新Apple TV 4KでHomePodが4台対応。待望のサラウンド、一式22万円に悩む

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新しいApple TV 4Kの発表を見て、まず思ったのは、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

でした。

HomePodを4台使って、前にも後ろにもスピーカーを置けるようになります。映画を見るためのApple TVとして、これは本当にうれしいです。処理速度の数字が上がったことより、今回はホームシアター環境がさらにレベルアップしたことがうれしいです。

大きな見出しの横に、テレビとソファ、前後二組のスピーカーを置き、後方から音が届く映画鑑賞の場面を描いたイラスト

ただ…前にHomePodを2台、後ろにHomePod mini 2を2台。この組み合わせをゼロからそろえる場合の価格を足すと、Apple TV込みで21万9,000円になりました。約22万円です。高くね?

新機能にはかなり惹かれています。でも、一式そろえるとなると、なかなかの金額です。しかも、大きいHomePodは2023年発売の第2世代のまま。欲しい構成は思い浮かぶのに、今が買い時かどうかは悩ましいんですよね。

ようやく後ろにもHomePodを置けるようになった

テレビの前に大型二台、ソファの後ろに小型二台のスピーカーを置き、座る人との位置関係を上から示した配置のイラスト

これまでのHomePodのホームシアターは、テレビの前に置いた1台またはステレオペアで、包み込まれるような音を作るものでした。今回は、実際に自分の後ろにもスピーカーを置けます。

前方のスピーカーで後方まで感じさせる技術と、実際に後方に音の出るスピーカーがあることは、そりゃまぁ違いますよね。

対象はHomePodの第2世代とHomePod mini 2です。前方の2台、後方の2台をそれぞれ同じモデルにすれば、前後で違うモデルを組み合わせられます。前を大きいHomePod、後ろをmini 2にする構成もできます。私なら、後ろの2台はまずmini 2で考えます。

映画を見る部屋に4台を置くなら、ソファの後ろに場所があるか、左右に分けて置けるか、電源を取れるかも気になります。後ろが壁や通路になっていると、置き方には工夫が必要そうです。その点でも、後方を小さいmini 2にできるのはありがたいです。

新しいApple TV 4K 第4世代の主なスペック

本体の仕様もまとめておきます。第4世代のApple TV 4Kは、2026年10月13日に発表されました。

項目Apple TV 4K 第4世代
発売日2026年11月13日
税込価格49,800円
チップA19
CPU性能前世代比で最大50%高速
GPU性能前世代比で最大2倍
動画デコードAV1に対応
HomePodとの連係対応モデル4台によるホームシアターサラウンド
対応スピーカーHomePod 第2世代、HomePod mini 2
4台構成の条件前方・後方の各ペア内でモデルをそろえる。最新OSが必要

A19への更新やAV1対応もありますが、私にとって今回の注目は、やはり4台サラウンドです。映画のために買うものとして考えると、スピーカーの構成を変えられるほうに興味が向きます。

Apple TV 4K 第3世代のレビューはこちら
→Apple TV 4K 第3世代(2022)と第2世代を比較してみた【ほぼ変わらん】

Apple TVでホームシアター環境を整えると21万9000円

大型二台と小型二台のスピーカー、再生機器を買い物かごの上に並べ、そばに硬貨を添えて購入費用を表したイラスト

前にHomePodの第2世代を2台、後ろにmini 2を2台。すべて新しく購入する場合の費用を、Apple公式ストアの税込価格で計算すると、こうなります。

製品台数金額
Apple TV 4K 第4世代1台49,800円
HomePod 第2世代前方に2台119,600円
HomePod mini 2後方に2台49,600円
合計219,000円

ここにはテレビ、HDMIケーブル、必要に応じて用意するスピーカースタンドなどは含めていません。

高い…

円安&物価高の影響すごい。Apple TV 4Kの第3世代は発売時19,800円から、HomePod第2世代は44,800円でした。その頃の感覚が残っているので、この価格はなかなかえぐいです。

いま一式そろえるとなると、気軽に試せる金額ではないですね…

mini 2を4台なら14万9000円 ただし仕様には違いも

大きいHomePodを使わず、mini 2を4台にする選択肢もあります。

24,800円を4台で99,200円。Apple TV 4Kを足すと149,000円になります。先ほどの構成より70,000円安くなるので、こちらも気になります。

ただ、どちらも4台サラウンドに対応するからといって、同じ仕様ではありません。今回の構成に関係するところを並べると、こうなります。

項目HomePod 第2世代HomePod mini 2
世代・登場年第2世代・2023年発売第2世代・2026年発表
チップS7S10
税込価格・1台59,800円24,800円
税込価格・2台119,600円49,600円
Dolby Atmosによる空間オーディオ対応非対応(公式比較表では「—」)
新Apple TV 4Kとの4台サラウンド対応対応
4台構成での使い方同モデル2台で前方または後方のペアに同モデル2台で前方または後方のペアに

公式比較では、mini 2の空間オーディオ欄は「—」です。一方、ホームシアターサラウンドには両方が対応しています。4台サラウンドへの対応と、それぞれのモデルのDolby Atmos対応は分けて見る必要があります。

なお、前を大きいHomePod、後ろをmini 2にした混合構成で、Atmosが具体的にどう再生されるのかまでは、今回確認した公式情報ではわかりませんでした。

私が考えているのは、前に大きいHomePodを置く構成です。ただ、価格差は70,000円もあります。mini 2を4台にした場合との音の違いがどのくらいあるのかは、やはり気になります。安くなるのは魅力ですが、価格だけで決めるのも難しそうです。

でもせっかくここまで金を出すんだったら…Dolby Atmosによる空間オーディオ対応を狙っちゃいますよね。

HomePod mini第一世代のレビュー記事はこちら
→HomePod miniの2台目を購入したのでステレオペアへ。ついでにSonos Playbaseと組み合わせてみた

今からS7のHomePodを2台買うか

今から一式そろえると考えたときに、もうひとつ引っかかるのが、大きいHomePodの世代です。

HomePod第2世代のチップはS7。Apple Watch Series 7と同じ世代の名前が付いています。一方、新しいmini 2はS10です。新しいApple TVとmini 2に組み合わせる、いちばん高いスピーカーが2023年発売のモデルというのは、どうしても気になります。

もちろん、スピーカーはチップが新しければ音がいい、と単純に決まるものではありません。スピーカーの構造や音の処理もありますし、チップの世代だけでサポートが何年続くかを判断することもできません。

それでも、今から1台約6万円、2台で約12万円を出すとなると、「大きいHomePodも新しくならないのかな」と思ってしまいます。

HomePod第3世代の発売時期は発表されていません。近いうちに出るから待ったほうがいい、と言える材料はないですし、現行の第2世代も今回の4台構成の対応モデルです。

今回の構成に対応するとわかっていても、今の価格で第2世代を2台買うかどうかは迷います。今から揃えるなら中古かな。

HomePod第二世代のレビュー記事はこちら
→HomePod第2世代をステレオペアにして空間オーディオを楽しんでみたのでレビュー

4台対応はうれしいがコスパを考えると…

二台のスピーカーと財布、文字のないカレンダーのそばで、男性があごに手を添え、購入時期を考えているイラスト

HomePodで映画を見るなら、後ろにもスピーカーを置きたい。そこにようやく選択肢ができたことは、素直にうれしいです。

一方で、ゼロからそろえると21万9,000円です。Sonosでドルビーアトモス環境を整えている私にとっては、今ある環境と比べてどれくらい魅力があるのかが気になります。

前後の音はどうつながるのか。mini 2を後ろに置くことで、映画がどれくらい楽しくなるのか。その体験と今の価格に納得できるかどうかが、購入を考えるときのポイントになりそうです。

「ようやく来た」という気持ちは変わりません。あとはもうちょっと円高に戻ってくれてそれぞれ1万円ずつ安くなってくれたら、お手頃価格になるのになと思っちゃいます。

この価格だったら、私みたいにSonosで揃える方が満足度が高いんじゃないかな。

参考までに。それでは!

*関連記事

→ SYMFONISKとHomePod第2世代のステレオペアを比べてみた

→ Sonosで5.1chワイヤレスホームシアターを完成させてしまった話

*参考資料

資料確認日:2026年10月14日。

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