就活・転職する前に知っておきたい採用を決める人事の面接評価

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面接の合否ってどうやって決まるのだろう?

そんな疑問に答えます。

結論から言いますと、『採用を左右するのは偶然や相性』になります。これについては大手企業で人事を経験していた楠木新さんの『人事部は見ている』が参考になります。

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採用を決めるのは偶然と面接担当官の相性

楠木新さんはこのように書いています。

2010年、私は就職活動(就活)に関わる本を書くために多くの会社の採用責任者を取材した。彼らの口から、タイミング、縁、偶然や相性、フィーリングなどの言葉が何度も語られるのを聞いた。p58

つまり、偶然と相性が採用には大きく関係しているということです。

  • 予定採用枠が埋まらないとき
  • 予定採用枠がほぼ決まっているとき

こういう場合、採用側の姿勢は異なります。

終盤になって内定予定者の辞退が相次いだりすると、血眼になって面接の対象者を探すことになる。合格のラインを下げざるを得ないケースもある。p58

 

楠木さんが採用担当者だった時、後輩の人事部員にこのようなことを言われたそうです。

「2年間、楠木さんの横で採用面接の結果を見ていると、その学生と少し話しただけで楠木さんが採用を可とするか、不可とするかが分かってきます」と話していた。個性ある多様な人材を採用したいと思っていても、私自身が自分の相性に支配を受けているのだ。p60

面接まで進んだとしたら、あとは運要素が高くなるということです。ですから、「面接ダメだった・・・自分ってダメなやつなのかな・・・」と落ち込む必要はありません相性が悪かっただけなのですから。

相性を良くすると採用合格になる可能性が上がる

逆に言えば、面接官の相性に合わせようとすることで、合格率はアップするというわけです。

  • 相手の顔
  • 相手の態度
  • 相手の仕草

そういうものを注意深く読み取り、相手に合わせることで、相手からすると「お、こいついい感じ」と思わせることができます。

 

また、人は自分と共通点があると親近感を覚えます。

  • 血液型
  • 出身地
  • 名前
  • 仕草
  • 出身校
  • 部活
  • 趣味

などです。これも運要素が強いのですが、趣味についていえば、自分の趣味数を増やすことでヒットする可能性が高くなります。だからこそ、経験は多くしておくべきなのですな。

 

さらに言えば、採用責任者の立場ともなると、ある程度、教養高い人がなっています。つまり、

  • 読書
  • 旅行
  • 絵画鑑賞
  • 音楽鑑賞

など、知的な趣味を持っている可能性が高いです。ですから、そのあたりをかじっておけば、話のネタになりますし、印象を良くすることができます。

おわりに:採用に限らず出世にも相性が関係してくる

相性が採用に関係してくるというのは、言われてみれば当たり前のことだと思います。

私たちはロボットではありません。感情がある人間なのです。だからこそ客観的な判断、合理的な判断ばかりで全てを片付けません。

 

そしてこれは採用だけではなく出世にも関係してきます。それだけ会社において人間関係が重要だということなのです。これも当たり前のことですね。

つまり、「相手からどう思われるか?」をうまくコントロールできる人が、採用面接やら出世やらに勝ち抜いていけるということです。それが人間社会なのですな。それでは!

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