Sonos好きとして、とうとう買っちゃいました。Sonos Arc。
現在発売されているSonos製品の中で最上位のモデルです。お値段なんと10万円越え。
やっちゃった。買っちゃった。
ってことでレビューしていきたいと思います。
まず先に結論を書いておくと、「Sonos Rayとは全然違うぞ!音を大きくしていったときに雑さが出ないぞ!!!しかも繊細な音を出してくれるぞ!!!」って感じです。まぁSonos Rayも十分にいい性能なんですけどね。
Sonos Arcレビュー
では以下に具体的にレビューしていきます。
マニュアルについては公式サイトをどうぞです↓
過去のSonos製品と比べてもっとも横に長い
Sonos PlaybaseやRayとは違い、グーンと横長設計になっています。(>Sonos Ray レビュー【Sonos製品を試すならまずこれだ】)
横に長い。長さは約114cm。重さは6kgです。
ストレッチポールと比較しても長いです↓
Sonos Playbaseと比較しても横に長いです。(>Sonos Playbaseのレビュー【HomePod2台からに乗り換えた話】)
より左右の音が際立つ設計なのです。幅広のテレビ台を持っていない方は、おとなしくSonos Rayにしておきましょう。
シンプルなメッシュグリルな筐体ですので、インテリアにも馴染みますね。おしゃれ!
付属品は電源ケーブルと、HDMIを光デジタルオーディオに変換するケーブルの2つです。お手持ちのテレビがARC/eARCに対応しているならば光デジタルオーディオ変換は不要ですが、古めのテレビを使っているならば光デジタルオーディオ変換は必須となります。(>【eARCとは?】テレビとサウンドシステムのワンランクアップさせる)
私の所有しているテレビはARC/eARCに対応していないですし、モニター/ディスプレイは光デジタルオーディオにも対応していませんので、変換デバイスを使っております。(>HDMIから光デジタル音声出力できるようにする音声分離機を購入してSonosに繋げてみた)
設定も楽々で、Sonosアプリを使っているなら電源を入れてアプリを開けば自動で設定が進みます。
大迫力の音質、だけれども繊細な音質
Sonos製品の小型サウンドバーSonos Rayを購入したときの感想を一言でまとめるなら、「小さいのにこんなに迫力のある音が出せるんだ!」です。
これに対して、Sonos Arcの音を初めて聴いた時はこう思いました。
「え、めっちゃ繊細な音ですやん」
びっくりしました。Sonos Rayよりも迫力のある音を出すだろうと思っていたので面食らいました。
すごい繊細な音を出してくれるのです。解像度が高いっていうんですかね。
もちろん音量を上げていけば迫力のある音も出してくれます。最大音量なんて怖くて出せません。一軒家住まいなのですけどね。
- 繊細な音
- 大迫力な音
- 音の厚み
- 低音も高音もいける
とまぁ、音質については一切の不満がありません。
音量を大きくしても雑にならない
Sonos Rayは音量を上げていくと、雑さが出てきます。小さいスピーカーが無理してる感じが出てきます。
Sonos Arcにはそれがありません。「これ以上音量を上げると近所迷惑になっちゃうから無理ーーー!!!」ってくらいに音量を上げでも、Sonos Rayに比べると雑さや無理してる感がありません。
「え?その程度でええの?まだまだ音量上げても大丈夫だよ?ワイの本気はまだまだやで?」
くらいの余裕を感じます。
やっぱりスピーカーの性能は大きさに左右されますね。と言いましても、Sonos Arcを聴いたことでSonos Rayの音量を上げた時の雑さに気がつくようになったくらいなので、Sonos Rayが悪いわけではありません。Sonos Arcがすごすぎるんです。
ステレオ感がより分かるようになる
Sonos Arcは横長です。私が所有しているSonos RayやPlaybaseと比べても圧倒的に横長です。
その横長さのおかげで、左右から出る音がよりはっきりと分かるようになりました。
Arc単体でも素晴らしいが、サラウンドスピーカーとSonos Subをつけることで爆発する
Arc単体でもむちゃくちゃいい音です。やばいです。
でも、サラウンドスピーカー(私の場合はSymfonisk)とSonos Subと組み合わせることで、さらにやばいことになります。音で部屋が包まれます。
映画を本気で楽しみたいなら、やっぱりサラウンドスピーカーどサブウーファーは必須ですな。
で、Arcにスピーカーを追加しているときに思ったこととしましては、Arc単体で十分に低音が出ているから、ホームシアターを構築したいのであれば、Sonos Subよりもサラウンドスピーカーだと思いました。
Sonos製品を揃えていきたく、まずArcから導入されたのであれば、次に購入するべきはサラウンドスピーカーです。Sonos One、Symfonisk、Eraですね。個人的にはもっとも安く手に入るSymfoniskがオススメです。
(低音が好きで、イコライザーで低音設定をかなりプラスにしたい人であれば、Sub優先かもしれませんが)
eARC非対応テレビだとDolby Atmosは体験できず
Sonos ArcのウリはなんといってもDolby Atmosです。>5.1chとかDolby Atmosとは?【サラウンドシステムの種類】
ただし、Sonos Arcを購入すれば誰もがDolby Atmosを楽しめるかというと、そんなことありません。eARCに対応したテレビ/モニターが必要になります。
私はeARC対応テレビ/モニターを持っていませんので、光デジタルオーディオに変換するしかありません。光デジタルオーディオに変換すると、5.1ch止まりになってしまいます😭
いま、eARC対応テレビ/モニターへの買い替えを本気で悩んでいるところです。>LGからeARC対応のモニター/ディスプレイが発売されてるぞ!
ちなみに、Sonosの対応フォーマットについては以下の通りです↓
追記:2024/08/13
eARC分離器を購入したので、eARC非対応モニターでもドルビーアトモスを楽しめるようになりました。これでSonos Arcの性能をフルで発揮できるようになりました!最高!>eARC非対応モニターでSonos ArcからDolby Atmosを再生する方法
ポートが少ないところがデメリット
Sonos Arcの唯一のデメリットは、ポートが少ないところでしょうか。
ポートは電源とHDMIの2つだけです。
光デジタルオーディオ出力があったり、Sonos FiveやSonos Era300のように3.5mmライン入力があれば最高だったのになーと思うばかりです。
つまり、eARC対応テレビを持っている人向けの製品なのです。
おわりに:デカさは正義(音質については)
やっぱりスピーカーって大きい方がいい音鳴らすよねっていう当たり前のことが分かりました。
また横長である方が左右からの聞き分けもやりやすくなるので、Sonos RayやPlaybaseに比べてよりステレオ感を感じることもできました。
ってことでSonos Arcはいいスピーカーですのでオススメです。まぁ一軒家の人に限りますけど。
一軒家以外の人は、Sonos Rayとサラウンドスピーカーとサブを揃えた方がコスパがいいと思います。サラウンドスピーカーはSonos Oneとかより、IKEAとのコラボスピーカーであるSymfoniskをオススメします。>Sonos OneじゃなくてSymfoniskをサラウンドスピーカーにすればよかったかもな話
ホームシアター構築についてはこちらの記事を参考にしてみてください>Sonosで5.1chワイヤレスホームシアターを完成させてしまった話
参考までに。それでは!
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