専業主婦願望を持つ女性が立ち止まって読んでおくべき本

専業主婦 生きる 本の感想
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橘玲先生の『専業主婦は2億円損をする』を読みました。いつものように読んで気になったところをメモしたいと思います。

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専業主婦になると幸せなのか?

グローバル基準だと専業主婦はニート

OECDの基準では、

『高校や大学に通っていたり、仕事のための訓練を受けている若者はニートから除外』されますが、『家事』については考慮されていないので、グローバル基準からすると専業主はニートになるんですって^^;

ぶたさん
ぶたさん

そうなんだ・・・。

 

とりさん
とりさん

知らない基準だよね。

日本にしかいない専業主婦

ヨーロッパでは8割以上の女性が働き続けます。

ですから、海外旅行などにいって「私はハウスワイフ(専業主婦)です」というと、その場の空気が凍りつくのだとか。

病気でもないのにはたらいていない女性がいることなど、想像もできないのです。p21

海外ではハウスワイフ(専業主婦)は“落ちこぼれ”に近いイメージだそうな。

かつてはアメリカでもヨーロッパでも、女性は結婚したら家を守り、子育てに専念するのが当たり前とされてきましたが、今では「正しい生き方とは働き続けること」へと価値観は変わってしまったそうです。

専業主婦と結婚している男性もダサい

働き続けることが当たり前という価値観なので、

「妻が専業主婦っていうのはダサい」

ということになり、妻が専業主婦であることを夫も気にするようです。ですから、夫が積極的に家事に参加するようになったとのことです。

ぶたさん
ぶたさん

海外のイクメン事情ってそういう背景もあるんだ。

依存の人生は幸せになれない

専業主婦は生活のすべてが夫に依存してしまいます。

欧米で「私はハウスワイフです」といったとき、まわりのひとたちが唖然とするのは、「立派な大人なのに、なんで自由な人生を自分から捨てるの?」と思っているからです。p48

夫と対等な存在であるためには、自分も働いておかないとダメなんですね。学生なら分からない話かもしれませんが、働き出すと嫌でも分かることかと。

とりさん
とりさん

知り合いが家庭裁判官でして、経済的に自立できてない女性の悲惨さをたくさん見たらしく、だからこそ「自分の娘には職を!」ということで資格を取らせたそうな。専業主婦が当たり前とされていた時代なのに、その人は娘を専業主婦にさせなかったんだ。家庭裁判官だから言えることなんだなーって後になって思ったよ。

女性も働くのが吉

年収2億円のチケットを捨てる勇気はある?

女性と男性で生涯年収に差があるのは事実ですが、大卒の女性の生涯年収は2億円を超えます。

専業主婦になるということは、2億円を捨てるということです。

ぶたさん
ぶたさん

2億・・・ゴクリ

しかし、女性が働きづらい世の中である

そうは言っても女性が働きづらい世の中です。

とりさん
とりさん

ここが問題なんよねぇ。

子育ては祖父母に任せる

女性が働きづらいのは、仕事と子育ての両立が難しいからです。

しかしその一方で、子どものいない女性は、男性と対等にはたらくことができる程度には日本の会社は「平等」です。p165

そんな世の中ですから、子どもを産まないという選択肢をとる女性も大勢いるでしょう。

でも、働きながら子どもも産みたい女性はどうしたらいいのどうしたらいいのでしょうか?

1つの解決策が、

『実家の両親に子育てを任せる』

ということです。

実家に子どもを預けれないなら

東南アジアでは『家政婦を雇う』というのが当たり前だったりします。住み込みのメイドさんってやつですね。

ただし、日本には家政婦はいません。

でしたら答えは・・・

「東南アジアで仕事を見つけちゃう」

です。

仕事と子育ての両立ができない日本で、これを求めるのはキツイです。でしたら、日本を離れたらいいじゃない、という発想ですね。

でもこれをできる人は少ないかと^^;

女性が働きやすい会社に転職する

数は少ないでしょうが、女性も働きやすい会社はあります。そんな会社を見つけるには転職をするしかありません。

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いつの間にやらAppleの話が多めになってたブログ

フリーエージェントとして働く覚悟をする

会社という組織に属することをやめ、フリーエジェントとして働く覚悟をすれば仕事と子育ての両立が可能になります。

自分に得意なこと、技術があれば可能です。

おわりに

一人の人間らしく生きたいのであれば、やっぱり今の時代は働かないとダメなのかなーと思います。

身内に二人の専業主婦がいますが、どちらも精神的に辛そうです。

子どもが小さいうちはいいんです。でも子どもが小学校高学年にもなると徐々に親離れしていきます。しかし、母親の方が子離れできません。

専業主婦として子どもに一心に注いだ愛情がゆえに、子離れできないのです。そうは言っても、子どもは自然に離れていくもの。

子どもが離れた後、専業主婦には何が残るのでしょうか?

きっと、孤独です。

「子どもも大きくなったし、私の人生を生きよう!」とプラスに考えれる人ならば問題ないのですが、長年専業主婦をしていたとなると、新たに社会に一歩を踏み出す勇気が無くなってたりするんですねのですぇ。

そのままズルズルして数年が経っちゃうと社会復帰の考えすらなくなります。そうなると夫依存になってしまうんですね。

家でグータラする妻を見るのは夫も不快でして、どんどんと険悪なムードへ。そういう険悪なムードは子育て上もよろしくありません。

ってことで、「私、いつでも働きに戻れるわよ!」というマインドを持っておくのが吉です!それが女性のためですし、子どものためですし、家族のためになるのかなーと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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