どうも!Sonos Playbaseをメインスピーカーに、Sonos One Gen2をサラウンドスピーカーとして使い、Sonos Sub Gen3欲しい…と指を加えているSonosユーザーです。(追記:Sonos Sub Gen3を購入しました>Sonos Sub Gen3を購入したのでレビュー【音楽も映画も迫力が数段アップ】)
最近よく思うことがあるんです。サラウンドスピーカーはSonos OneじゃなくてSymfoniskで良かったんじゃないかなー、と。Sonos One×2をサラウンドスピーカーにするのは、オーバースペックな気がするんです。
それにSymfoniskのブックシェルフ型スピーカーは安いんですよね。Sonos Oneの半値くらいです。サラウンドスピーカーくらいなら、Symfoniskで良かったんじゃないかなと思っている今日この頃なのです。(予算に余裕がある人はもちろんSonos OneでOKです)
ってことで、この記事ではSymfoniskとSonos Oneを比較していこうかと思います。
Sonos One Gen2とSymfoniskを比較
Symfonisk(シンフォニクス)はSonosとイケアのコラボ商品です。Symfoniskはブックシェルフ型と、テーブルランプ型の2つの商品が2021年9月現在で発売されています。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2021/09/Symfonisk.jpg)
テーブルランプ型は24990円とSonos Oneとほぼ同じ値段なので、これだったらSonos Oneを選んでおくのがいいと思います。(デザインがよほど好みとかなら話は別)
気になるのがブックシェルフ型のSymfoniskです。14990円なので2つ揃えても3万円くらいです。Sonos Oneを2つ揃えると5万円くらいします。差額は2万円。結構大きいです。
メインのスピーカーとして使うのであればSonos One×2の方が断然いいですが、サラウンドスピーカーとして使うのであればSonos One×2よりはSymfoniskのブックシェルフ型×2を選ぶ方が、満足度とコスパ面が優れているのではないかと私は思っております。
違いを表にしてみると
Sonos One | ブックシェルフ | テーブルランプ | |
ステレオ化 | Sonos One×2でできる | ブックシェルフ×2でできる | テーブルランプ×2でできる |
Sonosのホームシアターのサラウンドスピーカー | Sonos One×2でできる | ブックシェルフ×2でできる | テーブルランプ×2でできる |
AirPlay2 | 対応 | 対応 | 対応 |
Sonosアプリ | 対応 | 対応 | 対応 |
壁への取り付け | 別売りオプション | 別売りオプション | 不可 |
音声操作 | 可能 | 不可(マイクなし) | 不可(マイクなし) |
寸法 – 高さ x 幅 x 奥行き | 161 x 119 x 119 mm | 31.0 x 10.0 x 15.0 mm | 401 x 216 x 216 mm |
重量 | 1.85 kg | 2.16kg | 3.28 kg |
待機電力 | 3.1 W | 5.5 W | 3.8 W |
値段 | 26,800(税込) | 14,990円(税込) | 24,990円(税込) |
調べてみて驚いたことが、待機電力の違いです。まさかのブックシェルフ型が一番大きいのです。そしてSonos One Gen2が一番待機電力が抑えられています。待機電力低いのが正義と考えている私にとっては、「あ、やっぱりSonos One Gen2でいいかも!」とか思っちゃいますw
ちなみに待機電力がどれくらいの電気料金になるかといいますと、こちらのサイトが参考になります↓
消費電力量の平均が2Whだったとして、電気料金を25円/kWhで計算すると、電気代は1時間あたり5銭を切っている。仮に24時間つけっぱなしにしても、24時間で120銭=1.2円という計算だ。1カ月で40円以下という、微々たる額である。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1906/07/news069.html
ぶっちゃげ微々たる差ですね。数年単位で考えたら、ちょっとずつ大きな差になりますけど。
注意1:音質はSymfonisk < Sonos One
私が調べる限りのネットの情報では、Sonos Oneの方がSymfoniskより音質が優れているというレビューばかりでした。かといってSymfoniskの音質が悪いということではありません。
冒頭でも書きましたが、メインのスピーカーとして使うつもりならSonos Oneを選ぶのがいいと思います。ですがサラウンドスピーカーとして使う目論見があるならば、Symfoniskのブックシェルフ型でいいんじゃないかなーと。
Sonos One×2を実際にサラウンドスピーカーとして使ってみると、「もったいない感」がすごいんです。サラウンドスピーカーとしてではなく普通にステレオスピーカーとして使うとめちゃくちゃ迫力のある音を出してくれるんですが、サラウンドスピーカーとして使うとその迫力が抑えられちゃうんですわ。
サラウンドスピーカーなんだからメインスピーカーを邪魔しない程度の音になるのは仕方がない話なのですけどね。だからこそサラウンドスピーカーにSonos One×2を使うのはもったいいない気がするんです。
(Sonos Oneは2つのクラスDデジタルアンプ、1つのツイーター、1つのミッドウーファーが搭載されていると公式サイトに書いてあるのに、Symfoniskはその辺りに触れられていません。ここがとても気になる情報なのに😡)
注意2:Symfoniskは大きい
イメージ的にはSymfoniskのブックシェルフ型とSonos Oneって、同じような大きさじゃないですか?
でも結構違います。Symfoniskのブックシェルフ型の方が大きいです。
ブックシェルフ型の大きさ↓
高さ x 幅 x 奥行き:31.0 x 10.0 x 15.0 mm
となっています。背が高いんですよね。縦向きで使うとすると、30cm物差しくらいの高さがあります。高いので本棚に入れるのもちょっとキツかったりもします。
ちなみにブックシェルフ型のこの大きさにはメリットがあります。横向きにして壁に設置するとウォールシェルフになるんですよ。シャレオツな部屋を作れちゃいます。ブックシェルフ型の一番のメリットは値段とウォールシェルフだと思います。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2021/09/Symfonisk2.jpg)
テーブルランプ型はさらに大きいです↓
高さ x 幅 x 奥行き:401 x 216 x 216 mm
おわりに
以上、Sonos OneとSymfoniskの違いでしたー。正直、性能面はあんまり変わらないのかなーと思っています。
あんまり変わらないと思うからこそ、Symfoniskのブックシェルフ型はAirPlay2対応スピーカーとしてとってもいいのではないでしょうか。なにより安いんですよね。で、音が気に入れば2つ揃えてステレオ化できますし。
さらに揃えたくなれば、Sonos beamやらSonos Arcを購入すれば、ホームシアターを構築できてサラウンドスピーカーとして使えますし。
というわけで、迷ったらSymfoniskのブックシェルフ型を購入しておけばいいと思います。「ホームシアターなんてどうでもいいぜ!ワイは映画とかみないから、音楽用途だけでええんや!」という方は、Sonos Oneがいいと思いますけど。
参考までに。それでは!
追記:Symfoniskの第2世代が発売されました!>新型シンフォニスク(SYMFONISK)の 値段・待機電力などを調べてみた
追記:Symfoniskを使って5.1chシステムを構築しました!>Sonosで5.1chワイヤレスホームシアターを完成させてしまった話
*参考にしたサイト↓
- https://www.ikea.com/jp/ja/p/symfonisk-wifi-bookshelf-speaker-white-20435209/
- https://www.ikea.com/jp/ja/p/symfonisk-table-lamp-with-wifi-speaker-white-30435162/
- https://support.sonos.com/s/article/256?language=ja
- https://www.ikea.com/jp/ja/manuals/symfonisk-table-lamp-with-wifi-speaker__AA-2191925-1_pub.pdf
- https://www.ikea.com/jp/ja/manuals/symfonisk-wifi-bookshelf-speaker__AA-2191966-3_pub.pdf
- https://www.gizmodo.jp/2019/07/ikea-symfonisk-review.html
- https://kakakumag.com/av-kaden/?id=15059
- https://webnetforce.net/sonos-ikea-symfonisk/
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