高いなーと思いつつ、やっぱり気になったのでSonos Ace購入しちゃいました。いやー、高い。
でもこの高さって円安の影響が強いからなんですよね。ドルですと449ドルですから、高いっちゃ高いけれど最近のヘッドホンはこのくらいの値段するよねって感じの値段です。
449ドルを日本販売価格にすると74800円
ギョエー
160円を超えたから日銀の介入があるかと思いきや、全然なし。マジでこの円安はどこまで進むのよ。今年に入って160円を超える予想してた人ってどれくらいいるんでしょうなあぁ。
もしかしたらさらに円安進むかも…今が一番安いのかも…という気持ちも後押しとなり、Sonos Ace買っちゃいました!
んで、まずはSonos Aceを使ってみての結論を箇条書きしておきます↓
- 2chステレオで聴くのみの用途だと他のヘッドホンを購入した方が良い
- 空間オーディオを聴くならSonos Aceを買う価値あり(Apple MusicかAmazon Music Unlimitedに契約しているってこと)
- Sonosのサウンドバーを持っていて映画を楽しむ人なら買う価値あり
- 付け心地はとてもいい(頭が大きいワイでも大丈夫)
- 操作性もとてもいい
- ノイキャンもしっかりと効いている
Sonos Aceのレビュー
では以下にもう少し具体的にSonos Aceのレビューをしていきます。
Sonos Aceの基本情報
簡単にSonos Aceの基本情報をまとめます。多くの方が比較しているであろうAirPods Maxとも気になる点を比べていきます。
- 重さは312g(AirPods MAXは384.8gなので、Sonos Aceの方が70gほど軽い)
- イコライザーあり(AirPods Maxはイコライザーなし)
- Bluetooth 5.4(AirPods MaxはBluetooth5.0)
- Qualcomm Snapdragon SoundのaptX Losslessを搭載したAndroidデバイスとBluetooth接続することで、Sonos Aceでロスレスオーディオを楽しる
- BluetoothでiOSデバイスに接続されている場合はロスレスオーディオを使えない
- マルチポイント接続
- USB-C(AirPods MaxはいまだにLightning)
- 3.5mmジャックはないが、USB-C-to-3.5mmケーブルが付属している
- ノイキャンで最大30時間再生(AirPods Maxは最大20時間)
- 3分間の急速充電で3時間の音楽再生(AirPods Maxは5分間の急速充電で1.5時間の音楽再生)
- Sonos Arcと連携することでドルビーアトモスを楽しめる
超単純に考えちゃうと、Sonos AceはAirPods Maxよりも軽いのに再生時間は長いし、USB-Cケーブルが使えちゃうところがいい点ですな。
ボタンの操作については公式サイトをご確認くださ↓
Sonos Ace購入にあたって参考にした情報
高い買い物ですから、いろいろと参考にしました。まずはyoutubeの情報から。
こちらの動画の意見をまとめますと↓
- 音質はSonos AceよりAirPods MAXの方が解像度が優れている
- ノイズキャンセリングはAirPods MaxよりSonos Aceの方が優れている
- 装着感はとてもいい
- バランスが取れたサウンドなので長時間使用しても疲れにくい
こちらの動画の意見をまとめますと↓
- SONYやBOSEの同じようなヘッドホンと比較しても100ドルくらい高いので、その分の価値が問われる
- 低音から高音までバランスのいいサウンド
- ノイズキャンセリングは強力
- ヘッドホンは軽量で快適
- 他のSonos製品はWi-Fi接続だけれど、Sonos AceはBluetooth接続のみなので注意
- Sonosのスピーカーシステムを構築しており、頻繁にヘッドホンと切り替えたい方にはいい
こちらの動画の意見をまとめますと↓(個人的にはこの動画がいちばん参考になりました)
- AirPods Max2が出なかったから、Sonos Aceを購入
- 2chステレオの音質は普通、音色はウォーム(動画作成者さんはSonos Aceで2chステレオを聴くことはないとの判断)
- 空間オーディオがとてもいい(動画作成者さんはAirPods Maxよりいいので、AirPods Maxは売却したとのこと)
- 操作性もいい
- 装着感もいい(AirPods Maxより側圧は弱い)
- ノイキャンもいい
- Apple製品ではないのでAppleデバイスとはシームレスに接続を切り替えられないが、それを踏まえでもSonos Aceを気に入っている
- 空間オーディオを楽しむであればSonos Aceはいい製品
こちらの動画ではガッツリとSonos AceとAirPods MAXを比べています↓
- AirPods Maxの方が高級感のある素材が使われておりデザインも魅力的であるが、長時間使用すると不快に感じられる(側圧が強い)
- Sonos Aceはプラスチックの素材使われているためAirPods Maxと比べると高級感はないが、長時間使っても快適
- Sonos AceはEQが調整できるので、より好みに合わせたサウンドを実現できる
- ノイズキャンセリングはSonos Aceの方が優れているが、外音取り込みはAirPods Maxの方が優れている
- Sonos AceはSonosのシステムと互換性があり、AirPods MaxはAppleのエコシステムと互換性がある
続いてXの情報を。
#SONOS Ace、 テクノエッジにレビューを書いたのですが、掲載は明日になりそうです。実は発表会のレポートも書いていたのですが、どうやらミスで掲載されていなかった模様。 音質に関しては、海外での絶賛レビューとは真逆に、僕は物足りないものだと思いました。
https://x.com/rokuzouhonda/status/1797951569406898580
音域バランスに優れていて、演出感が少なく音楽そのものの表情を変えることなく再現すると言うポリシーは、他の #SONOS 製品もAceも同じです。 しかし高級ヘッドフォンであれば、細かな空気感など情報量の多さは求められるはずです。しかし、さっぱりと優しすぎる音質
ギターはガットギターに聞こえてしまうし、マイルスのトランペットは破裂感が全くない。キックドラムは帯域が狭く、スネアの抜け感もない。 無難で聞き疲れせず、長時間聞いていられるのは確か。装着感もとても良いしANC性能も最高クラスだけど音質は物足りない
#SONOS Ace のホームシアター環境でのサウンドバーとの連携は良いですし、仮想サラウンドの音声感もとても良いです。でも、音楽リスニング用として考えるとやっぱり物足りない。ちなみにUSB接続時の伝送フォーマットは48kHz/16bit。AAC時と傾向は同じ。
本田さんの情報が参考になりまくりますね。しっかりと辛口評価してくれております。
SONOS Aceに厳しい声を書きましたが、比較対象はソニーの1000XM5やBOSE QuietComfort Ultraにてのこと。AirPods MAXよりは良いと思います。僕が普段使ってるM&S MW75と比べると、そりゃ大きな差で(ANCの性能はとても高いけどね<Ace)
https://x.com/rokuzouhonda/status/1797953353923821954
といっても、AirPods MAXよりはいいとのことでした。
ちなみにM&S MW75は、バング & オルフセン(Bang & Olufsen)の95周年記念モデルのことでして、お値段を調べてみますとヨドバシカメラで139900円で販売されておりました。値段が倍違いますね😅
現状、Walkmanの補正が思った以上にいいのでaptX HDで聴くのがいいのかなと iPhoneにドングル挿しaptX Losslessに してこの音以上ならいいけど おそらくiPhoneでAAC接続のみで使う人には勧められないヘッドホンかな それだけ音を忠実に耳に伝えてくれるということだからいいヘッドホンなのかな
https://x.com/tanacchi_almost/status/1808342231235154184
こちらの方は、iPhoneでAAC接続のみの使用であればオススメできないとのこと。確かにiPhone接続だけを考えるのであれば、Airpods ProやMaxの方がいいでしょう。
Sonos Ace 外観
Sonos Aceは白と黒の2色があります。私は黒を選びました。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/9-Sonos-Ace-review-368x400.jpg)
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/11-Sonos-Ace-review-400x400.jpg)
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/10-Sonos-Ace-review-356x400.jpg)
見た目はすっきりとしております。特別高級感を感じるわけではありませんが、安っぽさもありません。
操作ボタンは左右にあり、左が電源ボタンで右はコンテンツキーとANC切り替えボタンです。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/7-Sonos-Ace-review-371x400.jpg)
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/8-Sonos-Ace-review-305x400.jpg)
ヘッドホンケースはとても薄いです。持ち運びにもいいですね。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/12-Sonos-Ace-review-449x400.jpg)
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/13-Sonos-Ace-review-417x400.jpg)
ケーブルは2本ついてきます。USB-C to USB-Cケーブルと、USB-C to 3.5mmケーブルです。
Shure Aonic 50のようなヘッドホンですとUSB-C接続すると最大32bit/384kHzのハイレゾストリーミングができたりしますが、Sonos Aceにはそのような機能はありませんので私は有線接続する気はありません。
頭の大きい私でも心地よくつけられる&操作性もグッド
Sonos Aceの付け心地は、今まで装着してきたヘッドホンの中でも最高クラスだと感じました。(ソニーのノイキャンヘッドホンやらShureのノイキャンヘッドホンやらBeatsのノイキャンヘッドホンと比べて)
まず、頭の大きい私でもつけられるくらいにヘッドホンの調整がききます。顔でか人間だと、耳に届かないものとかありますからね…(Beats Solo Proとかがそうです)
イヤーパッドのクッション性も素晴らしく、2時間くらい装着していても側圧で耳が痛くなったり、頭頂部が痛くなったりもしませんでした。Sonos Aceの装着感はマジで良いです。(さすがに蒸れはしますが)
重さは312gと一般的なヘッドホンの重さなので決して軽いわけではないのですが、なんか軽く感じるんですよね。うまーく重さが分散されて頭に乗ってるのでしょう。
あと操作性もシンプルでとてもいいです。右側にあるコンテンツキーで再生、一時停止、音量の上げ下げ、曲のスキップができます。具体的に書くと↓
- 上または下にスライド – 音量を調節
- 1回押す – 再生または一時停止
- 2回押す – 現在の曲をスキップ
- 3回押す – 前の曲を再生
音量調節がスライドで直感的にできるのが好みにです!
ノイズキャンセリング、アウェアモードも問題なし
ノイズキャンセリング機能もいいですし、アウェアモードもいいです。
強いて言うのであれば、アウェアモードはやっぱAirPods Proがすごいなーと思わせられます。数年前の製品ですがAirPods Pro第二世代の完成度は本当に高いですな。(ノイキャン性能もだし音質も)
Bluetooth接続時の2chステレオの音質は普通すぎるのでマイナス評価
Sonos AceをiPhone、iPad、MacとBluetooth接続してAmazon Music UnlimitedのHDやULTRA HD音源を聴いてみました。(Bluetooth接続なのでHDやULTRA HDの意味がないけれど)
2chステレオの音質はマジで普通です。悪くはない。良くもないけれど。
特徴がある音ではなく、公式サイトに書いてある通りに「究極にクリア」な音です。低音もよく出ています。音の解像度はちょっと悪いかな。ボヤッとしている印象を受けました。ま、悪くはありません。普通です。
ドンシャリ系好きだと、特にシャリ(高音域)の部分が物足りないと感じると思いますので、イコライザで調整するのがいいでしょう。
まーなんにせよ、Bluetooth接続のみの使用で考えると7万円のヘッドホンの音質ではないことは確かです。2chステレオでしか再生しないぜ!という方は、他のヘッドホンを購入しましょう。
Bluetoothのロスレスオーディオは未評価
AppleデバイスとAndroidデバイスでは、Bluetooth接続時にちょっとした違いがあります。
Qualcomm Snapdragon SoundのaptX Losslessを搭載したAndroidデバイスですと、Bluetooth接続でもSonos Aceでロスレスオーディオを楽しむことができます。
逆にいうと、AppleデバイスではBluetoothだとロスレスオーディオは楽しめません。(USB-C to USB-CおよびUSB-C to 3.5mmで有線接続するとロスレスオーディオを楽しめる)
私はQualcomm Snapdragon SoundのaptX Losslessを搭載したAndroidデバイスを持っていないので、この機能は未評価です。
USB-C接続時のロスレスオーディオは音がいい
MacとSonos AceをUSB-Cケーブルで接続し、Amazon Music UnlimitedのULTRA HD音源のものをロスレスオーディオ再生してみました。
確かに音がいい。Bluetooth接続と比べると、音のこもった感じがなくなりクリアになります。
でも、有線接続するのめんどくさいので私は使いません。あと音がいいと言っても、数万円のヘッドホンを有線接続するとだいたい音がいいですので、7万円払ってSonos Aceで有線接続するかと言われたら微妙と言わざるを得ません。
有線接続のみを考えるなら、もっと安いヘッドホンがありますからね。
空間オーディオ(ドルビーアトモス)で力を発揮するのがSonos Ace
Sonos Aceのウリはなんといっても空間オーディオ(Dolby Atmos Music)を楽しめちゃうところです。空間オーディオを楽しめるヘッドホンってまだまだそんなにありません。(空間オーディオの先駆けヘッドホンがAirPods Maxですな)
で、空間オーディオを楽しもうと思うと、お金を払わなくてはなりません。
- Amazon Music Unlimited : Dolby Atmos Music , Sony 360 Reality Audio
- Apple Music : Dolby Atmos Music
このどちらかを契約している方は、Sonos Aceを試してみる価値はあります。(私はいまはAmazon Music Unlimitedに契約しています。)
Amazon Music unlimitedですと空間オーディオ対応の曲には、「ATMOS」や「360」のような表記があります。逆に言えば、この表記がなければ空間オーディオには対応していません。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/1-Amazon-music-unlimited-Spatial-Audio.jpg)
空間オーディオにすることで「いままで聴いていた曲が劇的に良くなる!」なんてことはありませんが、空間オーディオっておもしろいんですよね。2chステレオで聴いている時とは違った味を出してくれます。
(ちなみに、Amazon Music UnlimitedもApple Musicもすべての曲が空間オーディオ対応になっているわけではありません。ここ数年の曲であればかなり多くの曲が空間オーディオ対応になっています。)
Sonos Aceは空間オーディオで力を発揮します。「あ、空間オーディオにするとこんなにも曲って広がっていくんだ。曲を作ってる人はこういう意図を持って音を鳴らそうとしているんだ」ってことに気がつかされます。
お気に入りの曲が空間オーディオに対応していたら「ヒャッホーーー!!!」ってテンションが上がるくらいに、2chステレオ音源と聴き比べをしたくなります。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/2-Amazon-music-unlimited-Spatial-Audio.jpg)
Amazon Music unlimitedですと簡単に空間オーディオと2chステレオを切り替えられます。
曲の再生中に右下の「…」をタップすると「オーディオ品質」という項目があるので、そこから空間オーディオと2chステレオを切り替えられます。(と言いましても、Bluetooth接続ですとUltra HDという表記があってもロスレスオーディオは再生できないことに注意です。Bluetooth接続ですのでヘッドホンから聞こえる音の品質は低下しています。)
ちなみに、なぜかMacだとAmazon Musicアプリからでは空間オーディオを再生できません。ブラウザ版でも無理です。iOS端末のAmazon Musicアプリからしか空間オーディオは再生できません。ようはiPhoneかiPadじゃないと空間オーディオを楽しめないのですな。
(結局のところ、いい音を聞きたいのであれば有線接続してロスレスオーディオを聴くしかないんですよね。でも有線接続ってだるいじゃないですか。となると、無線接続で空間の広がりを楽しめる空間オーディオって無線の音楽の楽しみ方だと思うんですよね。)
Sonosのサウンドバーとの組み合わせで真価を発揮する
そしてSonos Aceが真価を発揮するのがSonosのサウンドバーとの組み合わせです。現在はSonos Arcしか対応していませんが、今年中には他のサウンドバーも対応予定とのこと。(Beam Gen2 , Beam Gen1 , Ray)
Sonosのサウンドバーと組み合わせることで、サウンドバーから流れる音をSonos Aceで聴くことができるわけですな。つまりSonos Aceが映画の視聴にも使えちゃうわけです。SonosのサウンドバーとSonos Aceがあればホームシアターオーディオ(5.1chやらドルビーアトモスのこと)が楽しめる…
これ、すごくいいですよね。Sonos製品をたくさん集めてサラウンドシステムやらサブやらを追加していくのってお金かかりますし、場所もとっちゃうので簡単ではないんです。それがサウンドバーとヘッドホンの2個さえあればホームシアターオーディオで映画を観られるようになるなんて…すごい!
んで、Sonos Aceでホームシアターオーディオを聴くためには、Sonosアプリを触る必要があります。
>テレビ音声スワップを使用してSonos Aceでホームシアターオーディオを聴く
Sonos AceをSonosアプリに追加する方法は簡単なので省略するとして(Sonos Aceの電源を入れてSonosアプリを開けば、自動的に設定画面が表示されます)、テレビ音声をSonos Aceに飛ばすためには、Sonosアプリを開き、システムよりSonos Aceを選択して「テレビ音声のスワップを使いする」をタップします。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/1-Sonos-Ace-review.jpg)
「テレビ音声のスワップを追加する」をタップすると、対応しているサウンドバーが表示されますので「続ける」をタップします。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/2-Sonos-Ace-review.jpg)
しばらく待ちます。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/3-Sonos-Ace-review.jpg)
あっという間に設定が完了します。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/4-Sonos-Ace-review.jpg)
Sonos Aceにサウンドバーの音を飛ばす方法は、ヘッドホンの右側にあるボタンを長押しするだけです。めっちゃ簡単。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/5-Sonos-Ace-review.jpg)
私はApple TVでよく映画を観ていますので、さっそく試してみました。
…すげぇ
マジですげぇ
めっちゃいい音なんですけど。
いやこれ、正解が出ちゃった感があるんですけど。もうSonosの製品を集めてホームシアターを構築する必要ないですよ。SonosのサウンドバーとSonos Aceでいいですやん。Sonos Rayも年内にはこの機能に対応するとのことなので、Sonos RayとSonos Aceの2つを購入して、はい終了でしょ。
予算10万円くらいで自宅にホームシアター風の環境が整えられるなんて最高すぎじゃないですか。すごすぎ。
Sonosさん、あまりにもすごいヘッドホン作っちゃたせいで、そのせいで自社製品が売れなくなっちゃうジレンマ発生しちゃいますよ。
日本のちっちゃい家環境だとSonos製品揃えてホームシアターを構築するより、確実にSonosのサウンドバー+Sonos Aceのほうがいいですもん。いくらSonos Arcがとんでもない迫力で音を出せるといっても、その性能をフルで使える日本の家なんて数%くらいしかないでしょうからね。
加えてさ、Sonos Aceだからこそのノイズキャンセリング機能も使いつつドルビーアトモスを楽しめるのもいいところなんですよ。どういうことかというと、映画見てる時ってエアコンとかつけちゃうじゃないですか。エアコンの音をノイキャンでかき消せるんですよ。外の車の音などもかき消せますわな。つまり、雑音をノイキャンで消せるんです。こうなるとSonos製品集めてホームシアターを構築するより、Sonos Aceの方が映画に没頭できるのでは?って思っちゃうんですよね。
音楽鑑賞もサウンドバーと組み合わせた方がいい音のような気がする
ちょっと気になるところなのですが、映画だけでなく音楽鑑賞でも一度サウンドバーで音を鳴らした後に、Sonos Aceに音を飛ばした方がいい音のような気がします。
具体的に言うと、
- iPhone/iPadとSonos AceをBluetooth接続してAmazon Music Unlimitedの曲を再生するよりも
- Apple TVでAmazon Music Unlimitedの曲を再生して、テレビに繋いでいるSonos Arcから音を出した後に、スワップ機能でSonos Aceに音を飛ばした方がいい音(のような気がする)
のですよね。
Sonos ArcからSonos Aceにどういう伝達技術で音を飛ばしているのかは分かりませんが、Bluetooth接続よりもなんかスゲーのが使われているのかな。Sonosの無線で5.1chやドルビーアトモスを構築するという長年培われた技術が発揮されてるのかな。知らんけど。
おわりに:Sonos Aceは誰におすすめできるのか?
以上、Sonos Aceのレビューでした。
最後にどういう人にSonos Aceをオススメできるかを書いて終わりにします。
- 空間オーディオを楽しみたい人(言い換えればApple MusicかAmazon Music Unlimitedに契約している人)
- Sonosのサウンドバーを持っていて、ホームシアター構築に悩んでいる人
この2点かなと思います。多くの人にオススメ!とは言いづらい製品なのですが、ささる人にはささっちゃう製品だと思います。
参考までに。それでは!
追記:Sonos Beam、Rayもテレビ音声スワップがアップデートにより対応
追記です。
2024年8月6日のアップデートにより、Sonos Beam Gen1とGen2、そしてSonos RayもSonos Aceへのテレビ音声スワップができるようになりました。
またこのアップデートで、AndroidでもSonos Aceへのテレビ音声スワップができるようになりました。
あとアップデートが原因なのかは分かりませんが、Bluetooth接続時の2chステレオの音が良くなったような気がします。耳が慣れただけかもですけど。
追記:Apple MusicのドルビーアトモスもSonos Aceで試してみた
追記です。
Amazon Music unlimitedをやめてApple Musicに契約して、Apple Musicの空間オーディオ(ドルビーアトモス)もSonos Aceで試してみました。
結論から言うと、こちらも問題なくSonos Aceでドルビーアトモスが楽しめます。iPhone、iPad、Macでドルビーアトモスが再生できることを確認しました。
![](https://today-is-the-first-day.com/sonosuki/wp-content/uploads/2024/07/Sonos-Ace-Apple-Music-Dolby-Atmos-554x400.jpg)
Apple製品にSonos Aceを接続し、Appleのミュージックアプリでドルビーアトモス対応の曲を再生させると、「ドルビーアトモス」の表記とともに音楽が流れます。
Amazon Music unlimitedとは違って、Apple Musicではドルビーアトモスと2chステレオの切り替えが簡単ではありません。違いを楽しみたいのに、簡単に切り替えられないのがApple Musicのちょっと残念なところですね。
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