これまで私は、ChatGPTの有料プランをGoogle Play経由で契約していました。
もともとGoogle Playを選んだのは、月額20ドルのChatGPT Plusを日本で契約する場合、Google Play経由が一番安かったからです。2026年3月時点で確認した際は、Web版やApp Store経由が月額3,000円だったのに対し、Google Play経由は月額2,860円でした。
※当時の料金比較や契約手順の詳細は、以下の記事にまとめています。
→ChatGPT Plusの課金はAndroid経由が最安|料金比較と登録手順まとめ
その後、プランをPlusからProへアップグレードしたのですが、ProプランではGoogle Playの優位性はありません。どこでChatGPT Proを契約しても16,800円です。
今回ふと思い立ち、Google Play経由のProを一度解約し、Freeプランを経由してWeb版Proへ再契約することにしました。
理由はシンプルです。為替が円高傾向にあったため、
「Webから契約してドル建て決済にすれば、Google Playより安く抑えられるのでは?」
と考えたからです。
実際に手続きを行ってみると、料金面だけでなく、Projects(プロジェクト機能)やCodexの挙動についてもさまざまなことが分かりました。
この記事では、2026年9月に私のアカウントで実際に確認した結果をまとめます。
先に結論
今回の切り替えで判明したポイントは以下のとおりです。
データの引き継ぎ・機能(安心した点)
- Projectsの仕分けはそのまま残った(Free期間中も保持)
- Codexのリセットチケットも消去されず残った
- Free期間中もCodexを利用できた
料金・決済(想定外だった点)
- Web版Proでもドル払いは選べず、日本円決済だった
- 支払額は税込16,800円となり、Google Play版と同額だった(安くならなかった)
- 決済手段: Apple Pay経由のToyota Walletは決済できず、ANA Payでは決済できた
挙動・注意点
- Proへ再契約しても、Codexの週間利用枠はリセットされなかった(使用量・次回リセット日を引き継ぎ)
- 今回のアカウントでは、Google Playに表示されていた利用期限を過ぎてからも、しばらくChatGPT側ではProの状態が続いた
最大の懸念だった「一度FreeになることでProjectsの整理やCodexのチケットが消えるのではないか」という点は、私のアカウントでは問題ありませんでした。
一方で、「Web版にすれば安くなる」という期待は外れる結果となっています。
なぜGoogle PlayからWeb版へ移行しようとしたのか
Google Playのサービス自体に不満があったわけではありません。むしろPlus時代は安さの恩恵を受けていたため、意図的にAndroid端末から契約していました。
しかし、Proプランとなると月額料金が大きくなります(2026年9月ではGoogle Play契約で月額16,800円)。そこで、
「Webから契約し直して米ドル($100)で支払えるなら、円高のときはGoogle Playより安くなるのでは?」
と考えました。(1ドル163円くらいだったのが、一気に155円を下回るようになったんですよね。円高が進みました。)
Google Playで契約していると、Web版からはプランの変更や解約はできません。ですからWeb版で再契約するためには、一度Google Playの契約が切れるまで待たないといけません。
そうなると不安が出てきます。
最大の懸念:「FreeになるとProjectsはどうなる?」
今回私は、Google Play版の有効期限が切れ、アカウントが一度「Free」に戻るまで待ってからWeb版へ移行しました。
その際、もっとも心配だったのがProjects(プロジェクト機能)の扱いです。
私はChatGPTで複数のProjectsを作成し、多くのチャットを用途別に仕分けしていました。もしFreeになったタイミングで、
- Project自体が消える
- 振り分けていたチャットが外れてバラバラになる
- 再契約しても元の構造に戻らない
といった事態になれば非常に困ります。
結果:Projectsの構成・チャットはそのまま維持されていた

幸いなことに、私のアカウントではFreeプランに切り替わってもProjectsはそのままでした。
Projectの一覧はもちろん、中に整理していたチャットの履歴も維持されています。
OpenAIの公式ヘルプを確認したところ、現在Projects機能自体はFreeを含むすべてのプランで利用可能と案内されています(※ファイルのアップロード上限数などはプランによって異なります)。
少なくとも今回のアカウントにおいては、「ProからFreeへ落ちても、Projectsの仕分けが解除されることはなかった」と確認できました。
Google Playの期限が切れても、すぐにはFreeにならなかった

もうひとつ意外だったのが、プラン切り替えのタイミングです。
Google Play上では「9月9日まで有効」と表示されていましたが、翌9月10日になってもすぐにはFreeに切り替わりませんでした。(というか最初は9日の何時ごろに解約されるんだろう?というのが気になっていたのですが、しっかり9日はフルで使えました。OpenAIさん太っ腹ですわ。というのも、ClaudeのMaxプランを解約したときは、解約日当日の昼過ぎくらいに解約されましたから。)
| 確認日時 | ChatGPTのアカウント状態 |
| 9月9日 23:59ごろ | Pro |
| 9月10日 01:01ごろ | Pro |
| 9月10日 09:53ごろ | Pro |
| 9月10日 10:57ごろ | Pro |
| 9月10日 14:36ごろ | Free |
※14時36分ちょうどに切り替わったわけではなく、確認できた事実としては「10時57分〜14時36分の間のどこか」でFreeに移行した形です。
このように今回は、ストア側の有効期限表示とChatGPT側のステータス反映に数時間のズレがありました。「期限日を過ぎたら即座に切り替わる」と一般化はできませんが、移行手続きの際はある程度のタイムラグを見込んでおいた方がよさそうです。
CodexのリセットチケットとFree期間中の利用
Projectsと並んで気になっていたのが、Codexの挙動です。
1. リセットチケットは消えずに残った

Pro解約前に、アカウント内に3枚のリセットチケット(banked resets)を保有していました。ダウングレードに伴って消えるのではないかと心配していましたが、Free移行後も3枚とも残っていました。
※これは今回私のアカウントで確認できた結果であり、公式の確定仕様として明記されているわけではありません。
2. Free期間中もCodexは利用可能
ちょっとびっくりしたのが、今ってFreeプランの状態でもCodexを利用できるんですね。5.6 TerraとLunaが利用できたのでびっくりしました。
後で確認してみると、確かにCodexはFreeプランでも利用できるとOpenAI公式ヘルプで案内されていました。
まぁちょっと使ってみると一瞬で使用量が0になっちゃいましたけれど。それでもCodexってものがどんなものか理解するために、無料で利用できるのはとてもいいですね。
誤算:Web版でもドル払いはできず、料金も同額だった

Freeへの移行を確認し、いよいよ本命である「Web版Proへの再契約」へ進みました。
「これで100ドルをドルのまま払えるのでは」と期待して購入画面を開いたのですが、表示されたのは無情にも日本円でした。
画面上には最初「15,273円」と出ていたため一瞬安くなったように錯覚したものの、これは税抜価格。消費税が加算された最終的な内訳は以下のとおりです。
| 項目 | 金額 |
| Pro(本体価格) | 15,273円 |
| JCT(消費税10%) | 1,527円 |
| 合計請求額 | 16,800円 |
今回、日本から通常の契約画面を開いた範囲では日本円表示となり、ドルを選択する項目は見当たりませんでした。結果として、Web版ProもGoogle Play版Proも全く同じ16,800円でした。
Webへ移ることで円高の恩恵を受けようとした当初の目論見は、完全に外れることとなりました。
決済時の注意:Toyota Walletは通らず、ANA Payでは支払えた
再契約時の決済方法でも少し引っかかりました。
Web版の決済画面(Apple Pay経由)でToyota Walletから支払おうとしたところ、今回は決済できませんでした。そこでANA Payに切り替えたところ、問題なく16,800円の支払いが完了しました。
以前Google Play経由で支払った際はどちらも利用できていたため、決済経路の違いが影響している可能性はありますが、今回Toyota Walletが通らなかった正確な理由までは確認できていません。同じような決済手段を使う場合は、念のため別の支払い方法も用意しておくと安心です。
まぁToyota Walletで支払いたい理由は特にないんですけれどね。ANA Payで支払いたい理由も特にないけれど。
盲点:Proへ再契約しても「Codexの週間枠」はリセットされなかった
今回、一番予想外だったのがこの点です。
旧Proの契約終了直前にCodexをかなり使っていたため、
「一度Freeを挟んで新しくProに入り直せば、Codexの週間枠も初期状態にリセットされるのでは?」
と考えていました。
しかし、使用量はリセットされませんでした。
Web版Proの契約完了直後に確認したところ、解約前の週間使用量がそのまま引き継がれており、次回のリセット日時も解約前に表示されていた「9月15日 10:22」のままでした。
少なくとも今回のアカウントでは、Proへ再契約してもCodexの週間利用枠はリセットされませんでした。そのため、「再契約による枠の復活」を期待して解約・再契約を行うのは避けた方がよさそうです。
まとめ
今回の切り替えの目的は「Webへ移行してドル払いで安くすること」でしたが、料金はどちらも税込16,800円で変わらないという結果に終わりました。
しかし、実際にFreeプランへの移行を経験したことで、気になっていた点を確認できました。
- Projectsの仕分けやチャット履歴はそのまま維持された
- Codexのリセットチケットも残っていた
- Free期間中もCodexを利用できた
- Proに再契約してもCodexの週間枠はリセットされなかった
特にProjectsをヘビーに使っている方にとって、プラン変更に伴うデータ保持は大きな関心事だと思います。少なくとも今回の検証環境においては、データが消えたり整理が崩れたりすることはありませんでした。
契約ルートの変更(Google Play/App Store ⇔ Web版)を検討している場合、OpenAI公式の案内どおり、まずは旧契約を解約することが大切です。そのうえで私は二重課金を確実に避けるため、ChatGPT側でもFreeになったことを確認してからWeb版へ再契約しました。同じように移行を考えている方の参考になれば幸いです。
参考公式ドキュメント(2026年9月13日確認)
- OpenAI:ChatGPT Plus とは?
- OpenAI:ChatGPT のプロジェクト
- OpenAI:ChatGPT プランで Codex を使う
- OpenAI:サブスクリプションの二重請求を避けるには?
よくある質問(FAQ)
Q. ChatGPT Proを解約してFreeになると、Projectsは消えてしまいますか?
A. 今回の私のアカウントでは消えませんでした。
Project一覧も、その中に整理していたチャットもそのまま残っていました。OpenAI公式ヘルプでも、Projects自体はFreeを含むすべてのプランで利用可能と案内されています。
Q. ProからFreeになるとCodexのリセットチケットは消えますか?
A. 今回保有していた3枚のリセットチケットはすべて残っていました。
ただし、これは今回のアカウントで確認できた結果であり、将来にわたる恒久的な仕様として保証されているわけではありません。
Q. FreeプランでもCodexは使えますか?
A. 今回のFree期間中も利用できました。
記事執筆時点のOpenAI公式ヘルプでも、CodexはFreeプランを含むChatGPTプランで利用できると案内されています(利用上限はプランによって異なります)。
Q. Web版Proを日本から契約して、ドル払いにすることはできますか?
A. 今回試した通常の契約画面ではできませんでした。
日本円で「15,273円+JCT 1,527円=計16,800円」と請求され、通貨を選択する項目は見当たりませんでした。
Q. Google PlayとWeb版、Proプランはどちらが安かったですか?
A. 今回確認した範囲では、どちらも16,800円(税込)で同額でした。
Plusプランのような価格差は見られなかったため、Web版へ移したことによる金銭的なメリットはありませんでした。
Q. Proを再契約すれば、Codexの週間利用枠はリセットされますか?
A. 今回のケースではリセットされませんでした。
Freeを挟んでWeb版Proへ再契約しても、以前の週間利用量と次回リセット日時がそのまま引き継がれました。枠の回復を狙って再契約を行うのはおすすめできません。

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