類を作成したりする際に無料でサポートを受けられたりします。
これは転職を経験した人にしか分からないことだと思いますが、「あの人ってまじで私の転職のこと考えてくれてるの?」ってなエージェントに当たることがあるからです。エージェントの人が、プロなのかプロじゃないのか、経験が長いのか短いのか、その人のことを考えてくれてるのか考えないのか、その辺りは他のエージェントと比較しないと分からないんですよね。ですからサイトならまだしもエージェントは複数のサービスにあたるべきかと思います。
1:企業を見つける自信がないならエージェントを利用しよう
転職エージェントを利用するとキャリアカウンセリングを受けられ、あなたの強みやキャリアプランにあった案件を紹介してもらえます。
2:自由に転職先を見つけたいなら転職サイトを利用しよう
逆に転職サイトを使うとエージェントみたいな支援はありませんが、自由に求人を探せます。幅広く色んな会社を受けてみたい方はこちらを利用するといいでしょう。
ただし、エージェントのようなサポートはないので痒いところに手が届きません。どちらも併用するのがいいんじゃないかなーと思っております。
転職エージェントのデメリット
先にも書きましたが、エージェントや担当者の“腕次第”という不確定要素が大きいです。
1:なぜエージェントは無料なのかを知っておこう
キャリアに関する相談、求人紹介、給与交渉、面接対策、企業との調整などなど、エージェントでは転職に必要なサポートを全て無料で受けられます。でも「なんで無料なの?」って気になりますよね。
なぜ無料なのかというと、採用が決定した際にエージェント側が求職者の年収の30~40%を企業からもらっているからです。転職者を増やせば増やすほど、エージェント側は儲かる仕組みになっています。
2:内定の見込みがないところは紹介されない
転職が成功しないとエージェント側もお金がはいりません。ということは、『転職できそうな人に、転職できそうなところ』を紹介するのが効率が良いということで、採用される見込みが低い案件は避ける傾向にあります。
3:転職の思考法を読んで転職エージェントについて知っておこう
北野唯我さんの『転職の思考法』では、いい転職エージェントの選び方が書かれています。
いいエージェントの5箇条
- どこがよかったか、入社するうえでの懸念点はどこかをフィードバックしてくれる(だからこそ、こちらから必ず「懸念点はどこですか?」と聞いてみること)
- 案件ベースでの「いい、悪い」ではなく、自分のキャリアにとってどういう価値があるかという視点でアドバイスをくれる
- 企業に、回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
- 「他にいい求人案件は、ないですか?」という質問に粘り強く付き合ってくれる
- 社長や役員、人事責任者等との強いパイプがあり、彼らとの面接を自由にセットできる
p121
先ほども書きましたが、「転職者を増やせば増やすほど、転職エージェントは儲かる」という仕組みになっています。そのため「あ、さっさと転職させよう」というインセンティブが働いてしまうのですね。
このことについては、この本の冒頭にも書いてあります。
しかし、断言しますか、普通の転職エージェントに登録しても「自分にピタッと合う会社」は絶対に教えてくれません。なぜなら、ほとんどの転職エージェントは短期的な視点でしか物事を見ておらず、加えて、彼らのビジネスモデル上(詳細は本文で述べます)、1秒でも早く「企業との面接」をするように勧めてくるのは当然だからです。悲しいですが、しかたのないことなのです。p7
このような転職エージェントのデメリットを知ったうえで、有効活用していきましょう。
転職時に使いたい転職サイト
続いて転職サイトについて書いていきます。転職サイトは、転職エージェントにないメリットがあります。それは「求人が多い」ということです。
ちょっと考えてみれば分かることですが、企業側からすると転職エージェントは手数料が高いのであまり使いたくありません。だいたい一人あたり300万円ほどもコストがかかってしまいます。そのため『優秀な人や採用しづらい職種(もしくは離職率が高くて、人がすぐいなくなる)』などに転職エージェントは使われます。
というわけで転職エージェントにまかせっきりだと、『自分が求めている魅力的な求人に出会えない』可能性があります。だから転職エージェントも、転職サイトも両方利用した方がいいのですね。(このことも転職の思考法で書かれています。)
1:強み診断ができる『リクナビネクスト』
ストレングスファインダーってご存知でしょうか?自分の強みを診断してくれるものなのですが、それと似たようなサービスが言わずと知れた大手サイト『リクナビネクスト』に登録すると無料でできます!
マイページにいけば『グッドポイント診断』というのがあるので、強み診断をやったことのない方は是非。もっと詳しく知りたい方はストレングスファインダーをやってみましょう。『さあ、才能(じぶん)に目覚めようーあなたの5つの強みを見出し、活かす』という本を購入すればコードが同封されていますので、サイトにアクセスしてコードを打ち込めば利用できます。(中古はダメですので、新品をお買い求めください)
手軽にやりたい人はリクナビネクストで十分だと思いますので。手軽といっても200問くらい質問されるので20〜30分程度は必要ですので、お時間があるときにやってみてください。
公式サイトはこちら→→→リクナビNEXT新規会員登録
2:適正年収を知りたいなら『MIIDAS』
パーソナルキャリア株式会社の『MIIDAS』では、自分の適性年収や転職力をチェックすることができます。ゲーム感覚で分かるのが面白いところですね。リクナビネクストで満足できなければ、こちらを使ってみるのもいいかと思います。
公式サイトはこちら→→→MIIDAS COMPANY
複数使っておきたい転職エージェント
先ほど書いた通り、エージェントには当たり外れがあるので「あれ?なんか変じゃね?」と思えば、躊躇なく他のエージェントを利用しましょう。
1:やっぱりコレ『リクルートエージェント』
転職エージェントの代名詞的存在ですね。私も含め、友人の転職経験者も9割以上はここを利用していました。(が、外れを引いたと言っていた友人もいたので、大手だから安心ということはないです。)
公式サイトはこちら→→→リクルートエージェント転職支援サービス
2:満足度高めの『DODA』
電通バズリサーチ調べによると、転職者満足度No.1らしいです。また私の友人の話ですが、リクルートもDODAも登録して結局はDODAを使って転職していました。
公式サイトはこちら→→→業界最大級の求人サイト「転職ならDODA(デューダ)
3:ハイクラスの転職なら『JAC Recruitment』
ハイキャリア・高収入の転職に評価が高い『JAC Recruitment』。エージェントの質も高めと評判ですが、キャリアがスキルが弱い人はあんまり案件を紹介されないのだとか。
といいつつ、キャリアアップを目指したいのであれば利用したいサービスです。私の知人でこれを利用している人はいませんでした。なんとなく敷居高めですもんね^^;
公式サイトはこちら→→→JAC Recruitment/a>
専門特化型のエージェントサービス
ここからは特化型のエージェントをご紹介していきます。エージェントも専門知識を持った方が多くなるのでより深い情報が聞けます。転職先の業界が決まっているなら普通のエージェントと平行して利用したいところですね。
1:学歴・資格がなくて不安なら『就職Shop』
『リクナビ』『リクルートエージェント』でお馴染みのリクルートキャリアが運営する、既卒・フリーター向けの就職相談(求人紹介)サービスです。
特徴としてましては、書類選考ないので履歴書で落とされることはありません。学歴や資格ではなく、人柄や意欲を評価する企業が集まっています。(いい意味もあれば悪い意味もあるのですが)
またここから登録する人の、『4人に3人は正社員未経験』という結果が出ていますので、それぞれに事情を抱えた人が利用しているサービスです。社会人経験がない方ならば利用しやすいサービスかと思います。
公式サイトはこちら→→→就職Shop
2:製造業のエンジニア特化のエージェント
ものづくりエンジニア(機械・電気・自動車等、製造業系)に特化した転職エージェントです。
公式サイトはこちら→→→ものづくりエンジニア
3:IT系の転職なら『レバレジーズテック』
IT系の転職で有名なのが『レバレジーズテック』。関東のIT系に転職したいならここを利用するのがいいでしょう。
公式サイトはこちら→→→レバレジーズテック
4:未経験からIT業界に転職したいなら『TechAcademyキャリア』
「ITのスキルも経験もないけど、将来有望そうなIT業界で働きたい・・・」
そんなお悩みをお持ちの方にオススメなのが『TechAcademyキャリア』。プログラミングスキルを教えてくれるサービスで有名な『TechAcademy』の転職サービスです。
一旦ITスキルを身につければ、転職に際しては怖いことなしです。「スキルを身に付けたい」というのであればIT業界に身を置くのが一番で、その前段階で基礎スキルを身につけるならここがオススメのサービスかと思います。
公式サイトはこちら→→→TechAcademyキャリア
5:介護系の転職なら『スマイル SUPPORT 介護』
今や介護系の資格を持っていたら引く手数多です。待遇やら給料に不満があるなら早めの転職をした方がいいです。
公式サイトはこちら→→→スマイル SUPPORT 介護
6:保育士の転職なら『保育のお仕事』
激務かつ低い年収で有名な保育士・・・。幼児教育の観点から考えて、ここにもっともお金をかけるべきだと私は思うのですが現実は厳しいみたいです。
子どものお世話をあまりしない男からしたら「子どもの面倒を見るだけでお金がもらえるんだろ?楽だなー」なんていうアホな男もいますが、子どもの相手をするのって本当に大変で難しいんですよね。保育士さんは少しでもいい待遇で働いてもらいたいものです。
公式サイトはこちら→→→保育のお仕事
7:医師の転職なら『エムスリーキャリアエージェント』
一般人からしたら「医者っていいよなぁ・・・」なんてイメージもありますが、勤務先によっては超激務で厳しい職場みたいです。そりゃそうですよね。これだけ高齢者が増えている時代ですし 。医師の転職で有名すぎるのが『エムスリーキャリアエージェント』。
公式サイトはこちら→→→エムスリーキャリアエージェント
*医師関連記事
8:薬剤師の転職なら『薬剤師転職ドットコム』
「薬剤師・・・羨ましいなぁ」と普通の人からみたらそうなのですが、薬局などに勤務している薬剤師さんは狭い人間関係で疲れ切っていたりします。やはり人間関係が大切なのですね。
公式サイトはこちら→→→業界トップクラス!薬剤師転職サイト「薬剤師転職ドットコム」
9:看護師の転職なら『看護のお仕事』
看護師の方ならたぶん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?杏さんをイメージキャラクターに起用しているので有名です。
公式サイトはこちら→→→看護のお仕事
転職先の情報を知るために見ておきたいサイト
その企業で働いている人の口コミが聞けるサイトがあります。(って、転職を考えてる方なら知っているでしょうけど^^;)
- VORKERS
- 転職会議
の二つが有名です。
「信憑性ってどうなの?」は疑問が残るところなのですが、個人的にはVORKERSはまぁまぁ当たってると思います。転職経験者の友人に聞いても、転職会議よりはVORKERSの方が質が高かったと口を揃えています。
未経験者歓迎の職種はあるのか?
歳をとればとるほど、未経験の職種には飛び込みづらくなりますよね・・・。しかーし、これからは人材不足の世の中、どこもかしこも人材不足で困っていたりします。ですから、そこまでビビらなくてもいいんですね。
マイナビにこんな情報が載っていました。
意外と未経験者をOKなんですね。
1:業種未経験者歓迎の割合が多い業種
職種ではなく業界未経験者歓迎も書いてありました。
どこでもOKのオーラが満載ですね。人生100年時代ですから、学ぶ気がある人ならばどこでも歓迎でしょう。それに人手不足が深刻ですからね・・・。
おわりに
転職についていろいろと書いてきました。私は転職を1回しかしたことないのでそこまで詳しいことは言えないのですが、ネットで調べた&転職した友達に聞いた情報を集めてまとめてみました。
私がこの中で利用するとしたら、TechAcademyキャリアですね。なぜかというと、「ITスキルさえ身につけられればどこでも生きていけますし、ブログをやるのにも有利だから」という理由です。
ITスキルがあれば今の時代まじで無敵だと思うんですよね。今やネットを使わない企業なんてありませんから、どこだってスキルが使えるんですよね。それは日本を問わずです。
費用対効果がめちゃんこ高いものだなぁと思っているので、今私が転職しようとするならば、TechAcademyキャリアを選びます。
それでは!
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