映画『ヘレディタリー/継承』考察: “知ること”が引き金となる恐怖の正体

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ミッドサマー』を観て、この難解な映画を理解するためには監督の他の作品も観るしかないと思って、アリ・アスター監督の『ヘレディタリー/継承』も観てみました。こっちも難解やわ。そしてこっちの方がホラー要素が多くて怖かったです。

ではこの記事でも難解な『ヘレディタリー/継承』について、その深層に潜む恐怖の本質を掘り下げていきたいと思います。

※この記事には映画『ヘレディタリー/継承』(2018年)のストーリーの核心に触れるネタバレが多分に含まれます。未鑑賞の方はご注意ください。

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はじめに:単なるホラーではない、その先へ

ホラー映画としての強烈なインパクトと、家族ドラマの深い闇を融合させた『ヘレディタリー/継承』。アリ・アスター監督の長編デビュー作ながら、世界中のファンや批評家を震撼させました。

怖い映画って、幽霊が出るとか、殺人鬼が襲ってくるとか、そういうイメージがありますよね?でもこの映画はちょっと違うんです。見終わったあとにズーンと重たいものが胸に残る、そんな作品なんですわ。

そして考えていくと、この映画の怖さって、実は”知ること”そのものなのかもしれないと気づかされます。家族の秘密や血筋の呪い、それを「知る」ことが恐怖の始まりなんです。

「継承」とは何か?——名前に込められたテーマ

“Hereditary”というタイトルは、直訳すると「遺伝的な」「継承された」という意味です。つまりこの映画は、ホラーというよりも「継承」そのものがテーマになってるんですわ。

遺伝、記憶、秘密、運命……。目に見えない何かが、家族という血のつながりの中で静かに受け継がれていく。その受け継がれたものが、まさか”破滅”だったとしたら?

登場人物たちは、自分が何を継いできたのかを知らんまま生きています。そして気づいたときには、もう逃げられへん場所まで来てしまっている。この”知らない”ということ自体が、映画の中では最大の恐怖として機能してるんです。

主要登場人物と家族の背景

◆ アニー・グラハム(トニ・コレット) 本作の事実上の主人公。ミニチュア模型作家として活動しており、細かい情景や自宅生活を精巧に再現する作業を続けています。物語は彼女の母エレンの死から始まります。

◆ スティーブン(ガブリエル・バーン) アニーの夫。精神科医であり、家族を精神的にも経済的にも支える大黒柱的存在です。アニーの言動に最初は理解を示すものの、不可解な出来事が続くにつれて戸惑いを深めていきます。

◆ ピーター(アレックス・ウォルフ) 16歳の息子。反抗期の少年らしく繊細でありながらも、どこか無気力な雰囲気が漂います。物語の中盤からまさに悲劇の渦中に放り込まれ、運命に翻弄される重要キャラクター。

◆ チャーリー(ミリー・シャピロ) 13歳の娘。祖母エレンと深く結びついていたようで、独特の工作(動物の切り取った頭でフィギュアを作るなど)を好み、窮屈そうな空気の中でもいつも舌打ちをする姿が印象的です。

◆ エレン(故人) アニーの母。物語開始直後に亡くなっており、葬儀のシーンから始まりますが、その”存在”は家族全員に影響を及ぼし続けます。実は悪魔崇拝カルトの中心人物であり、彼女が画策した”企み”が全ての発端となります。

ストーリー完全解説

1. 祖母エレンの葬儀と不穏な空気

アニーの母エレンが亡くなり、冒頭で行われる葬儀。奇妙なことに、アニーは悲しみの感情をあまり表に出しません。「母との関係が険悪だった」と語られますが、具体的には説明されません。娘チャーリーは祖母の死に不思議な反応を見せます。

2. チャーリーの悲劇的事故死

ある夜、ピーターが友人宅のパーティーに行くという流れの中で、アニーはチャーリーを一緒に連れて行くよう強制します。パーティー先でチャーリーはナッツ入りのケーキを食べてアナフィラキシーショックを起こし、ピーターは車で急いで病院へ向かうものの、運転ミスによってチャーリーの首が電柱に激突。首が切断される悲惨な事故が起きます。

このショッキングな出来事が、グラハム家を一気に破局へ導く引き金となります。

3. 降霊術とエレンの秘密

チャーリーの死後、アニーは心の傷と向き合うためグループセラピーに参加しますが、その帰りに出会ったジョーンという女性に「降霊術」を勧められます。半信半疑ながら自宅で儀式を試行すると、不自然な物音やポルターガイストが発生。

やがてアニーは屋根裏でエレンの首のない死体を発見し、母が生前カルト教団のリーダー格だったと知ります。ジョーンともロウソクの灯りの下で写る写真があり、2人は旧知の仲。アニーは驚愕しつつも、「悪魔ペイモン」という名前が記された資料を見つけ、このカルトが狙っているのは「ペイモン降臨」であり、ピーターの身が狙われていることを悟ります。

4. 家の中で起こる怪現象&スティーブンの最期

ノートに勝手に絵が描かれたり、アニーの周囲で奇妙な影が見えたりと怪事が次々と起こります。これに嫌気が差した夫スティーブンは「警察に相談しよう」と訴えるものの、アニーは「チャーリーのノートを燃やせば呪いが解ける」と主張。

しかしアニーが暖炉でノートを燃やすと、なぜかスティーブンの身体が突然燃え上がり、悲惨な姿で絶命。観客としてはアニーに何かが取り憑いているのでは…という不安が現実のものと化し、物語はいよいよクライマックスへ。

5. 破滅の結末:ペイモン降臨

ピーターは母アニー、あるいは何かの”存在”に追いつめられて2階の窓から飛び降ります。庭に落下し気を失う彼の上には光の球のようなものが入り込み、ピーターが再び目を開けた時、舌打ちをする”チャーリーの癖”が彼に乗り移ります。

彼を導くようにツリーハウスへと誘われると、そこには首なしのエレンやアニーの遺体が礼拝のように並べられ、カルト信者たちが「万歳、ペイモン王!」と崇め奉っています。ジョーンはピーターを”チャーリー”と呼び、ペイモンがついに男性の器を得たことを祝福。こうしてグラハム家は完全に破滅し、悪魔ペイモン降臨という最悪の結末を迎えます。

【考察】ペイモン降臨の真相:カルトの目的と家族の犠牲

なぜペイモンを降臨させようとしたのか?

悪魔ペイモンを降臨させる目的は、カルト教団の信者たちがペイモンの力を手に入れるためでした。ペイモンは地獄の8王の一人として知られる高位の悪魔であり、召喚者に「あらゆる知識や富」を与えるとされています。

信者たちはこの力を得るために、グラハム家を利用し、長年にわたって計画を進めてきたんです。ペイモンの力には知識や富、権力がもたらされる一方で、破壊や混沌も伴うため、召喚者たちの動機は自己中心的で危険なものでした。

なぜグラハム家だったのか?

ペイモンが現世で完全な力を発揮するには「男性の肉体」が必要でした。これがチャーリー(女性)からピーター(男性)への移行が行われた理由です。

エレンはカルト教団のリーダーであり、自分の家族をペイモン召喚の儀式に捧げることを決意していました。彼女は夫や息子で失敗した後、孫であるチャーリーとピーターに狙いを定めました。

チャーリーには生まれつきペイモンが宿っていましたが、女性であるため不完全な器でした。そのため、最終的にはピーターが選ばれたんです。

【考察】悪魔ペイモンが選ばれた理由:特殊性と映画における必然性

この映画でどうして「ペイモン」という悪魔が選ばれたのか、その理由を掘り下げてみましょう。実はペイモンという存在が、この映画のテーマに深く結びついているんですわ。

1. ペイモンの特性とテーマへの適合性

ペイモンは西洋の魔術書『ゴエティア』に記載される「地獄の王」の一人であり、召喚者に知識、富、権力を授ける存在として知られています。この特性は映画が描く「欲望」と「代償」というテーマに非常によう合うてるんです。

  • カルト教団はペイモンの力を得るためにグラハム家を犠牲にしました。この行為は、人間が欲望のために倫理を捨てる姿を象徴してます。
  • ペイモンが求める「男性の器」は、家族の血筋や運命という映画の中心テーマと結びついてるんです。他の悪魔やったらこの「血筋による呪い」の設定が弱まってしまう可能性がありました。

2. 儀式の複雑さと映画的な演出

ペイモンを召喚するには特殊な儀式や条件(男性の肉体、生贄として首が必要など)が必要です。この複雑さは映画全体を通じて伏線として機能し、観客に緊張感や謎解きの楽しさを提供してるんですわ。

  • ペイモン降臨にはグラハム家の血筋が不可欠であり、チャーリーからピーターへの移行も物語上重要な要素でした。他の悪魔やったらこのような具体的な条件や背景が薄れる可能性がありました。

3. ペイモンの象徴性:二重性と変容

ペイモンは「女性の顔を持つ男性」という独特な姿をしており、この二重性が映画のテーマである「継承」や「アイデンティティ」に深く絡んでいます。

  • ペイモンは女性でも宿ることが可能ですが、男性の肉体を強く求める存在です。この設定はチャーリー(女性)からピーター(男性)への移行とリンクし、物語全体で重要な役割を果たしています。
  • この性別の二重性は、アニーが自分のアイデンティティと母親の影響との間で葛藤する様子とも呼応しています。

4. 他の悪魔ではダメだった理由

他の悪魔では以下の点で映画との適合性が低かった可能性があります:

  • 知識と富への焦点: ペイモンは実利的な恩恵(知識や富)を与える点でカルト教団の目的と一致していました。他の悪魔には単なる破壊や混沌を象徴するものも多く、物語上カルト教団の動機付けが弱くなる恐れがありました。
  • 血筋との結びつき: ペイモンはグラハム家という特定の血筋との結びつきが強調されており、この設定が映画全体を支えています。他の悪魔ではこのような血筋への依存が薄い場合もあります。
  • 儀式的要素: ペイモン召喚には首を切る生贄など具体的な儀式的条件があります。この要素は映画内で視覚的にも恐怖感を煽る重要な演出となっています。他の悪魔ではこれほど具体的な条件がない場合もあります。

ペイモンという悪魔:知識の王と恐怖の象徴

本作に登場する悪魔「ペイモン」は、実在の悪魔学(グリモワール)にも出てくる存在で、「知識を与える王」として知られています。『ゴエティア』では、彼は地獄の200の軍団を率い、学問・芸術・科学の知識を与える力を持つとされています。

でも、知識って本当に価値あるものなんやろか?それとも、知れば知るほど不幸になるようなものなのだろうか?

映画の中で母親のアニーが段々と家族の秘密に気づいていく過程は、まさに”知識を与えられていく”プロセスに見えますわ。しかもそれが救いじゃなくて、呪いの発端になるという逆説。

この映画、ペイモンを崇拝するカルト的な集団が裏で動いているけれど、彼らは一貫して”知っている者”なんですよね。そして”知らない者”を操る。知識は力であり、同時に支配の道具にもなるわけです。

ペイモンの起源と伝承

ペイモンは中世の魔術書『レメゲトン』や『ソロモンの小さな鍵』などに記述されている存在です。伝承によれば、ペイモンは:

  • 地獄の九人の王の一人
  • 西の方角を支配する
  • 「全ての知識と秘密の指導者」として知られる
  • しばしば女性の顔を持つ男性として描写される
  • ラクダに乗り、頭上に宝石の冠をかぶっている
  • 到着時には大きな音と甘い音楽を伴うとされる

映画内では、ペイモンの性質と家族の「継承」の物語が見事に融合しています。ペイモンの「知識を与える」という特性と、アニーが徐々に真実を「知る」ことで増していく恐怖が並行して描かれているんです。

作品に散りばめられた伏線・象徴表現

◆ “首”の切断

チャーリーの事故死で首が飛ぶシーン、祖母エレンの棺から首が切断されて抜き取られているシーン、アニー自身の首が最終的に切断されるシーン——首を失うモチーフが映画全体を貫きます。文字通り”身体と意志の切り離し”を象徴しており、登場人物が自らの意志を奪われる・操られている点とも重なります。

またペイモン召喚の儀式には、生贄の首が必要だったと考えられます。これら全ての「首」のモチーフが儀式の完成へと繋がっているんです。チャーリーの事故は偶然に見えて、実は計画の一部やったんかもしれません。

◆ ミニチュア模型

アニーが家族の日常や事故現場まで再現する精巧なミニチュアを作る場面は、自分の世界をコントロールしようとするアニーの心理を象徴しています。しかし物語が進むにつれ、「グラハム家自体が誰か(すなわちカルト集団)に操作される人形」のように見えてきます。ミニチュアは「運命に支配される存在」というメタファーとして読み取れます。

このミニチュアが表すのは、私たちが思う以上に自分の人生をコントロールできていないという恐ろしい現実です。アニーはミニチュアを通じて現実を再現してるつもりやけど、実は彼女自身が大きな計画の中の小さな駒に過ぎないという皮肉。

◆ タイトル「ヘレディタリー(継承)」

作中でアニーは、家族がたどってきた苦しい歴史——精神疾患の遺伝や、母エレンの奇行の影響——を語るシーンがあります。加えて、悪魔崇拝の”呪い”まで血縁を通して受け継がれているという点が、本作最大の恐怖。愛や知識ばかりでなく、”他人を破滅へ誘う力”や負の運命すらも「隔世遺伝」するという絶望が描かれています。

このタイトルには、私たちが親から何を受け継ぐのか、そして子に何を渡していくのかという普遍的な問いも含まれているんです。それが良いものであれ悪いものであれ、血筋による「継承」からは逃れられない。

ペイモン降臨とテーマの関連性

1. 家族の崩壊

映画は、グラハム家が祖母エレンによって仕組まれた呪いに巻き込まれ、次第に破滅していく様子を描いています。ペイモン降臨は、この崩壊の最終的な形であり、家族が完全に破壊されることで達成されます。祖母エレンはカルト教団の中心人物として、自分の家族をペイモン召喚の儀式に捧げることを目的としていました。この「家族の絆」が呪いに転じるというテーマは、映画全体を通じて描かれています。

家族関係の崩壊は段階的に起こります:

  1. チャーリーの死によるピーターと母親の間の亀裂
  2. アニーの行動によるスティーヴンとの関係悪化
  3. 最終的な暴力による家族全員の破滅

2. 運命の不可避性

ペイモン降臨は、グラハム家が逃れることのできない運命を象徴しています。家族全員が知らぬ間に祖母エレンの計画に巻き込まれ、その結果として悲劇的な結末を迎えます。この運命への無力感は、映画内で繰り返し強調されており、人間が自分の人生をコントロールできないという恐怖を表しています。

アニーがいくら抵抗しても、結局は祖母の計画通りに事が進んでいく。この「逃れられない運命」という概念が、古代ギリシャ悲劇のように物語を貫いていて、観客に絶望感を与えるんです。

3. 欲望と妄信

カルト教団はペイモン降臨によって知識や富、権力を得ることを目的としていました。この動機は、人間の自己中心的な欲望や盲目的な信仰心への批判として描かれています。教団がグラハム家を犠牲にした行為は、人間が他者を犠牲にしてでも自分の利益を追求する姿勢を象徴しています。

これは現代社会の中でも通じる問題やと思いますわ。自分の利益のために他人を犠牲にする行為、あるいは盲目的な信仰が引き起こす悲劇。カルト教団を通して、私たちの社会の暗部が描かれているんです。

4. 「自由意志」の否定

ピーター自身には選択肢がなく、彼の運命は祖母やカルト教団によって完全に操作されていました。この点で映画は、人間が持つ自由意志への疑問や、それがいかに脆弱であるかを問いかけています。

最後のシーンでピーターが窓から飛び降りるとき、彼は自ら行動しているように見えますが、実は完全に操られているんですね。この「自由意志の幻想」という概念が、映画の恐怖をさらに深めています。

「家族」という密室:逃げられない構造

もうひとつ怖いのは、これが「家族の物語」であるということ。社会から切り離された閉鎖空間ではなく、日常の中に呪いが潜んでいる。

親から子へ、無意識に引き継がれるトラウマや価値観。映画ではそれが”悪魔の計画”という形で描かれていますが、本当はどの家族にもあるかもしれない、目に見えない因縁の象徴にも見えますな

物語を通して浮かび上がるのは、「家族が愛や絆だけで結ばれるとは限らない」という皮肉。祖母エレンによって仕込まれた悪魔崇拝という”呪い”的計画が、あろうことか家族を大きく分断・破滅へと導きます。家族という最も親密で安らぎを与えるはずの単位が、”負の遺産”の温床ともなり得る恐ろしさ——これがまさにタイトルの「へレディタリー(継承)」の真意と考えます。

これは多くの家族の中で起こる「世代間連鎖」を象徴してるとも言えるでしょう。親のトラウマや問題行動が子へと受け継がれ、新たな形で現れる。その連鎖を断ち切ることの難しさが、この映画の根底にあるんちゃうかな

つまり、『ヘレディタリー』は超自然的なホラーを借りて、「知ること」「継ぐこと」「家族であること」の意味を問い直している映画なんです。

まとめ:逃れられない運命、そして恐怖の本質

『ヘレディタリー/継承』の真の恐怖は、大胆なゴア描写や悪魔崇拝というオカルト要素だけではありません。それらを入り口にして、私たちの”家族”というシステムが抱える脆さや、運命に抗えない無力感を突きつけてくるところにこそ、映画の核心があります。

この映画に「答え」はたぶんない。ペイモンがどうとか、カルトがどうとか、そんなのは表層の話で、本質は「人間が真実に触れたときにどう壊れていくか」にあるんでしょう。

知ることは自由への鍵であり、同時に檻でもある。

結末で登場するペイモン降臨の儀式が示す通り、登場人物たちは結局誰も救われず、希望が入り込む余地はほとんどありません。にもかかわらず、そこに「人間の欲望と盲信こそが生んだ悲劇」という冷徹な現実味すら帯びているのが、本作を単なるホラー以上の作品たらしめる大きな理由でしょう。

結局のところ、私たちが日常の中で直面する「知りたくなかった真実」や「逃れられない宿命」こそが、この映画の本当の恐怖なのかもしれません。それは超自然的な悪魔よりも、人間の心の闇の方がよっぽど恐ろしいという普遍的な真理を突きつけているんですわ。

見た人それぞれが、自分の”継承”と向き合うきっかけになるような、この映画を未見の方も、すでに観た方も、この「知ること」の恐怖に今一度向き合ってみてはいかがでしょうか。

作品データ

基本データ

  • 公開年: 2018年
  • 監督: アリ・アスター(初長編監督作品)
  • 制作会社: A24
  • ジャンル: ホラー、サイコスリラー、ドラマ
  • 上映時間: 127分

主演

  • トニ・コレット(アニー・グラハム役)
  • ガブリエル・バーン(スティーブ・グラハム役)
  • アレックス・ウルフ(ピーター・グラハム役)
  • ミリー・シャピロ(チャーリー・グラハム役)
  • アン・ダウド(ジョーン役)

受賞歴・評価

  • 多くの映画賞でトニ・コレットの演技が高く評価される
  • 第34回ゴッサム賞 主演女優賞受賞(トニ・コレット)
  • 全米批評家協会賞 最優秀主演女優賞受賞(トニ・コレット)
  • Rotten Tomatoesでの批評家スコア: 89%
  • IMDbでの評価: 7.3/10

興行成績

  • 製作費: 約1,000万ドル
  • 世界興行収入: 約8,000万ドル以上

参考・引用文献

  • https://note.com/eiga_hiho/n/nad9db7b13223
  • https://note.com/kobashirikakeru/n/n0e50fbd124c7
  • https://ellemamateaparty.com/the-truth-of-inheritance/
  • https://positiveeiga.com/hereditary-kosatsu/
  • https://hinekure-theater.com/hereditary-keisho/
  • https://horrorxzombi.com/?p=58
  • https://ameblo.jp/moji-taro/entry-12425523916.html
  • https://bunshun.jp/articles/-/35901
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/パイモン

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