iTunesカードでApple Payにチャージはできるの?
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、iTunesカードやApple Gift CardをApple Payにチャージすることはできません。
私も以前、「iTunesカードを20%オフで買えば、お得にApple Payが使えるのでは?」と思ったことがあります。
でも残念ながら、そういう使い方はできません。
iTunesカードやApple Gift Cardで増やせるのは、Apple Payの残高ではなく、Apple Account残高です。
Apple Account残高は、App Store、iCloud+、Apple Music、Apple Store、apple.comなど、Apple公式の支払いに使うものです。
Suica、PASMO、ICOCAへのチャージや、コンビニでのApple Pay支払いには使えません。
この記事では、iTunesカードやApple Gift Cardで「できること」「できないこと」を整理します。
なお、現在は「Apple Gift Card」という名前が中心ですが、この記事では昔の呼び方である「iTunesカード」も含めて説明します。
- まず結論:Apple PayやSuicaにはチャージできない
- そもそもApple Payは「チャージ先」ではない
- Apple PayとApple Account残高の違い
- ウォレットに表示されても、コンビニで使えるわけではない
- iTunesカードとApple Gift Cardの違い
- Apple Gift Cardで使えるもの
- Apple Gift Cardで使えないもの
- Suica・PASMO・ICOCAにチャージしたい場合はどうする?
- Apple PayでApple Account残高に入金できるなら、逆もできる?
- AppleCare+はApple Gift Cardで払える?
- Apple Gift Cardを買う前に注意したいこと
- よくある質問
- まとめ
まず結論:Apple PayやSuicaにはチャージできない
iTunesカードやApple Gift Cardを、Apple Payの支払い用残高としてチャージすることはできません。
Suica、PASMO、ICOCAへのチャージにも使えませんし、iDやQUICPayとしてコンビニやスーパーで支払うこともできません。
つまり、
「Apple Gift Cardを安く買う」
「Apple Payにチャージする」
「Suicaやコンビニ払いで使う」
という流れはできません。
Apple Gift Cardは、Apple Payをお得に使うための裏技にはならない、ということです。
そもそもApple Payは「チャージ先」ではない
ここが一番ややこしいところです。
Apple Payという名前だけを見ると、PayPayのように残高をチャージして使うサービスに見えるかもしれません。
でも、Apple Payは基本的に「支払いの仕組み」です。
ウォレットアプリに登録したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、Suica、PASMO、ICOCAなどを、iPhoneやApple Watchで使えるようにする機能です。
たとえばSuicaにチャージする場合も、増えているのはSuicaの残高です。
Apple Payという共通の残高が増えているわけではありません。
一方、iTunesカードやApple Gift Cardで増やせるのは、Apple Account残高です。
この2つは名前が似ていますが、役割が違います。
Apple PayとApple Account残高の違い

ざっくり整理すると、次のようになります。
| 種類 | ざっくり言うと | 主な使い道 |
|---|---|---|
| Apple Pay | iPhoneやApple Watchで支払う仕組み | コンビニ、スーパー、交通機関、対応アプリ、Web決済など |
| Apple Account残高 | Apple公式の支払いに使う残高 | App Store、iCloud+、Apple Music、Apple Store、apple.comなど |
Apple Payは、ウォレットアプリに入れたカードや交通系ICを使って支払う仕組みです。
Apple Account残高は、Appleのアカウントに入っているApple公式用の残高です。
そのため、Apple Gift CardをApple Account残高に追加しても、その残高をSuicaやiD、QUICPayの支払いに回すことはできません。
ウォレットに表示されても、コンビニで使えるわけではない

Apple Account残高は、ウォレットアプリに表示される場合があります。
これを見ると、
「ウォレットにあるなら、Apple Payとしてお店で使えるのでは?」
と思うかもしれません。
でも、ウォレットに表示されることと、コンビニやスーパーでタッチ決済できることは別です。
Apple Account残高は、iD、QUICPay、Suica、PASMO、ICOCAのような電子マネーではありません。
一般のお店で「Apple Payで」と伝えて支払うときは、実際にはiD、QUICPay、Suicaなどの決済ブランドを使っています。
Apple Account残高には、そのような店頭決済用の仕組みがありません。
つまり、Apple Account残高がウォレットに表示されていても、街のお店で自由に使える残高ではないということです。
iTunesカードとApple Gift Cardの違い
昔は「iTunesカード」や「App Store & iTunesギフトカード」という名前で販売されていました。
現在は、Apple Gift Cardが中心です。
この記事では、わかりやすくするために、次の3つをまとめて説明しています。
- iTunesカード
- App Store & iTunesギフトカード
- Apple Gift Card
有効なiTunesカードやApp Store & iTunesギフトカードであれば、Apple Account残高に追加して使えます。
ただし、古いApple Storeギフトカードは少し別物です。
Apple Storeギフトカードは、App Store課金やiCloud+に使うタイプではなく、Apple Storeやapple.comなどでApple製品やアクセサリを買うためのカードです。Apple Account残高には登録できません。
手元に古いカードがある場合は、カードの種類を確認してから使うのが安全です。
Apple Gift Cardで使えるもの

Apple Gift CardをApple Account残高に追加すると、Apple公式の支払いに使えます。
主な使い道はこちらです。
- App Storeの有料アプリ
- アプリ内課金
- iCloud+
- Apple Music
- Apple TV+
- Apple Arcade
- Apple Booksの電子書籍やオーディオブック
- iTunes Storeの音楽や映画
- Apple Storeでの製品購入
- apple.comでの製品やアクセサリ購入
昔の「iTunesカード」という名前のイメージだと、音楽やアプリにしか使えないと思いがちです。
でも現在のApple Gift Cardは、Apple製品の購入にも使えます。
たとえば、iCloud+の月額料金を払ったり、Apple Musicに使ったり、Apple公式サイトでAirPodsやiPhoneケースを買ったりできます。
Apple製品やAppleのサブスクをよく使っている人なら、Apple Account残高として使うだけでも十分便利です。
Apple Gift Cardで使えないもの
一方で、Apple Gift Cardでは使えない支払いもあります。
特に間違えやすいのはこちらです。
- Suica、PASMO、ICOCAなど交通系ICへのチャージ
- iD、QUICPayでの店頭支払い
- コンビニ、スーパー、家電量販店などApple直営ではない店舗での支払い
- Amazonや楽天市場など他社通販での支払い
- 別のApple Gift Cardの購入
- 家族のApple Accountでの支払い
Apple Gift Cardはコンビニでも売っています。
ただし、「コンビニで買える」ことと「コンビニで支払いに使える」ことは別です。
コンビニでApple Gift Cardを買うことはできますが、コンビニの商品代をApple Gift Cardで払うことは基本的にできません。
「Apple Gift Cardは、Apple公式のサービスや製品に使うもの」と考えるとわかりやすいです。
Suica・PASMO・ICOCAにチャージしたい場合はどうする?
Suica、PASMO、ICOCAにチャージしたい場合は、Apple Gift Cardではなく、Apple Payに対応したカードを使います。
基本的な流れは次のとおりです。
- ウォレットアプリを開く
- Suica、PASMO、ICOCAを選ぶ
- 「チャージ」をタップする
- チャージ金額を選ぶ
- 支払いに使うカードを選ぶ
- Face IDやTouch IDなどで認証する
このとき支払いに使うのは、Apple Payに登録しているクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどです。
Apple Gift CardやApple Account残高は選べません。
また、ウォレットに登録できるカードでも、交通系ICへのチャージに対応していない場合があります。うまくチャージできない場合は、別のカードを試すか、カード会社の対応状況を確認しましょう。
Apple Payの使い方や対応カードについては、こちらの記事も参考にしてください。
→Apple Payとは?iPhoneでの使い方・対応カード・レジでの言い方を解説
Apple PayでApple Account残高に入金できるなら、逆もできる?
ここもよくある勘違いです。
Apple Account残高に入金するとき、Apple Payに登録したカードを使える場合があります。
この流れは、場合によってはできます。
Apple Pay対応カード
↓
Apple Account残高に入金
ただし、逆はできません。
Apple Account残高
↓
SuicaやiD・QUICPayなどのApple Pay支払いに使う
という流れはできません。
イメージとしては、Apple Payに登録したカードで「Apple専用の残高」を買っているだけです。
Apple専用の残高を、Suicaやコンビニ払いに戻すことはできません。
AppleCare+はApple Gift Cardで払える?
AppleCare+は少し注意が必要です。
Apple製品を購入するときにAppleCare+を一緒に追加する場合、Apple Gift CardやApple Account残高を使えることがあります。
一方で、AppleCare+の月払い、後日加入、更新などは、支払い方法や契約内容によって扱いが変わることがあります。
そのため、AppleCare+に使いたい場合は、実際の購入画面や支払い画面で確認するのが確実です。
「製品と同時購入なら使えることがある。ただし月払いなどは確認が必要」と考えておくと安全です。
AppleCare+とApple Gift Cardの支払いについて詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。
→AppleCare+はギフトカードで支払える? 【一括は無理でも月々払いならOKだった話】
Apple Gift Cardを買う前に注意したいこと
Apple PayやSuicaに使うつもりでApple Gift Cardを買うのは避けた方がいいです。
Apple Gift Cardは便利ですが、使い道はApple公式の支払いが中心です。
ポイント還元やキャンペーン目的でまとめ買いする場合も、iCloud+、Apple Music、App Store課金、Apple製品の購入など、使い道を決めてから買うのが安心です。
また、「料金を払うためにApple Gift Cardのコードを送ってください」と言われた場合は、詐欺の可能性があります。
Apple Gift Cardのコードは、他人に教えないようにしましょう。
よくある質問
iTunesカードでSuica・PASMO・ICOCAにチャージできますか?
できません。
Suica、PASMO、ICOCAにチャージするには、Apple Payに対応したクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどが必要です。
Apple Gift CardをApple Payに登録できますか?
クレジットカードのように、Apple Payの支払いカードとして登録することはできません。
Apple Gift Cardは、Apple Account残高に追加して使うものです。
Apple Account残高はコンビニで使えますか?
基本的に使えません。
Apple Account残高は、Apple公式サービスやApple製品の支払いに使う残高です。コンビニやスーパーの店頭支払いに使うApple Payとは別物です。
ウォレットにApple Account残高が表示されています。お店で使えますか?
一般のお店では使えません。
ウォレットに表示されていても、iD、QUICPay、Suicaのようにタッチ決済できるわけではありません。
余ったApple Account残高を現金に戻せますか?
基本的には、現金化や払い戻しはできないと考えておいたほうが安全です。
Apple PayやSuicaに移すこともできないので、Apple Gift Cardを買う前に使い道を決めておくのがおすすめです。
まとめ
iTunesカードやApple Gift Cardを、Apple Payにチャージすることはできません。
Suica、PASMO、ICOCAへのチャージや、iD、QUICPayでのコンビニ支払いにも使えません。
一方で、Apple Account残高に追加すれば、App Store、iCloud+、Apple Music、Apple TV+、Apple公式サイト、Apple Storeなどで使えます。
最後に整理すると、こうなります。
| やりたいこと | できる? |
|---|---|
| iTunesカードでApple Payにチャージ | できない |
| Apple Gift CardでSuicaにチャージ | できない |
| Apple Gift CardでPASMO・ICOCAにチャージ | できない |
| Apple Gift Cardでコンビニ支払い | 基本できない |
| Apple Gift CardでApp Store課金 | できる |
| Apple Gift CardでiCloud+を払う | できる |
| Apple Gift CardでApple Musicを払う | できる |
| Apple Gift CardでApple公式サイトの商品を買う | できる |
| Apple Gift Cardで別のApple Gift Cardを買う | できない |
Apple Gift Cardは、Apple Payをお得に使うための裏技にはなりません。
Apple PayやSuicaに使いたいなら、Apple Pay対応カードを使いましょう。
Apple Gift Cardは、Apple公式サービスやApple製品の支払い用として考えるのが一番わかりやすいです。
参考までに。それでは!


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