「完璧な環境」完成直後に余命3週間宣告。Quest 3 × Horizon Workroomsの悲劇とVitureへの未練

白いVRヘッドセット(Meta Quest 3に似ている)を装着してデスクバイクに乗っている男性。彼の周りには、空中に浮かぶ3枚の輝くハイテクなホログラムスクリーンがある。彼は驚き、喜んでいる様子。未来的なインターフェース、シアンと青のネオンライト、クリーンな3Dレンダリング、背景は白。 Apple活用術
本サイトはプロモーションが含まれています

デスクワークの運動不足を解消するために導入した、バイク一体型デスク「FLEXISPOT V9」。
こいつに跨りながら、iMacでブログを書き、コードを書く。
健康と生産性を両立する最強のスタイル……のはずでした。

ただ一つ、悩みがありました。
「画面が狭い」

iMac 1枚じゃ足りない。AI時代の今、画面はもっと広い方がいいよ。
常に2つくらいのAIを別の画面で開いてたいよ。
でも、バイクデスクは耐荷重がないし、漕ぐと揺れるから重いモニターは置けない。

そこから始まった私の「モニター探しの旅」は、AI(Gemini)を巻き込んで、まさかの結末を迎えることになります。


第1章:かつての相棒、Quest 3 との決別

実は私、解決策になりそうな機材を持っていたんです。
Meta Quest 3 です。

発売当日に意気揚々と購入しました。

これで映画マイノリティ・リポートみたいに、空間にウィンドウを並べて仕事するんだ!トム・クルーズに俺はなる!

と目を輝かせていました。

当時、Macと連携するならこれ一択と言われていたアプリ「Immersed」を導入。
しかし、現実は甘くなかった。

  • 設定がやたら複雑。
  • UIが使いづらい。
  • なんか接続が不安定。

「……これ、普通にMacの画面見たほうが早くね?」

あの時のワクワク感はどこへやら。「どっこい、めちゃくちゃ使いづらい」という現実に打ちのめされ、Quest 3は数回使っただけでタンスの肥やしになりました。

(ちなみに、すでにImmersedはアンインストールしています!)


第2章:モバイルモニター計画と、AIの待った

時は流れて2025年12月。
「やっぱり物理モニターだよな」と思い直し、軽量なモバイルモニターを複数枚買って、iMacの横に無理やり並べる計画を立てました。

購入前に、壁打ち相手のAI(自称:チーフ・ストラテジスト)に相談してみると……。

AI: 「待ってください。その環境(バイクデスク)でモバイルモニターは危険です。振動で落ちます。やめたほうがいいです

見事に論破されました。ぐぬぬ。
じゃあどうすればいいんだ、と途方に暮れていると、AIがある提案をしてきました。

「ARグラスはどうですか?」

サングラス型のディスプレイをかけて、空中に画面を浮かべるアレです。
「ARグラスって、XREALとか有名だよね?」と聞くと、AIは私の環境(Mac × バイクデスク × 視力悪い)に合わせて、あえて別のメーカーを推してきました。

その名は Viture(ヴィチュアー)

AIがXREALではなく、Viture一択だと断言する理由はこうです。

  1. 「視度調整ダイヤル」がついている
    XREALは視力が悪いと別途レンズを作らないといけませんが、Vitureはグラス上のダイヤルを回すだけでピントが合います。「ちょっとバイクに乗りたい」時に、わざわざコンタクトを入れる手間がないのはデカい。
  2. Macアプリ「SpaceWalker」が優秀
    ARグラスは画面の端がボヤけがちなのですが、Vitureのアプリは安定していて、しかも「縦画面」を空中に配置できます。エンジニアとしては、コードを縦長に表示できるのは神機能です。
  3. 新型「Viture Luma」の存在
    最近出たばかりの廉価版「Luma」は、画面が見える範囲(スイートスポット)が広く、バイクを漕いで頭が多少ズレても画面が見切れないらしい。

「重量ゼロ、配線スッキリ、裸眼でOK」
調べれば調べるほど、Vitureこそが私の求めるゴールだと確信しました。
正直、もう勝ったと思いました。

重いヘッドセットも、不安定なアプリもいらない。
この瞬間、私の頭の中から『Meta Quest 3』の存在は完全に消滅していました。
Amazonのカートに入れて、決済ボタンを押す寸前までいきました。

でもその前に、AIが悪魔の提案をしてきたのです……。

AI: 「そういえば、Quest 3をお持ちですよね? 数年前とは状況が違います。『Horizon Workrooms』というMeta純正アプリが進化していて、Macとの相性が最高なんです。無料ですし、新しい機材を買う前に試しませんか?」

「えー、VRはもう懲りたよ…」と思いつつ、タダならいいかと、Quest 3を引っ張り出しました。


第3章:まさかの復活、そして感動

久しぶりのQuest 3
AIに言われるがまま、Macに連携アプリを入れ、セキュリティ設定を解除し、Quest側で『Horizon Workrooms』を起動。

最初は画面が真っ暗になるトラブルもありましたが、なんとか突破。
そして、目の前に広がったのは……

「……え、すごくない?」

  • 目の前にiMacの画面がドーン!
  • さらに左右に仮想モニターが増えてトリプルディスプレイに!
  • 遅延? 全くない。無線なのにヌルヌル動く。これマジ感動!
  • デスクパススルーで手元のキーボードだけ実写で見える(パススルー機能)!
  • 上を見ればバーチャルな空があって開放感がある!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

Immersedの時のストレスが嘘のようです。
「これだよ!俺が求めていたのはこれだ!」

マジかよ。いつの間にこんなに進化してたんだよ!
全然知らなかったよ!すげぇよ。
感動したよ!
2025年末にめっちゃ感動したよ!

バイクを漕ぎながら、広大な3画面でブログを執筆してみる。快適すぎる。
少々重いし、iMacの鮮明さに比べたら汚いけれど、許容範囲。
3時間とかの長時間は無理だけれど、「これから作業するぞ!」って覚悟を決めるなら全然アリだよ。

「これなら……これなら頑張って使っていけるかも!」

タンスの肥やしが、最強の生産性マシーンに生まれ変わった瞬間でした。


第4章:Horizon Workroomsサービス終了

空中に浮かぶ仮想スクリーンに焦点を当てたドラマチックなシーン。スクリーンには「Service End: Feb 2026(サービス終了:2026年2月)」というテキストが入った赤い警告ウィンドウが表示されている。VRヘッドセットを付けたユーザーが絶望して頭を抱えている。ショックを受けた表情、感情的なライティング、背景は白。

Horizon Workroomsを頑張って使っていこうと思っている矢先、ふと、Metaの公式サイトにあるヘルプページを見つけてしまいました。
そのページを読むと、絶望しました。

震える手で、そのリンクをAIにも渡しました。
「ねえ、このリンク先の記事を読んで……」

すると、AIの反応が凍りつきました。

AI: 「……大変申し訳ございません。痛恨の調査不足でした。そのリンク先をご覧ください」

ん? どういうこと?
リンク先には、冷酷なテキストが記されていました。

『Meta Horizon Workroomsは、2026年2月16日をもって提供を終了します』
(※2026年1月23日現在、公式ヘルプページの情報)

……はい?

今日は、2026年1月23日。
サービス終了まで、あと3週間。

私が「これならいける!これから使い倒すぞ!」と決意したこの環境は、余命3週間の体だったのです(;´д`)トホホ…

Workroomsは、人々が集まり、仕事やコラボレーション、つながりを生み出すのにMeta Horizonがどう役立つかを体現するアプリでしたが、その後Meta Horizonは、幅広い生産性向上アプリやツールを支えるソーシャルプラットフォームへと成長を遂げたため、Metaは、スタンドアローンアプリとしてのWorkroomsの提供を、2026年2月16日をもって終了することを決定しました。

ブラウザーをアップデートしてください

第5章:残された「2つの救済ルート」

Horizon Workrooms が死ぬと決まった今、私の目の前のトリプルディスプレイは幻となりました。
呆然とする私に、AIは冷静に「今後の選択肢」を提示しました。

ルートA:有料アプリ「Virtual Desktop」への課金

Quest 3 を使い続ける道です。
Immersed でも Workrooms でもなく、「Virtual Desktop(約2,200円)」 というアプリを買うこと。

  • メリット: 画質はWorkroomsより綺麗で、Macとの接続も安定しているらしい。
  • デメリット: やっぱりQuest 3は重い(500g)。バイクの前傾姿勢だと首に来るし、夏場は蒸れる。

ルートB:初心に帰って「Viture Luma」を買う

Quest 3 の重さと「アプリに依存するリスク」を捨てて、ハードウェア(ARグラス)に投資する道です。

  • メリット: 75gという圧倒的な軽さ。ケーブル直結なので「サ終」がない。
  • デメリット: お金がかかる(約6.5万円)。

最終章:迷いは続く

比較コンセプト画像。左側には大きく分厚い白いVRヘッドセット。右側には洗練された黒いARサングラス(Vitureに似ている)。2つのアイテムを天秤にかけており、どちらを選ぶか迷っている様子。テックレビュースタイル、きれいな線、高品質、背景は白。

「無料で最高の環境が手に入った!」というぬか喜びがあったせいで、今さら有料アプリを買うのも、数万円のARグラスを買うのも、なんだか悔しい( ゚皿゚)グヌヌ…

でも、一度「3画面で執筆する快適さ」を脳が覚えてしまいました。もうiMac 1枚には戻れません。

重さを我慢して Virtual Desktop をポチるか。
清水の舞台から飛び降りて Viture Luma をポチるか。

……正直に言います。
やっぱり、首が重いんです。
Quest 3を被ってバイクを漕ぐたびに、首の後ろが悲鳴を上げています。

「サ終しない」というVitureのハードウェアとしての安心感が、どうしても頭から離れません。
誰か私の背中を(Vitureの方向へ)蹴り飛ばしてください。

私の「バイクデスク執筆環境」が完成するのは、もう少し先になりそうです。

次の記事↓

Workroomsサ終の救世主。Vitureを買う寸前だった私が、2,500円の「Virtual Desktop」でMac最強の執筆環境を手に入れるまで
Horizon Workrooms終了で困っているMacユーザーへ。高額なARグラスを買う前に読んで!2500円の「Virtual Desktop」だけで、縦置き3画面の最強コックピットを作る設定方法を全解説。有料アプリBetterDisplayも不要です。

コメント