トイアンナさんの『確実内定』を読みました。これは、
就活生の時に読みたかった本
と思えました。
就活に必要な情報がまとめられています。就活生なら読んで損なしの一冊です。以下では興味深かったところをメモがてら残していきます。
『確実内定』を読んで感じたこと
この本の内容紹介をアマゾンより引用します。
“高倍率競争の筆記&ES対策が就活最大の山場と肝に銘じる”“企業側の関心は「あなたがカネを稼げるか」の1点のみ”“OBOG訪問で生の声を肉づけし精度の高い企業分析・ES作成を実現する”“面接官は情緒不安定なラノベのヒロインと心得よ”実績とロジックに基づいた最強の就活メソッド決定版。
その1:企業があなたに興味あることは・・・カネ
企業は慈善団体ではありません。ですからESや面接において一番重要になるのは、
お前、金稼げるの?
というメッセージの送受信です。
その2:企業が求める人材の3要素
企業が人材に求める大前提は『お金を稼げる人間であるかどうか』でした。では、どうやって金を稼げる人を見分けていくかと言うと、以下の3つを満たせるかどうかで判断します。
- 自主的に動ける人間
- 他人と協働できる人間
- 数的成果を出す人間
この3つです。この3つを満たせば内定が近づきます。
その3:3要素を満たせていないエピソード
この3つの要素を満たせていないけど、ついつい書いちゃいがちなエピソードがあります。
- 「一人旅しました!」→自主性はあるけれど、協調性が見えてこない
- 「資格試験を頑張りました!」→目標に向かって頑張る姿勢はわかるけれど、協調性が見えてこない
- 「ボランティア頑張りました!」→で、君は会社に入っていくら稼げるの?
一見凄そうなエピソードでも、3要素を満たせていないエピソードは物足りません。
エピソードはすごくなくていいから3要素を満たす話
を用意する必要があります。
その4:相手側の視点に立つ
3要素を満たそうとすることは、企業側の視点に立つからできることです。それと同じように、採用担当者の視点にも立ちましょう。
採用担当者は毎日送られてくるESに目を通さないといけません。眠い目をこすりながら見ているわけです。その時に大切になってくるのが、
一文目
です。
長すぎず、抽象的になりすぎない文です。読みづらい文章、抽象的な文章ははじかれます。
よく誤解されることですが、ESでは書く内容よりも書き方が重要です。なぜならほとんどのESは最後まで読まれず捨てられているからです。p122
おわりに:モノ・サービスを売れる大人になるために
先に書いた通り、企業は「こいつを雇ったら会社に利益をもたらすのか?」という視点で採用活動を行なっています。ようは、売れるモノ・サービスを作れたり、販売できそうな人を探しているわけです。
だから、そこに関連しそうなエピソードを用意しておかないといけません。関連できてないエピソードは「ワイってこういうこともできるんやで」という独りよがりのエピソードになってしまいます。『お金を稼ぐ』という視点をお忘れなく。
そのほかにも、
- OB・OG訪問
- 自己分析
- 企業分析
- 面接
など、就活に必要な知識が詰まっている本でしたので、読んでおいて損はない一冊かと思います。
*記事の内容を簡単に動画でまとめています↓↓↓
それでは!
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