Beats Solo Pro長期レビュー|中古で買う価値は?側圧と蒸れで売却しAirPods Proへ

中古購入の判断材料として、ヘッドフォンの長所と注意点を対比して見せる横長構図のイラスト オーディオ・配信機材
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Beats Solo Proは、音質、ノイズキャンセリング、Apple製品との連携がよく、かなり気に入っていたヘッドフォンです。購入直後は、ひとことで言えば「最高」でした。

ただ、頭が大きい私には側圧が強く、長く使うと頭痛が起きました。暖かくなってからは蒸れも気になり、最終的には売却しています。長所は魅力的でも、装着感が合わなければ使い続けるのは難しい製品でした。ヘッドフォンに一番重要なのは、「装着感」だと痛感しました。

2026年7月17日時点で、Solo ProはApple・Beatsの現行ラインアップには掲載されていません。日本ではAppleのオブソリート製品に分類され、Appleによるハードウェア修理と部品発注の対象外と案内されています。中古で買うなら何を見ておきたいのかも、あわせて書いていきます。

結論:Beats Solo Proは中古で買う価値がある?

音やノイズキャンセリング、Apple製品との使いやすさに魅力を感じ、装着感を実物で確認できるなら候補になります。一方、側圧に弱い人、長時間使いたい人、暑い時期の蒸れが気になる人は慎重に選んだ方がいいです。

この結論に至ったのは、使い始めてすぐではありません。購入直後は強く気に入り、約1週間、約2週間と使う間に欠点が見えたからです。

中古で買ってもよい人

私はSolo Proの音をクリアに感じ、低音にも迫力があると評価していました。当時使っていたソニーのMDR-1000Xと比べても、ノイズキャンセリングと外音取り込みはSolo Proの方がいいと感じました。iPhone、iPad、Mac、Apple TVの間で接続先を切り替えやすく、本体を開くだけで電源が入ることも大きな長所でした。

複数のApple製品を使う私には、2020年当時、設定画面から接続先を選べる便利さも魅力でした。

避けた方がよい人

私は頭が大きく、帽子ではメンズのLサイズがきつく感じることがあります。そんな私にはSolo Proの側圧が強く、長時間つけると頭が痛くなりました。

頭や耳まわりへの締め付けが苦手な人、1時間以上続けて使いたい人は、購入前に装着感を確かめた方がいいです。

購入直後に高く評価した理由

後から売却したとはいえ、購入直後の評価はかなり高いものでした。当時は「最高やで!」と感じていました。

外観レビュー

Beats Solo Proの外箱の写真

購入したのはグレーです。当時持っていたmimimamoもグレーだったため、色を合わせました。ちなみに、手持ちのmimimamoはLサイズで、Solo Proには大きくて合いませんでした。

mimimamoのサイズ選びについては、別記事でまとめています。
mimimamoのサイズはどう決めたらいいの?→サイズ表があります

Beats Solo Proのケースの写真

これがケースです。

Beats Solo Proを折りたたんでいる写真

折りたたむとこんな感じ。

Beats Solo Proを開いた写真

広げるとこんな感じ。

Beats Solo Proの「b」のマークを写している写真

「b」のマークがいいですね。

Beats Solo Proの端子を拡大している写真

Lightningケーブルで充電できます。iPhoneユーザーにとっては便利だけれど、USB-Cで統一したい人にとっては微妙かもですね。まぁなんにせよ、Micro-USBよりはマシと言ったところでしょうか。

Beats Solo Proの付属品の写真

付属品です。

MDR-1000Xとの大きさ比較

Beats Solo ProとMDR-1000Xを両隣に並べている写真

左:Beats Solo Pro
右:MDR-1000X

ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォン『MDR-1000X』と比べると、ひとまわり小さいです。オンイヤー型のヘッドフォンは初めて使うのですけれど、オシャレさはオンイヤー型の方がいいですね。

ケースに入れた姿も、折りたたんだ状態も、開いた状態もBeats Solo Proの方がすっきりとしたデザインでした。

音質・ノイズキャンセリング・外音取り込み

MDR-1000Xと聴き比べたとき、Solo Proの方が音をクリアに感じました。低音の響きにも迫力がありました。

この音の印象は、購入直後に「最高」と感じた大きな理由です。単に低音が目立つというより、全体がはっきり聴こえながら低音にも力がある、と受け取りました。

MDR-1000Xではノイズキャンセリングをオンにすると微かな「サー」という音がありましたが、私には、Solo Proはほぼ無音に感じました。いや、すごいです。ソニーを買ったときは「これがノイキャンか!」と思っていたのに、Solo Proでは「え?ホワイトノイズもなくなるのか……これが本当のノイキャンだったんやな」とさらに驚きました。

外音取り込みは、左イヤーカップのボタンで切り替えられ、取り込まれる音も自然に感じました。MDR-1000Xのイヤーカップを手で覆う操作より、私にはSolo Proの方が使いやすかったです。

マイクの用途評価

内蔵マイクは通話とボイスメモには使えました。ただ、YouTubeなどの動画配信向きとは感じませんでした。

気軽な通話や音声メモには困りませんでしたが、音を重視する配信用途なら別のマイクを選びたい、という感覚でした。

実際に使ってみて分かった長所と欠点

約1週間後の側圧・頭痛

約1週間使った時点でも、感想は「最高だ!」でした。ただし、締め付けが強く、長時間つけると頭が痛くなることにも気づきました。この時点では「長く使うと痛い」という段階で、やがて約1時間で頭痛が起きるとはっきり分かってきます。

私と同じように頭の大きさが気になるなら、購入前に一度装着してみることをおすすめします。

Apple製品間の切替と開閉電源は長所だった

Apple製品との連携は、やはり大きな長所でした。iPhone、iPad、Mac、Apple TVのBluetooth設定からSolo Proを選ぶだけで接続先を切り替えられ、ヘッドフォン側で毎回ペアリングし直す煩わしさがありませんでした。複数の端末を使う私にとって、この切り替えやすさはSolo Proの一番便利なところでした。

開閉と電源が連動する操作にも驚きました。一方、首に掛けている間は開いた状態なので、電源が入ったままになりバッテリーを消費する点は欠点でした。

その後はiPhoneを2台使い分けました。軽くて片手入力しやすいiPhone SEは普段使いや走るときに、大きな画面のiPhone 11は映画やドラマを見るときに使いました。設定画面からSolo Proの接続先を変えられたので、「幸せ……。これ最高……」と感じるくらい気に入っていました。

側圧は欠点だが、ジョギングではずれにくかった

側圧の強さにはメリットもあって、ジョギング中でも全然ずれませんでした。

暖かくなって蒸れと頭痛を実体験し、売却した

寒い時期はよかったのですが、暖かくなると耳まわりの蒸れを実際に感じるようになりました。さすがに夏に使い続けるのは難しいです。蒸れるし、頭も痛くなるし……。

とても気に入っていたヘッドフォンですが、このまま使う機会が減るなら、状態がよいうちに売ろうと考えました。

ほんと、ヘッドフォンは装着感が一番大事です。

売却後、AirPods Proへ乗り換えて分かったこと

Solo Proを売却した後、AirPods Pro(第1世代)を購入しました。

ノイズキャンセリングは同程度、ただし人の声はSolo Proが上

購入直後は、Solo ProとAirPods Proのノイズキャンセリングをほぼ同じくらいに感じました。Solo Proの方が有利だろうと思っていたので、AirPods Proの小ささでここまで遮音できることに驚きました。

しばらく使ってみると、エアコンや扇風機のような音の遮音は同じくらいでも、人の声はSolo Proの方が遮るように感じました。

音の厚みはやっぱりSolo Proの方が上

当たり前ですが、音の厚みはSolo Proの方が上でした。

それでも私がふだん運動用に使っている3,000円くらいで購入したAnkerのイヤホンと比べると、天と地の差があると言っていいほどの素晴らしさです。イヤホンにありがちな音のしゃりしゃり感が全然ありません。AirPods Proすごいです。

携帯性が最高

これも当たり前ですが携帯性はAirPods Proが圧倒的に楽で、長時間つけたときの負担も少なく感じました。この携帯性で、この音質で、このノイズキャンセリングか…そりゃAirPods Pro売れますわ。

ちなみに、Beats Solo ProとAirPods Proは、どちらもApple製品との接続や切り替えが便利でした。iPhone、iPad、Macを複数使っている私には、この使いやすさも大きな魅力です。

AirPods Proの外観

せっかく写真を撮ったので、AirPods Proの外観も載せておきます。この小ささ、最高です。

AirPods Proの外箱の写真

美しい。

AirPods Proの外箱を開けてる写真

iPhone SEと比べると、こんなにも小さいです。Appleの公称では、充電ケースで追加充電すれば24時間以上再生できます。このサイズでこの持続時間は、かなり魅力的でした。

ノイズキャンセリングを十分に効かせるには、自分の耳に合ったイヤーチップを使うことが重要です。AirPods Proには「イヤーチップ装着状態テスト」があり、きちんと密閉できているか確認できます。

私の場合は、2時間ほどつけていても平気でした。すごく快適です。

Solo Proの中古購入前に確認したいこと

中古品は個体ごとに状態が異なります。「この部分が壊れやすい」という話ではなく、購入する現物を確認するための項目です。

装着感・外観・付属品を確認する

まず、可能なら装着して側圧を確かめてください。出品写真や説明では、外観、イヤーパッド、折りたたみ可動部、充電と電源の動作、ケースなどの現物有無を確認します。有線で使いたい場合は、必要なケーブルの有無も別に見ておきたいところです。

中古品は一台ずつ状態が違うため、写真だけで分からない点は売主へ確認し、充電や電源も動作するか確かめます。

mimimamoは、外観レビューで触れた通り私はLサイズが合いませんでした。Mサイズは試していませんが、現在の公式案内ではMサイズが推奨されています。

故障・修理サポートを確認する

Solo Proは日本ではAppleのオブソリート製品に分類され、公式ハードウェア修理と部品発注は対象外と案内されています。製品別サポートページは残っているため、中古購入前に最新情報を確認してください。

有線接続のケーブルと手順は別記事で確認する

Solo Proは有線接続もでき、私も2020年に試しました。必要なケーブル、接続方法、音質差、接続できない場合の確認は別記事で扱います。

→Beats Solo Proの有線接続方法|必要なケーブルと音質差

長期使用を振り返った結論

音や使い勝手は魅力的でしたが、私には装着感が合いませんでした。頭が大きい人間にとって、ヘッドフォン選びでは装着感が本当に重要なんですよね……。

これまで7台ほどヘッドフォンを使ってきましたが、頭が大きい私には、Solo Proが一番きつく感じました笑

中古で検討するなら、まず側圧と現在の修理条件を確認したいところです。

参考資料

いずれも2026年7月17日閲覧。

Solo Pro ヘッドフォンサポート - Beats by Dre
https://www.beatsbydre.com/jp/support/headphones/solo-pro

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