えらいてんちょうさんの『しょぼい起業で生きていく』を読みました。本を読みながら、「えらいてんちょうさんの考えって、自分の考えと似てるなー」と思っていました。
この本では「生活保護があるから、大丈夫だよ」みたいなことを書かれています。私もそう思っています。だからこそ「ブラック企業から逃げていいんだよ。生活保護を使えばいいんだよ」みたいなことを記事にしていたりもします。
>生活保護を申請しよう!【すべての国民は健康的で文化的な生活ができる】
社会の窮屈さは「ハタラケ!ハタラケ!」の圧力が一因だと思います。それで心身を壊してしまう人がいるのですね。
でも働いたとしても、『社会のためになる仕事』というものが、今やそもそも少ないのですね。食料なんて毎日破棄するくらいに生産されています。「働かざる者食うべからず」じゃないんですよ。
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
また、食品ロスを国民一人当たりに換算すると”お茶腕約1杯分(約139g)の食べもの”が毎日捨てられていることになるのです。「もったいない」と思いませんか?
食品ロスについて知る・学ぶ | 消費者庁
また、『やらないほうがいい仕事』が増えています。
>かんぽ生命のほぼ詐欺問題
高齢者を騙すのって『仕事』なのでしょうか?
そんな社会の中、『新たな働き方』が求められておりまして、えらいてんちょうさんは『しょぼい起業』を提唱しています。「起業!」と聞くと、「銀行に融資を受けて・・・」みたいなことを想像するかもしれませんが、そんなことをしなくてもOKです。
今の時代、スマホがあればかなり多くの仕事ができます。
- YouTuber
- 動画編集
- 写真編集
- インスタグラマー
などなどですね。
で、えらいてんちょうさんは、
- リサイクルショップ
から事業をスタートさせました。
なぜリサイクルショップなのか?
- 仕入れた家電は売れるまで自分で使える(つまり、自分で家電を揃えなくていい=お金がうく)
- 家に置いていた服を、店に並べるだけで売れる
などのメリットがあるからです。
リサイクルショップに住めば、家賃もかかりません。住宅+お店なので、コストを低くして事業をスタートできるのです。つまり、しょぼい起業、というわけです。
「起業!」と聞くと「自分なんかじゃ・・・」と感じるはずです。でもこの本を読むと、「え?こんなのでいいの?」という具体例が登場するため、「もしかしたら自分でも🤔」という意識が芽生えてくるかと思います。
できれば大学生のうちに、しかも研究室やゼミやらが始まる前の1、2年生のうちに読んでおきたい本ですね。それでは!
読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓
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