Amazonプライムのメリット・デメリット|料金と特典から「入るべきか」を判断

「Amazonプライムは必要?」という問いと、配送・動画・音楽・読書・写真保存のイラストに囲まれ、自分に必要な特典を考える人。 マネー・お買い物
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Amazonプライムは月額600円または年額5,900円(税込)で、配送・動画・音楽・読書・写真保存などの特典を利用できる会員制サービスです。

少額の買い物や配達日時の指定が多い人、対象の動画を観たい人、写真をたっぷり保存したい人には便利な選択肢です。一方、買い物はまとめ買いが中心で、ほかの特典も使わないなら、無理に入る必要はありません。

特典の数ではなく自分が使うものに会費分の価値を感じるかどうかが大切です。この記事では、会費に含まれる内容と別料金になるサービスを分けながら、加入するメリットと注意点をまとめます。

Amazonプライムの主な特典一覧

まずは、代表的な6つの特典を見てみましょう。

特典会費に含まれる内容注意点・別料金
配送特典対象商品の通常配送・お急ぎ便・日時指定便が無料商品や配送先によって利用条件が異なる
Prime Video対象の映画・ドラマ・アニメが見放題基本は広告あり。レンタル・購入・追加サブスク・広告フリーは別料金
Amazon Music Prime1億曲以上を広告なしで再生基本はシャッフル再生。一部のプレイリストなどは選曲可能
Prime Reading対象の電子書籍・雑誌・マンガが読み放題すべてのKindle本が対象ではない。Kindle Unlimitedは別契約
Amazon Photos写真をフル解像度・容量無制限で保存動画の無料保存容量は5GBまで
会員限定セールプライムデーなどの会員向けセールに参加期間・商品に条件があり、必ず最安とは限らない

Amazonにある商品やコンテンツが、すべて無料になるわけではありません。特に動画・音楽・本は対象や使い方に制限があります。

※料金・条件は2026年10月20日に確認した公式情報に基づきます。対象商品・作品や条件は変わるため、申込み・利用時の表示もご確認ください。

→Amazon公式でプライムの特典を確認する

会費はいくら?月払い・年払い・Prime Studentを比較

料金プランは次のとおりです。

Amazonプライムの通常プランを、カレンダーとともに月払い600円/月、年払い5,900円/年で比較した図。金額はいずれも税込。
会員プラン月払い年払い無料体験
Amazonプライム600円5,900円対象者は30日間
Prime Student300円2,950円対象者は6か月

金額はすべて税込みです。無料体験には対象条件があり、終了後は有料会員へ自動更新されます。

年払いが安くなるのは有料で10か月以上使う場合

通常のプライムを月払いで12か月使うと7,200円。年払いなら5,900円なので、1年間で1,300円安くなります。年会費を月換算すると約492円ですが、毎月492円ずつ払うプランではありません。

月払い9か月は5,400円、10か月は6,000円です。無料体験やキャンペーンを除き、同じ1年間に有料で10か月以上使うなら、通常料金の比較では年払いが安くなります。

数か月だけ利用したい人や、継続するか分からない人は月払いが候補です。これは途中解約時の返金を見込まない比較なので、返金を前提に年払いを選ばないようにしましょう。

学生ならPrime Studentを確認

Prime Studentは日本国内の大学・大学院・短期大学・専門学校・高等専門学校の学生が対象です。高校生は対象外です。

会費は通常プランの半額で、対象者には6か月の無料体験があります。学生であることの確認などの条件があるため、該当する人は通常プランへ申し込む前に確認するとよいです。なお、Prime Studentでは家族会員を登録できません。

→Prime Studentの対象と料金を確認する

ちなみに私は大学生の頃からPrime Studentを使っておりました。その頃はまだPrime Videoとかもなかったのですが、後述するように配達の指定をしたかったので。

メリット1:配送料を抑え、受け取りやすい時間を選べる

対象商品の通常配送、お急ぎ便、お届け日時指定便を追加料金なしで利用できます。急ぎで日用品を取り寄せたいときや、在宅時間に合わせて受け取りたいときに便利です。

選べる配送方法は商品・配送先・注文時刻などで変わります。すべての商品が翌日届くわけではないので、注文時のお届け予定を確認しましょう。

非会員でも通常配送が無料になるケース

Amazonが発送する商品では、非会員でも注文合計が3,500円以上なら通常配送が無料になる条件があります。書籍や定期おトク便などには注文金額とは別の無料配送条件もあります。

いつもまとめ買いで送料無料になり、お急ぎ便や日時指定も使わないなら、配送だけで会費分を節約するのは難しいでしょう。反対に、送料無料にするために不要なものを買い足していた人には、必要なものだけ注文しやすくなるメリットがあります。

私が便利だと感じたのは日時指定

私は注文するときはほぼ毎回、日時指定を使っています。受け取れる時間に合わせられると、再配達の手間を減らしやすくなります。再配達を頼むのって心痛むじゃないですか?メンタル弱々な人間なので、再配達はできるだけしたくありません。

大学生の頃からPrime Studentを使っていたのも、日時指定をしたかったからです。研究室にずっといる時なんて、日中はずっと家を開けてますからね。当時は3階に住んでたので、そこまで持ってきてくれる配達の方に再配達を頼むのは心痛すぎてムリー

元が取れるかは「実際に減る支出」で考える

配送特典で元が取れるかを知りたいときは、加入によって実際に支払わずに済む送料・配送オプション料と会費を比べます。

荷物と明細で示す「実際に減る配送費」と、カレンダーと硬貨で示す「会費」を左右に並べ、Amazonプライムの価値を考える人。

次の数字は月払い600円と比較するための仮定の例です。Amazonの送料表ではありません。

その月に配送特典で減らせる料金月額600円との比較
0円配送だけでは会費分の節約はない
400円節約額より会費のほうが200円高い
800円節約額が会費を200円上回る

プライムに入っても減らない送料や、使う予定のなかった有料配送は計算に含めません。同じ注文の通常送料とお急ぎ便料金を二重に足さず、「非会員なら実際に払っていた料金」を基準にするのがコツです。

配送だけで会費を回収できなくても、動画や写真保存に価値を感じるなら加入する理由になります。ただ、契約を続ける別サービスの会費や、もともと買う予定のなかった本・映画の定価まで「節約できた金額」に足す必要はありません。

メリット2:Prime Videoの対象作品を観られる

Prime Videoでは対象の映画・ドラマ・アニメなどを追加料金なしで視聴できます。配送以外にも使いたい特典がある人には、会費を払う理由のひとつになります。

注意したいのは、Prime Videoにあるすべての作品が見放題ではないこと。作品一覧には、レンタル・購入作品や、追加のサブスクリプションが必要な作品も並んでいます。

Prime Videoの対象作品は基本広告付きで会費に含まれ、レンタル・購入、追加サブスク、広告フリーは別料金になる図。広告フリーでも一部の広告は残る。

私も、iTunesで購入したビデオが、あとからプライムの見放題に入って悔しかったことがあります。対象作品は入れ替わるので、観たい作品が決まっている場合は、加入前に会員特典の対象表示を確認してください。

レンタル・購入はプライム会員でなくても利用できます。観たい1本が見放題対象外なら、会費を払わず個別にレンタル・購入する選択肢もあります。

というかもうPrime Videoだけで元取れるよね…なんでこの価格でやってるのか不思議…(そりゃ楽天市場に対抗するためなんだろうけれどね。楽天さん、ありがとう。楽天のおかげでAmazon Primeが安いよ)

広告フリーは別料金。一部の広告は残る

会員特典の動画は広告付きの視聴が基本です。広告フリーの有料オプションもありますが、一部のライブ配信などでは広告が残ります。

私は広告ありでも意外と気になりませんでした。ここは好みが分かれるので、広告を避けたい人は追加料金を含めて比較するとよいです。

Prime Videoに対応したテレビやストリーミング機器があれば、テレビの大きな画面でも楽しめます。

メリット3:Amazon Music Primeを作業用BGMに使える

Amazon Music Primeでは1億曲以上の楽曲を広告なしで楽しめます。

基本はシャッフル再生で、一部の対象プレイリストなどは選曲して再生できます。すべての曲を好きな順番で聴けるわけではないため、聴きたい曲が決まっている人は再生方法も確認しておきたいところです。

私も以前から作業中のBGMに使い、「これで十分じゃね?」と思っていました。曲を細かく指定せず音楽を流したい人には、使いやすい特典だと思います。

自由な選曲など別の使い方を求めるなら、Amazon Music Unlimitedを含む別サービスとも比較してみてください。Music Unlimitedはプライム会費には含まれません。

メリット4:Prime Readingで対象の本を気軽に読める

Prime Readingは対象の電子書籍・雑誌・マンガを追加料金なしで読める特典です。Kindle端末がなくても、対応するスマートフォンやタブレットのKindleアプリで利用できます。

読みたい本が対象なら便利ですが、すべてのKindle本が読み放題になるわけではありません。対象ラインナップは入れ替わるため、利用前に確認しましょう。

Kindle Unlimitedとは別サービス

Prime Readingはプライム会費に含まれます。一方、Kindle Unlimitedは別契約の読み放題サービスです。

まずは読みたい本にPrime Readingの対象表示があるかを確認し、対象外なら購入や別サービスと比べると選びやすくなります。対象冊数の多さだけでなく自分が読みたい本があるかが大切です。

→Prime Readingの対象本を確認する

Prime Readingに限った話ではありませんが、私は本棚を圧迫させないように気になる本はまずKindleで読み、すごく良い本だったら紙でも買い、もっと頭に入れておきたい本ならオーディオブックでも買う。そんな3段階の買い方をしています。

メリット5:Amazon Photosへ写真を容量無制限で保存できる

プライム会員はAmazon Photosに写真をフル解像度・容量無制限で保存できます。スマートフォンなどで撮った写真のバックアップ先を探している人に役立つ特典です。

無制限になるのは写真で、動画の無料保存容量は5GBまでです。動画も多く保存したい人は、使用量を確かめ、足りなければ容量の追加や別の保存先を検討しましょう。

Amazon Photosのプライム会員特典を示す図。写真は容量無制限、動画の無料保存は5GBまでと、保存できる容量の違いを比較。

また、プライムをやめたあとも、そのまま無制限で保存できるわけではありません。非会員の無料ストレージは5GBなので、解約を考える際は使用量と適用される保存容量を確認し、必要に応じて保存先を見直してください。

メリット6:会員限定セールを利用できる

プライムデーなど、会員向けのセールを利用できます。もともと購入予定の商品が対象なら、買うタイミングを合わせる選択肢になります。

ただし、セール価格が必ず最安とは限りません。他店や普段の価格と比べ、開催期間・対象商品・参加条件を確認しましょう。安いからと予定外のものを買いすぎると、かえって出費が増えることもあります。

Amazonプライムのデメリットと注意点

使う特典に価値を感じなければ会費が負担になる

使う特典が1つでも、会費に見合う価値を感じるなら十分です。反対に、買い物もデジタル特典もほとんど使わないなら、会費を払い続ける理由は少なくなります。

使う特典の数ではなく自分にとって必要なものがあるかで判断しましょう。特典を全部使い切ろうと頑張る必要はありません。

特典が増えても、私たちが自由に使える時間まで増えるわけではありません。映画を観る時間も本を読む時間も必要なので、「こんなに使える」だけでなく「実際に使う時間があるか」も考えておきたいところです。

希望する使い方によっては別料金が必要になる

動画のレンタル・購入や広告フリー、Music Unlimited、Kindle Unlimitedなどは別料金です。Audibleもプライム会費に含まれるサービスではありません。

プライムと併用するなら、合わせた支払額で比較しましょう。別サービスだけで希望が満たせる場合は、プライムを契約せずに使う選択肢もあります。

無料体験は有料会員へ自動更新される

無料体験には対象条件があり、終了後は有料会員へ自動更新されます。申込み時に、体験の終了日・選んだプラン・次回請求額を確認しておきましょう。

特典を使って確認し、利用を振り返って継続を判断する3段階の図。Amazonプライムの無料体験後は有料会員へ自動更新されることを注意書きで示す。

体験中は次の4点を確かめると継続するか判断しやすくなります。

  • 配送特典で、実際にいくら支払わずに済んだか
  • 観たい動画や読みたい本が対象だったか
  • Musicの再生方法やVideoの広告が自分に合ったか
  • ほかの契約と重なっても続けたいと思えたか

継続しない場合は、登録した窓口で終了手続きを行います。Amazonから直接登録した場合は会員情報を開き、手続き後の利用期限と次回請求の有無を確認してください。アプリを削除するだけでは解約になりません。

よくある質問

家族も一緒に特典を使えますか?

通常のプライム会員は家族会員制度で同居家族へ配送など一部の特典を共有できます。ただし、Prime VideoやAmazon Music Primeは家族会員の別アカウントへ共有される特典ではありません。

この家族会員制度と、同じAmazonアカウント内でPrime Videoのプロフィールを分ける機能は別の話です。また、Prime Studentでは家族会員を登録できません。登録条件と共有できる特典は、公式の案内をご確認ください。

定期おトク便はプライム会員でなくても使えますか?

はい。定期おトク便はプライム会員でなくても利用できます。定期便を使うためだけにプライムへ入る必要はありません。対象商品・割引率・配送条件は注文時に確認してください。

途中で解約した場合、会費は返金されますか?

返金の可否は特典の利用状況などによって異なります。一律に返金されるとは考えず、会員情報や解約時の案内を確認してください。

Amazon以外の窓口から登録した場合は、契約した窓口の手続きや条件も確認が必要です。

まとめ:特典の数ではなく自分が使う内容で選ぶ

Amazonプライムは配送に加えて動画・音楽・読書・写真保存などを利用できるサービスです。使いたい特典があり、月額600円または年額5,900円に見合うと感じるなら、加入を検討する価値があります。

一方、買い物はいつも通常配送が無料になり、ほかの特典も使わないなら、無理に入る必要はありません。

まずは、使いたい特典の対象と条件を確認しましょう。無料体験の対象であれば実際に試し、続けたいと思えたら利用期間に合う料金プランを選ぶ。そんな順番で考えると、自分に必要なサービスかを判断しやすくなります。

参考資料

Amazonプライムの特典・会費(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/amazon-prime/prime-membership-seven-benefits

Prime Studentの対象・会費(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/amazon-prime/what-are-the-benefits-of-amazon-prime-student

配送料3,500円への改定注記(Amazon公式・記事末尾)
https://www.aboutamazon.jp/news/guide/answer-to-7-questions-about-shopping-at-amazon

Prime Videoの対象作品と追加料金(Prime Video公式)
https://www.primevideo.com/help?csTools=550&nodeId=TLKV1OADtdHSPuczvv

Prime Videoの広告(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/entertainment/an-update-on-prime-video

Amazon Musicのプレイリストと再生方法(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/guide/how-to-make-amazon-music-playlist

Prime Reading(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/guide/start-a-new-reading-habit-with-amazons-prime-reading

Amazon Photos(Amazon公式)
https://www.aboutamazon.jp/news/guide/smart-and-easy-to-organize-and-share-a-years-worth-of-memories-taken-on-your-smartphone-with-amazon-photos

家族会員の対象特典(Amazon公式ヘルプ)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GWZ7QXD2X8WL8YE8

プライム会員の終了・返金(Amazon公式ヘルプ)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=GTJQ7QZY7QL2HK4Y